天佑堂鍼灸院日記

楽しい体のプロデュース
刺すハリ治療から刺さないハリ治療へ

肉食女子の肌はなぜきれいなのか? を読む

2013年11月25日 18時43分09秒 | 書評
今、読んでいる「肉食女子の肌はなぜきれいなのか?」は、
軽薄な題名ながら分子整合栄養学の入門書としてわかりやさくお薦めの一冊です。一部同意できないところもありますが、肉を食べたほうが良いというのは、私の経験からも納得出来ます。

怠けものには朗報?

2012年07月13日 12時19分34秒 | 書評
「働かないアリに意義がある」長谷川英浩著 メディアファクトリー新書
という本を読んでいます。
普段アリの7割は遊んでいて、全体の1割のアリは一生働かないそうです。
そして、そういう働かないアリがいるほうがアリのコロニー全体としては、長く存続するそうです。皆が働きづめより、働かないアリがいるほうが不足の事態になったときに
それをカバーするアリがいるので問題を乗り切ることができるということです。
根が怠けものの私には自己の存在価値を証明してもらったかのような本です。

ラフカディオ・ハーンを読む1

2007年08月31日 20時11分24秒 | 書評
ラフカディオ・ハーンの著作「新編 日本の面影」
(角川祖ソフィア文庫 池田雅之訳)を読む。
そこには今や消滅しかかっているあの古き良き日本が生き生きと描かれている。
神々が住みたもうと感じさせる山々や神社、繊細で善良にしてやさしく穏やかな日本人。昔ながらの年中行事や伝えられる神話。
それは私が子供のころはかろうじて残っていたあの日本である。私の子供のころに比しても日本の風景はずいぶんと荒れてきたと思う。ずいぶんと日本の文化というものが消えてしまったと感じる。ハーンの時代に比してはどうであろうかと思う。
もし日本人が代々繊細で美しい心や技を育んできたとしたらそれはかっての日本の風景や気候、豊かで美しい水、そういったものと無関係ではあるまい。
果たして3面コンクリートの川や切りくずされた山々に神々は住み賜うのであろうか?
コンクリートに固められたなかで豊かで繊細なる心は育まれるのであろうか?


ひさびさにスポーツ系の治療

2007年01月11日 22時09分03秒 | 書評
今日はひさびさにスポーツ系の患者をみる。
高校生でバトミントン選手。
インターハイに出るくらいの実力。
左股関節の痛みを訴える。
腸骨筋が固い。
どうにも場所も微妙で私はこの辺の鍼をやりにくい。
遠隔のツボを使ってゆるまないかと試みてもなかなかうまくいかない。
結局ストレッチや指圧を直接腸骨筋にかけることで症状は改善したが鍼灸師としては
はなはだ無様な治療である。
もっとエレガントになおせるようにすることが研究課題である。

ターシャテュ-ダ2

2006年04月23日 11時29分43秒 | 書評
子供達は「これまで大変だったでしょう」というけど
そんなことは全然ないは。
私は人生をバケーションのように過ごしてきました。
毎日、一刻一刻を楽しんでね。

「ターシャテュ-ダの言葉 思い通りに歩めばいいのよ」
メディアファクトリー刊
より

こういう人にとっては大変な仕事も遊びとかわらないのでしょうね。
困難も楽しいゲームなのでしょう。
働くこと、お茶をのむこと、木をみること、花をみること、風を感じること、歩くこと
すべてが喜びなのでしょうね。

ターシャ・テューダー

2006年04月08日 10時06分49秒 | 書評
昨年ドキュメント番組でアメリカの絵本作家ターシャ・テューダーの生活を取り上げていて、えらく感動したのですが、昨日本屋で偶然彼女の本みつけ思わず買ってしまいました。
このひとは人生の達人だと思います。バーモントの山奥でガーデニングをしたりヤギを飼ってその乳でバターやチーズをつくったり、ローソクをてづくりしたり非常にナチュラルな生活をしながら絵本を描いている。世の中にはこんな人もいるんだ!と驚きました。
その淡々と働く姿に存在としての美しさを感じます。
これからしばらく彼女の言葉をここで紹介したいと思います。

生きているだけでも、ありがたいと思いませんか。
公害や恐ろしい事件がいくらあっても、この世界はやはりすばらしい。
見なれた空の星だって、
年に一度しか見られないと思えば感動するでしょう?
なんでもそう思ってみては、どうっかしら。
           
「ターシャ・テューダーの言葉 思う通りに歩めばいいのよ」メディアファクトリー刊

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