長野県渋温泉にある「千と千尋の神隠し」の舞台に似ている宿。
歴史の宿 「 金具屋 」
長野駅から、信濃電鉄で湯田中まで行きます。(1時間かかります)
駅に着くと、旗を持っている旅館の人たちが迎えてくれます。
旅館に着くと、すぐに温泉街を散策。外湯も入れたので
一風呂あびました。(足湯も何ヵ所かあります)
ここから、1時間位の所に、自然のお猿さんが温泉に入っているのが見られます。
見たかったけれど、時間がなく断念!!
渋温泉の歴史は古く、奈良時代には温泉が湧いてたそうです。
江戸時代には、群馬県の草津と善光寺をむすぶ草津街道の宿場町。
初代館主は、鍛冶職をしていたそうです。
ところが、1754年、裏山「神明山」の土砂崩れにより被害にあいました。
災害の復興中、敷地の中から温泉が湧いたことで、
鍛冶職から宿屋への商売替えをしました。
金具を扱う商売をしていたので、屋号は「金具屋」としなさいと
当時の松代藩主が命名されたそうです。
夕方5時半から、金具屋文化財巡り!!9代目が説明してくれました。
昭和11年に完成した木造四層楼。
130畳の本間を持つ「大広間」すごく広いですよ。
夕食はしきりをして、そこで食事をしました。
長野県の郷土料理。とても美味しかったですよ~
湯治宿から観光旅行へ対応するため、昭和初期に当館の六代目(九代目の曾祖父)が
宮大工とともに、全国観光地を行脚し、名建築を参考にし完成させたものです。
すごく、建築や飾りなどに凝っています。
一部屋一部屋、みんな玄関の作りが違います。
普通の家みたいに、ひさしがあって、格子戸で開けます。
本当に、昔の家の雰囲気なんですよ。
いろんな所に、気配りが・・・・六代目はお客さんの立場で設計されたんでしょうね。
最後はお風呂!!源泉かけ流しの湯です。
館内には、三つの大浴場と、五つの貸切風呂。火山性の高温泉です。
だから、水を足しながら、いい湯加減にします。
貸切風呂は、予約なしで利用出来るのがよかったです。(24時間入浴可能)
設備はあまりよくありませんが、昔ながらの「温泉宿」の体験ができます。
だから、八つのお風呂全部に入っちゃいました。
いい湯だなぁ~~~
ほのかに、硫黄のにおいが・・・・湯はやさしく、ちょっとぬるぬる。
やっぱり、温泉はいいですね!!
温泉で 日頃の痛み ときほぐす