昨日5月1日、国領神社の次に深大寺へ。緩やかな傾斜の坂道を上って深大寺の右側の門をくぐった時、いきなり「ゴ~~~ン…」。いきなり「ドキッ!」。すぐそばにある鐘楼(鐘つき堂)に、若い僧侶の方が静かに立っている。
Taken on May 1, 2015 @ 11:30
しばらくして二つき目が…、「ゴ~~~ン…」。何とも心地よい、エコーのきいた深い響きだ。おっ、右手で何かを触ったようだ。お数珠のようなもの…。二度鐘をつくごとに、左から右へ珠を一つ動かしているようだ。そして、絶妙な間のとり方で十数回鐘をつかれただろうか。「動」と「静」の対照的な動きに、参拝客も、その鐘つきをシーンと見守っていた。
今度、機会があったらどういう意味があるのか聞いてみたいと思う。ちなみに、この鐘つきは、春のお彼岸中日からは、朝5時・昼11時半・夕18時に行われる。(秋のお彼岸中日からは、朝6時・昼11時半・夕17時)
「文政12年(1829)に建てられた旧鐘楼は、今の大師堂裏の高台にありましたが、幕末の大火で消失し、その後、明治3年(1870)に、山門を入った右手に位置を移して再建されたのが今の鐘楼です。基壇の上に、内転びの四本柱を立て、入母屋茅葺きの屋根を載せていましたが、昭和29年(1954)の銅板葺きに改められました。
柱間には若葉の彫り物を施した虹梁を架し、木鼻として象・獅子を付け、虹梁の上には、蟇股をのせます。柱上には台輪を置いて、その木鼻を禅宗様にし、台輪上に組物をのせます。軒は二軒で、垂木は角。江戸以来の鐘楼の普通の造りです。
平成13年に新鋳された平成新鐘と呼ばれる梵鐘を釣り、基壇上には反響用の瓶を埋め、多孔の鉄板を蓋としてかぶせてあります。」
(深大寺|深大寺の歴史についてより)
1376年に建てられた旧梵鐘(高さ1m25cm 直径68cm 重さ300kg)は、現役の鐘としては都内で最も古いと言われていたが、老巧化のため2000年9月に引退し、現在は釈迦堂に安置されている。
さて、深大寺の境内で見つけた「♪この木なんの木?気になる木…。なんじゃ?」
Taken on May 1, 2015 @ 11:41
これは『なんじゃもんじゃの木』。昔、その土地に自生している珍しい樹木や、一度も見たことがない不思議なものを「これはなんというものじゃ?」と尋ねたことから、『なんじゃもんじゃの木』と呼ばれるようになったという。
真っ白な花が咲き乱れる様子が、木に雪が降り積もった様に見えることから「スノーフラワー」とも呼ばれる。花は、散り際の、プロペラがくるくると回転するように散っていく様も、また美しい…という。
昨日も夏日…。熱中症っぽい症状になったところ、深大寺の尼僧の方が保冷剤にタオル…、助けてくださった。この方です!↓
パラミタ 迷僧中 - Gooブログ
ありがとうございました。