伊勢ー白山 道

集団では無く、社会の中で心身の健康を正しく個人で目指します

自分自身を納得させること

2013-03-14 10:46:34 | 再検証シリーズ

現状への感謝が出来れば大丈夫です」(2011-08-09)

“要は、すべての時間は縦の流れでは無く、並行してすべてが同時に存在しているので、今という瞬間に感謝ができれば、それは過去も未来もすべてがハッピーエンドだという、終わりが良ければ過去も価値を持ち生かされると言うことです。
本当は時間には終わりが無いので、今の瞬間がすべての時間(過去も未来も)を「決めている」と言うことです

今の瞬間を生き切れば、その後は「お任せの心」で生きるのが大切なのです。”(8月8日記事よりhttp://blog.goo.ne.jp/isehakusandou/e/766d13becd4f4ccc6621573b98fd57b0
上記の数行には、ここ数千年間の人類の文明における、科学的・宗教的・神道の奥義のすべてが凝縮されています。

例えば、「おしん」という非常な苦難を乗り越えた少女が、後に経営者になったドラマがありましたね。
おしんが大人に成って家族を持ち、人並みの生活が出来るように成った時に自分の少女時代を振り返りますと、どう思ったでしょうか?
その幼少時の自分の苦労の「お陰で」、今の自分があると思えたことでしょう。その時の苦労を思えば、今の自分の苦労などは無いに等しく、今は有り難いことばかりだと感謝も出来るものです。
昔の辛い幼少時が、「今の」おしんには輝いて見えるでしょう。むしろ今の自分の生活を得るには、その幼少時の経験が「必要だった」と自分で思えるかも知れません。

ところが、もし晩年のおしんが、幼少時と変わらず悲惨な状態のままだとしますと、昔の幼少時の辛い記憶は、さらに悲惨な人生の汚点だと絶望させる記憶と成るでしょう。
いかがですか?「今の」おしんの状況により、自分の過去への評価が正反対に成るのです。
「同じ過去なのに」、今の自分次第でガラリと過去のイメージが変化をするのです。
だから、今の自分の心境次第で、輝く過去にも、暗い過去にも左右させることが出来るのです。

未来も同じです。今の連続が未来です。
今の現状に日々感謝が出来ていれば、未来も感謝が出来る生活をしていることでしょう。
今も不安で悩んで居れば、おそらく未来の自分も不安な環境の中に居ることでしょう。
要は、未来も過去も「変える」のは、今の瞬間瞬間なのです。
自分の過去と未来を「決めている」のは、「今の」自分自身なのです。

上記の例では、晩年のおしんの社会的成功があったから、過去も輝くような表現をしましたが、本当は違います。
社会的成功もこの世だけで消えてしまうモノに過ぎません。
どんなに有名でリッチな社長がいても、作業着を着せて今の被災地の荒野にたった「一人で」立たせれば、しょぼくれたオッサンにしか見えないことでしょう。でも、オッサンの一声で、社員をクビにして路頭に迷わすことが出来てしまうのです。
人間とは、見せ掛けの中で生きて、虚飾の幻想を恐れて生きています。

この世での真の成功者とは、今の現状の中で「生かされていること」への基本の感謝が出来る人間です。
その人の過去も未来も、現状への感謝のお陰で光り輝きます。
生かされている原点への感謝磁気は、この世で最も効率良く、過去と今とこれからの未来へと干渉します。
現代社会での念仏とは、仏の名前を呼ぶことでは無く、現状への感謝をしながら良心に沿って行動をすることです。

(感想)
今の自分の心境が、過去も未来も「決めている」。
では、今の自分は不安だらけだから、自分の過去も未来もダメなままなのか?
たしかに、今の自分が不安ならば、暗い未来しか思い浮かば無いでしょう。
自分の過去も、すべてを否定したい気持ちに成るのも分かります。

では、今の自分は、どうなれば安心が出来るのでしょうか?
仕事、健康、お金、結婚・・・・・これが、あれが叶えば安心が出来ると思うことでしょう。
しかし現実には、このような種類のことが叶ったところで、そこには安心は無いのです。また必ず違う願望が更に生じて、安心していません。
自我(じが:自分を優先すること)の思いには、切りが無いのです。本当にエンドレスで、新たな悩みを呼びます。

答えは、今がどんなに苦しい現状であり不安でありましても、「それでも生かされていること」に感謝をすることが大切なのです。
まだ来ない未来に生きようとはせずに、今の現状に感謝をすることが、今をよりよく生きることに繋がります。

人間が不安に成る大きな要因には、
「自分がするべきことをしていない」
「自分が出来る努力をしていない。最善を尽くしていない」
ということが大きいのです。

この状態が、自分自身を不安にさせて、自分の今と明日を潰しています。
自分の良心(本当の自分・内在神)が、今の自分自身に納得していないために不安に成るのです。
この場合、結果(環境や現状)はあまり関係無いのです。

だから人間は、どんな環境に生きていましても、自分の良心が納得していれば、そこが天国にも成り得るのです。
その証拠に、自分の良心に反することで今の環境を良くしても、その人間の不安感は必ずますます大きく成ります。
人間が一番に畏れるべきモノは外には無くて、自分の心中に存在するのです。

自分が不安に成る問題が有れば、それに対して淡々と準備と努力をして行きましょう。
これが一番に自分自身を安心させます
そして、これらすべてが生かされた上での物事に過ぎないことを、日々思い「直して」生きることが大切だと感じます。

生かして頂いて ありがとう御座位ます

注意報のまとめ(http://goo.gl/VCAjR 防災用品http://goo.gl/OM4O2

下の三ヶ所のクリックも、もしよろしければ毎日宜しくお願い致します。
応援して下さる方は、パソコンも携帯電話(fc2のみ出来ない機種もあり)
の人も、この3箇所を1日に1回ずつ良ければクリックして下さい。
人気ブログランキング
精神世界ランキング
FC2ランキング
クリックして現れるランク一覧の中から再度、伊勢白山道を押してね。

[携帯用画面]  http://goo.gl/v74Vl 

サプリ関係
 http://goo.gl/SV2wA

生活用品   http://goo.gl/ngchq
蒸留水関係 http://goo.gl/CGVGs
祭事関係   http://goo.gl/vk6JB
防災関連用品  http://goo.gl/OM4O2
伊勢白山道の本 http://goo.gl/8kN6m

[パソコン用商品一覧] http://goo.gl/lC73w


[注意書き]
初めての方は、まずCATEGORYの「初めての方へ」、先祖供養については
BOOKMARKの「短冊と線香による先祖供養ダイジェスト」をお読み下さい。

携帯からアクセスの場合はアーカイブの中にCATEGORYがあります。
私の返答が無いコメントは、霊的な問題では無いと言う事です。
個人的な相談はメールでは無く、最新記事のコメント欄でお願いします。
聞きたい時はタイトル名に必ず、質問、と記入してください。
病気や体調については、医師の診断を受けて優先してください。ここでの話は、
あくまでも参考意見です。先祖供養や健康食品の実践は、自己で判断して決めてください。
強要は決して、しておりません。ここでの話は、自己責任の上で判断をしてください。
過去コメントの削除はしませんので、コメントを書かれる時は慎重にしてください。
実名は絶対に全部を隠し、文字の数で表すか、書かない工夫で表現してください

最新作 「森羅万象 7」
半年掛けて醸造した心血の作品です。新たな開示があります。
http://goo.gl/8kN6m

検索に使用しましょう。 「伊勢白ペディア」
http://goo.gl/2DpmO

この下方に出る企業広告は、gooブログにより自動的に表示されます。
伊勢白山道とは、一切関係がありません。

コメント (370)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 大いなる実験場 2 | トップ | 親不孝に気付くこと »

370 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
記事ありがとうございます (新世界のビジネスマン)
2013-03-14 10:58:38
今、生かされている事を感謝いたします。
生死の視点に戻ってみたらわかるはずな
のに忘れてしまいますね。
ありがとうございます。
Unknown (Unknown)
2013-03-14 11:00:29
昨日ある人6時間話しました。
もう次の道が見えた気がしました。
リーマンさん (よいちこ)
2013-03-14 11:02:28
リーマンさん ありがとうございます
質問 (Unknown)
2013-03-14 11:04:15
昨日から、元カレと繋がっている感覚がするのですが、私が仕事を始めたら、元カレと、復縁できる可能性はありますか?昨日は応募書類をがんばって書き上げました。
彼に私の思いが伝わり始めているような気がするんですが思い違いでしょうか?
Unknown (音)
2013-03-14 11:05:50
今日の記事を見る前、この大変な時期にこんな頼りない私で役に立てるのか、いや、この状況に感謝できるひとであれば大丈夫と思っていたところでした。りーマンさんの記事を見て、驚きうれしく思いました。
Unknown (ゆい)
2013-03-14 11:08:49
いつも素晴らしい記事をありがとうございます。こどもの事で不安になっていました。穏やかな心の母親になりたいと思います。いつも「それでも生かされてること」に感謝をし、今できることに最善を尽くしたいと思います。ありがとうございます。
がんばるしかない! (watashi)
2013-03-14 11:13:12
リーマンさんこんにちは。今日も記事はひときわ涙なくして読めませんでした。とてもとても勇気の鐘が胸に鳴り響きました。ありがとうございます。心から納得しました。

一昨日緊急入院し、今は退院して自宅です。先週の手術で疾患ではなくけがを負い大変な目にあいましたが一昨日また抜糸でミスがあり大量失血し救急車で運ばれ入院しました。疾患が理由でなく術中のけがでです!これはまったく想像していませんでした。

病理検査の結果、やはりガンのようでこれから大きな病院にうつり検査や治療方針を決めていきます。でも、ほとんど不安はそこにはありません。検査に行く前に時間をかけてたくさんのことを調べました。理解していくと不安は消え、むしろ前向きに受けきり治療する意欲がわきました。
だから一昨日からの不安はずばり、お金のことでした。そしてお金のもととなる仕事を失うこと。こんなふうに急な穴をあけたら信頼を失ってしまうので、治療するにも仕事、お金が大切です。そこだけ落ち込んでいましたが今、記事を読んで吹っ切れました。

とにかく今精一杯の気持ちを込めて生きます。生活して仕事すること、これを精一杯やります。最近つきあい始めた人に、あまりにもヘビーなこの話を打ち明けるにはまだ少し時間がいりますが、それも不安はあまりありません。それでだめになるならそれも縁だし、私は少しわくわくしてもいます。この試練を前向きにどこまでがんばって努力できるのだろうと思います。

悔やむ過去、多いですが今の生きる自分でそれすら癒してやります。無駄に失敗したのではないのです。必死で生きていてしてしまった失敗たちならそれを愛してやります。それが私だったのだから。

たくさんの皆様のそれぞれの生きる物語とともに、私もここに告白しがんばって生きていくことにします。
ありがとうございます。

Unknown (kirishima)
2013-03-14 11:15:23
おはようございます!ブログ更新ありがとう御座います。今迄の私は親を恨み、無くした兄弟を悲しみ、いつ○んでも良い、とひねくれていました。
仲の悪い母と私に、同居の主人はイライラし、腹を立てて出掛ける事もありました。
子供はその様子に心を痛めて来たと思います。どうして私が子供の頃から苦しんで来たのを判ってくれないの!と思ってました。
判ってくれない周りが悪い!、と…
でも、イセハクさんと出会い、日々出来る事をしていくうちに、そんな事どうでもよくなりました。いろんな事抜きに、今、の母に、優しく?今迄よりは 笑 出来る様になりました。これでいいのだ!と感じました。
凄く心が楽になってます。今迄と違う意味で、後はお任せで、いつ○んでも良いと思ってます。でも、もうちょっと子供とは一緒に居たいです。お許し頂ける限り、上書きしたいです。
私はどこかで、これだけツライ思いをしたから、何か特別なお役目がある、特別な人であるに違いない、と思いたかったのです。
そして外へ向かい、スピにも走り、右往左往し、自分の中の大切なものをないがしろにしてきました。
それで色んな神社で世界平和を願うなんぞ
何とおこがましかった事か…
イセハクさんの、どうして自分を大事にしないのか、というお言葉を読むたびに、自分の右胸が痛みます。そうだな、と。
生かして頂いてありがとう御座います。
良心が見つからない? (Unknown)
2013-03-14 11:18:26
 学問だけでは生きていけないだなーーと改めて思う、、。良心を置き去りにすると自分を見失うような、、。
何処かに良心がある筈なのに見つからない!、人に聞いても外、外ばかりで、、聞くと答えが出てくるわけでもない、、でも答えがまだ見つからない??「答えは何処ー」、、、みたいな事言ってる自分でした。
Unknown (Unknown)
2013-03-14 11:19:21
また幽界を再現させてしまったようです・・。くやしいです。ちょっと力が入り過ぎていたかな。自己主張のバランスはむずかしいです。静観力も足らなかったです。弱かったです。どうしたらいいんだろう。それでも、自分の過去を思うと、今よりもっと感謝貯金の極貧の中で、良くがんばっていたな・・・と思います。ここまで歩いて来れたことが、すでに奇跡でした。伊勢白山道を間違ったりつまづきながらちょっとずつでも実践して来なければ、私の歩みは、今の何何倍も、恐ろしく遅いものに成っていたと思います。昇華の機会を頂いて有り難うございます。

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

再検証シリーズ」カテゴリの最新記事