伊勢ー白山 道

集団では無く、社会の中で心身の健康を正しく個人で目指します

伊勢日記 10 白山へ

2009-04-20 09:10:35 | Weblog
伊勢から無事に帰宅し、しばらく休日は外出せずにユックリ
しようと思っていました。 体は三日間の出張明けにも関らず
全く疲れがありませんでした。逆に小さいお宮まで入れます
と、50社近くを感謝一本道で、ひたすら参拝した事により
気力が充実していました。 最後の方は、ただ手を合わすだ
けで「気持ちが一杯」になり無意識な参拝が出来ていまし
た。
帰宅した翌日、伊勢で頂いた剣祓札(外宮・内宮・伊雑宮)を
自宅の神棚に納め、ほっと一息をついていたところに、家族
が急にどうしても白山へドライブに行きたいと言い出しまし
た。
千数百キロの運転をして来て間がないので、え~?と最初は
なりましたが強く何回も言いますので、やはり最後の締めが
必要だと感じ、翌日に白山を回る事にしました。

最初に
平泉寺白山神社(へいせんじはくさんじんじゃ)へと行き
ました。ここは久しぶりの参拝でした。長い冬場を耐えた緑色
の苔が美しかったです。この日は地元住民が総出で、神域
の大掃除をされていました。霊的には清く、何も奇異のない
素直な参拝ができました。
次に向かったのが
白山中居神社(はくさんちゅうきょじんじゃ)
でした。途中の川沿いを走る県道は道幅が狭く、左側の崖か
らの落石が道路に存在し慎重に進みました。
住所で設定したカーナビが示す位置には神社が存在せず、
道路を勘で進みながら神社に行き着きました。

鳥居前の駐車場に車を止め、参道を挟む巨木を見上げまし
た。 木の上方に、神社を守る眷族の天狗様が2体見張って
いました。神社参拝で天狗が見張る場所に来るのは久しぶり
でした。奈良の玉置神社もそうでしたが、天狗は自然霊なの
で、交通が開けて来ると消えて行くものです。
天狗が見張る神社は、神社への不敬があると危険です。
これは気持ちを引き締めて入らないと怪我をすると思い、
家族にも足元に注意してゆっくり歩くように言いました。
参道の真ん中に巨石がドンと置いてありました。
見た瞬間に浮かんだイメージは、太古の昔、不敬者が参道に
侵入した時に、白山から大天狗が巨石を投げて人間が下敷き
にされた昔話のような光景でした。 石の下に人骨があると思
い、家族としげしげとしゃがんで見ていました、笑。

参道は急角度で降りており、しかも湧き水で石段がヌメッて
いました。もしこけて頭を打てば大怪我をするので、足が弱い
方は参道を避けて車で鳥居正面の左側から回り込めば良い
です。
参拝を拒むような参道を進み、本殿に到着しました。
宮司さんが御祓いの準備をされていました。
宮司さんのお孫さんが袴をつかんだまま付いて回っていまし
た。 宮司の顔は「出来て」いました。 言葉では表現が難しい
のですが、神霊に仕える人間が持つ独特な気配が有るもの
なのです。
高角度の石段を登り本殿に立ちました。     (続く)

生かして頂いて ありがとう御座位ます

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コメント (383)
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