川魚と亀飼育

主に愛知県産淡水魚の採集と飼育、亀の飼育雑記

悲しい現実

2009-06-28 18:05:47 | 爬虫類・両生類
北米原産のブランディングガメの甲羅のお話しでございます・

黒地に白い水玉模様が日本在来種にはない模様であります。
ヨーロッパに広く分布するヨーロッパヌマガメに良く似た模様でもあります。
ヨーロッパの人々が新大陸でブランディングガメを発見したときに
ヨーロッパヌマガメに似ていたので「ヨーロッパヌマガメに似た亀」という
意味の学名を付けたとか付けないとか…。
何かの図鑑で呼んだ覚えがありますが、このことを記述した本を発見できず、
私の勘違いかもしれませんのでご了承の程を…。



ブランディングガメの♂。



ブランディングガメの♀。

両者ほぼ同じぐらいの大きさです。

通常、亀の雌雄は尻尾の太さで判断します。
当然ブランディングガメでも雌雄で尻尾の太さが違います。

写真ですとわかりにくいのですが、明らかに甲羅の形が違います。
雄の方が長細く盛り上がり、雌の方が丸く平べったいのです。

これが個体差なのか、成長時に起きた異常による違いなのかはわかりません。
本当はもっと個体数を見て判断すべきところですが、我が家にはそんな余裕がありませんし、もともと輸入量の少ない亀でありますので叶わぬ夢でございます。

こうなったらこの2対で殖やすしかないか…。
しかし現在この亀を殖やせるほどの場所がありません。

これが悲しい現実であります。