どじょうです。ただのどじょうです。
愛知県東部産のどじょうです。
私は高校生のころから熱帯魚を飼っていました。
始めの頃はネオンテトラなどの魚を飼っていましたが、大学に入り自分でお金を稼ぐようになると必然的に怪魚といわれる魚たちに夢中になりました。
特にポリプテルスという古代魚の仲間は、その当時入手できるものは全て飼っていました。
友人がその魚を見ると「巨大などじょうだな」と感想を漏らしていました。
ただその巨大などじょう達は、ただのどじょうが大好物でした。
当時は1000円程度でものすごい数のどじょうを買っては巨大などじょう達に
与えておりました。
年を経て、亀飼育にはまり、日淡にはまりました。
特に魚採集を始めてから気づいたのですが、天然のどじょうの少なさです。
私の住む愛知県東部はまだまだ田園地帯が広がるところですが、用水路が整備され
河川も整備されています。
素掘りの水路は冬になると水が枯れてしまいます。
そのような環境でも他のどじょう達にくらべれば、ただのどじょう達は探せば見つかります。
ただあと10年、20年したらどうなるのでしょうか。
わたしには、難しいことはわかりませんが少しでも生き物達のことを考えた環境整備を心がけてもらいたいと思うようになってきました。