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Insanity&Genius SATOSHIのBlog続編
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昨日、真空管アンプについて
書いたがそもそも良い音とは
何か?

良い音とは、美味いラーメンと
同じくらい個人的好みによる
ところが大きいように思う。


成毛滋が真空管アンプを
紹介したした時にまず
思ったのはレコードで聴いた
音に似ているということだ。

トランジスタアンプの音と
真空管アンプの音は
カップラーメンなどで多く
使われる乾麺と、
多くのラーメン店で使われる
生麺の関係のようなものだと思う。

どっちが美味いとか
不味いとかではなく、根本的に
別の食べ物だと思う。

同じようにトランジスタアンプと
真空管アンプでは根本的に
違う音に感じる。

では違うとは、何と違うのか?

その基準は何なのか?

結局は子供の頃から聴いてきた
レコードの音に似ているかどうか
ではないだろうか?

僕の場合ならもう言うまでもなく
Ritchie Blackmoreの音
それも、白のストラトに
Schecter F500を搭載していた時期の
音だ。

武道館のliveのオクターバー
かけっぱなしサウンドは好きでは
ありませんが…。

Ritchieはよくボリュームを絞った
クリーントーンを使うのだが
あのクリーンのニュアンスがどうしても
プリアンプ、パワーアンプ共に
真空管のオールチューブのアンプ
でないと出ない。

ディストーションサウンドについては
アンプだけでなく他にもいろんな
要素が必要なのだが、真空管アンプが
重要な音の要なのは間違いない。

昨日、自分のプリアンプをつなぐアンプ
がJCしかないと困るということを
書いたが、書き忘れたのは
同じパワーアンプが
トランジスタのものでも
Marshallでパワーアンプに入力
できるものなら、結構、
良い感じの音がだせる。

安くても小さくても
やはりMarshallはMarshall
ということなのだろうか?

あと思い出したのは、成毛滋は
オールチューブのアンプを勧めない
理由は音を小さくしようとすると
パワーアンプがトランジスタの場合は
音色は変わらずに音量を下げられるが
パワーアンプが真空管の場合、音を
小さくしようとすると途端に
音がセコくなってしまうので
大音量でしか使えないと
言っていたんだった。

確かにそうだ。
オールチューブのアンプは全体的に
音がデカいので、狭いところでは
かなり使いにくい。
実際、バンドで狭いスタジオなんかに
入るとギターアンプの音が大きすぎる
とヴォーカルが聴こえなくなるので
僕はいつもスタジオではキャビを
後ろ向きにして音量を下げるように
している。

2日、3日、4日は実家に帰省する為
お休みです。
皆様、良い休日を!








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成毛滋はラジオでプリアンプ真空管式の
ギターアンプを勧めたがパワーアンプに
関しては真空管ではなくトランジスタの
方が良いようなことを言っていたように
思う。

思うというのは、覚えていないのだ。
成毛滋おススメのギターアンプの代表が
H&M30とグヤトーンGA300FCだが
どちらもプリアンプ真空管、パワーアンプ
トランジスタの30ワットアンプだ。

そのあとGA300FCのシリーズ品のような
感じでオールチューブのアンプが発売に
なったが、何か理由を言っておススメしない
ようなことを言っていたように思う。

しかし実際に使ってみると、いくらプリアンプが
真空管でもパワーアンプがトランジスタと
真空管では明らかに音が違う。

プリアンプのみが真空管のH&M30でも
オールトランジスタのアンプに
ディストーションをかけたサウンド
に比べれば劇的に憧れのMarshallサウンド
にそっくりに聴こえたが実際に自分で
買って弾いてみるとずいぶん印象は違った。

噂では、ラジオで音を出したのは実は
Marshallだったという噂もあるが、
真相はこの際どうでもいい。

ハッキリしているのは、
自分が良い音だと思うギターサウンド
がオールチューブでないと出せない
ということだ。

プリアンプもMarshallにもいろいろな
機種があるので真空管ならなんでも
良いわけではない。

そこで自分の出したい音をいつでも
安定して出せるようにするには、
Marshallのプリアンプは使わず
真空管内臓のプリアンプを持参し
Marshallのパワーアンプに繋ぐ。
こうすることで、Marshallさえあれば
いつでも安定した自分の音が出せる。

真空管内臓プリアンプも色々あるが、
サウンド、使い勝手、コンパクト、
軽量という意味ではこのAmt ss11が
今まで使った中で一番だと思う。

完全独立2チャンネルで真空管を2本
搭載し1本をクリーントーン
もう1本をディストーションサウンドに
使っているので、真空管による歪は
もちろんのこと、真空管の
クリーントーンはどうやっても
トランジスタアンプでは出せない
音がでる。

もう10年以上使っているが、
故障した時を考えて2台ある。


これがあればあとはオールチューブのアンプが
あればいいのだが、実はこのパワーアンプ真空管
のアンプがなかなか無い店が多い。

というのもパワーアンプの真空管は、
プリアンプの真空管に比べて劣化が
早く、交換にお金もかかるので維持が
大変なのだろう。

でMarshallがない店で大抵あるのが
ローランドのJC。

このオールトランジスタのアンプの
音は僕には耐え難い。

でもJCは製造時期によってパワーアンプイン
あるいはセンド・リターンの端子がついて
いるものもありそちらに繋ぐと一応、
成毛滋おススメの、プリアンプ真空管、
パワーアンプトランジスタの組み合わせ
になるので、何とか妥協できることも
あるのだが、これまた回路もJCは
時期によって違う為、うまくいくも
いかないもやってみるしかない。

他の人の演奏を聴いているとJCで
良い音を出している人は沢山いるの
だが、不思議と自分の音は、
オールチューブのアンプの音でないと
納得がいかないのだ。




AMT ss11をMarshallのリターンの端子に接続した
オールチューブのサウンド












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ご無沙汰してしまいました。

前回現在の愛器ストラトキャスターを
購入したところまで書きましたが、
その後あちこち改造して現在に至る
ので、その改造点について書いて
みましょう。

先ずはピックアップです。


フロントはこのギター購入前から準備してあった
Duncan SSL-4でセンターはデフォルトのFender japanの
ピックアップ。リアはDuncan SSL-7。

フロントのSSL-4は30年近く昔に買ったもので
当時はSeymourDuncanのロゴが入っていませんでした。

Ritchieのギターに搭載されたSchecterF500とは、
実物を並べると違いがわかるのですが、写真だけだと
なかなか違いがわかりません。

  Schecter F500

このフロントのSSL-4はとても良い音でずっと
使っています。

センターはRitchieのマネでギリギリまで下げ
全く使いません。

センターを使わないのでピックアップセレクター
はオリジナルの5点スイッチから3点スイッチに
交換してあります。


リアはこのフロントのSSL-4に負けない
パワーとサウンドのピックアップは
なかなか見つからず最終的に行き着いたのが
同じDuncanのSSL-7に落ち着きました。

STMのシリーズがベースなので22フレット
まであります。

1ボリューム2トーンですが、演奏中に動いたり
音抜けもイマイチなこともあってトーンの
回路はカットしてあるので、働くのはボリューム
のみです。

もともとSTMシリーズはスリムネックでとても
薄いので強度も考えてスキャロップには
してありません。

その代わりにフレットをYngwieの使用で知られる
ジャンボフレット、JimDunlop#6100に交換しています。


その際、ナットもYngwieと同じブラスに交換
したらこれは大失敗で音が細くキンキンした
耳障りな音になってしまったため牛骨に
交換して落ち着きました。


そして最後が音には最も無関係でありながら
最大のこだわりストラップですが、
ストラップピンは現在のRitchieの
ギター77年製ストラトキャスターに
ついているJimDunlop SLS1401で
ボディーに埋め込みのタイプです。



そしてストラップはReunionBluesといきたい
ところですが、残念ながら既に製造中止で
入手困難の為 レプリカを入手。

なかなかな再現度の品だったのですが、
制作した方が、RitchieがReunionBluesを
使い始めの頃の資料で作ったと思われる形
だった為現在のRitchieの長さに切って
もらいました。

元になったと思われるReunionBluesの写真

最初の頃

切ってもらったあと

改造点は以上です。
あと改造点ではないですが、普通のギター
と違う点を書きます。
これは当時のFenderSTMシリーズ共通の
仕様です。

ネックジョイントはネジ4本でヒールカット
されていてハイポジションでも弾きやすく
なっています。


EndRoxという弦を裏で止めてチューニングの
狂いを防ぐシステム。
頑張って使ったけど結局チューニングは
狂うので最近はアームバーを取り外して
います。
ボディー材は当時カタログモデルには
なかったアルダー材
スケールは314mmの
ミディアムスケール、ナローネック
スリムネックです。

ここに行きつくまでいろいろな問題点
があってここまで来たので、またいつ
気が変わるかわかりませんが、
今のところは、満足しています。

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前回の続きです。

CoverdalePageのコンサートの前に
ふらりと立ち寄った渋谷の
河合サウンドシティーのSTMの
コーナーの壁に掛けられていたのは

ラージヘッド、ホワイトボディ、
ローズ指板、ブラックパーツ

まさしくリッチーブラックモアモデル
のSTM。

河合サウンドシティーの
オリジナルモデルだった。

すぐに近くのスタッフに試奏を
お願いした。

弾いてみた。

弾きやすさはもちろん
文句なし。

STMシリーズのネックだ。

僕が使っていたST314-55
よりもさらに薄く弾きやすく
なっていた。


では音は?

イマイチ、ピンとこなかった。

僕 「このギターのボディ材は
   何ですか?」

スタッフ「アルダーだと思いますよ」

僕「そうですか、このギター買いたいん
  で詳しく聞きたいんですが」

そのスタッフがこのギターの企画
をした別のスタッフを呼んでくれた。

それが今でも僕の全てのギターのリペア
や改造をお願いしているTさんとの
出会いだった。

僕「このギター、ルックスは最高なんです
  けど、音がイマイチ、ピンと
  こないんですがアルダーなんですよね?」

Tさん「いや、これはアルダーじゃなくて
    センだよ」


   ?????!!!!!!!

 アルダーではない!!!!!!

イマイチの理由はなんとなくそんな
気がしたわけではなかったのだ。

 そのあとTさんからこのラージヘッド
STMの制作の経緯やもう既に製造していない
10.5mm間隔の6本ネジのシンクロナイズド
トレモロユニットのフェンダーの工場に
残っていたもの全部買い占めて
搭載した話など興味深い話を
聞かせてもらいました。

そしてこのギターの第2弾を
作る予定だからどんなギター
がほしいか教えてくれるかと聞かれた
ので、僕の欲しいギターを細かく説明
したら約8か月後、その通りの
ギターを作ってくれました。

それが今も愛用のストラトキャスター
になったのです。






6本ネジのアームユニットは第1弾の時に
全て使用されてしまった為、
当時の標準のSTM、STSに使われていた
2点指示のタイプ。

特別な材を使うことによって
サスティーンが伸びなかった
STSの問題を解消して、2点支持
にすることによってより
チューニングの狂いが少なくなった
という説明を成毛滋のラジオで聴いた
のでこのユニットでよかった。

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僕がずっと使っているギターは
よく見ないとただリッチーのギター
と同じカラーの普通のストラトに
見えると思います。

実はベースとなるギター自体も
おそらく3~4本しか作られなかった
今はなくなってしまった
河合サウンドシティーの
オリジナルモデルです。

当時はカタログに載らない
各楽器店とメーカーで
制作されたオリジナルモデル
がよくありました。



僕はこのギターで動画も写真も
あげまくっているのですが、僕が
無名の為、他のオーナーから
同じギターを所有しているなど
の話は1度も聞いたことがありません。


ネットで調べたら1本、このギターを
作ってくれた方のところに修理の依頼
で来たのが1本と合計3本の存在が、
確認されただけです。

僕は成毛滋のラジオを聴いて
ギターの練習をしたので、
その当時も現在のギターの
前モデルにあたる Fender Japan
ST314-55を使っていました。

成毛さんはギターで1番大事なのは
弾きやすいことという考えで
通常のストラトキャスターより
短いミディアムスケールで、
ナローネックのギターである
ST314-55を発売からラジオで
おすすめしていました。

このギターは確かに弾きやすかったの
ですが当時の安いギターでよく使われて
いたBasswoodのボディーで良いとか
悪いとかよりも音のテイストが、
違うんです。

Basswoodは当時のギターによく
使われていただけあって
アマチュアバンドのライヴの
ギターの音を聴くと大体似たような
音を出していたのですが、
レコードで聴く音とは明らかに
違う安っぽさを感じました。

成毛信者だった僕でもST314-55の
音にはどうしてもこれはプロの
音ではないと不満を持っていました。

それともう1つRitchie信者でもある
僕はスモールヘッドだった
ST314-55のデザインもイマイチ
不満でした。

ボディは白で、ピックアップカバー、
とボリュームノブなどのパーツは黒
に交換してローズ指板までは真似したのに
ヘッドだけはどうにもなりませんでした。

その後ST314-55は後継機のSTM-55に
変わりましたが、ボディー材がBasswood
からポプラに変更になっておりこれも
やはりレコードの音とは程遠いもので
ヘッドの形状も相変わらずスモールヘッド
Fenderのロゴの文字がST314-55よりも大きく
なったぐらいであまり満足できませんでした。

カタログに載っている通常モデルには、
僕が欲しくなるようなギターは
ありませんでした。

それが忘れもしない1993年12月15日
Coverdale・Pageのコンサートに行くため
武道館に向かう途中に寄った
渋谷の河合サウンドシティー。


この店は成毛さんがラジオで
この店は信用できるとして
紹介していたので名前は知っていました。

中に入るとさすが成毛滋がおすすめする
だけあってFenderSTMのコーナーがあり
そこに衝撃的なものを見たのです。
というところで、今回はここまで。

続きはその2で。


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