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Insanity&Genius SATOSHIのBlog続編
My Favorite...



ギターの音については、既に10年以上
になるこのBlogの初期の頃から何度も
不満を書いてきました。
ようやく自分の納得できる音に
たどり着いたのが去年のことです。

ちょっとした自慢に
なってしまいますが
書いてみようと思います。

僕が目指していたのは、
ハムバッカーのレスポール
のような太くて厚みのある音と
シングルコイルのいわゆるストラト
サウンドの中間のような音。

80年から82年頃のRitchieのような
音です。

そのためにピックアップを
とっかえひっかえいろいろ試しました。

Ritchieが使った幻のPickUp
Schecter F500も使いましたが
どうしても、シングルコイルの
弱弱しさが抜けない。

かといってシングルコイルサイズの
ハムバッカーだとどうも繊細さに
欠ける何となく下品な音で、どうにも
上手くいきませんでした。

最終的にたどり着いたのが
Duncan SSL7でフロントにつけてある
SSL4とのバランスが一番良かった
からです。

で、ピックアップだけではどうにも
理想のサウンドにはたどり着けないと
感じ、次に変えたのが、Ritchieサウンドの
要のテープレコーダーで代用したBooster
です。

調べてみるとエコーマシーンを
Boosterとしても使った人は
他のギタリストに何人もいて、
そのBooster部分だけをシュミレート
したものがep Boosterであることを
知ったのです。

さらにこれをそのまま9V電池で
使うのではなくパワーサプライで
18Vの電圧で使用すると全然効果が
違ってまさしくRitchieサウンドのような
太く分厚い音になる。

これでかなり近づいた。

その次は偶然なんだけど
長年愛用のAMTss11

僕のサウンドの心臓部
だけにもしもこれが故障したときの為に
スペアを買った。

マイナーチェンジされていて
外観も違ったが、音もかなり違って
新しい方が音が好みだった。

1号機のほうは、なんか聞いたことのない
真空管がついていたので、
ムラードの12AX7の真空管に
交換した。
2号機の方は最初からメーカーは
わからないが12AX7の真空管がついていた。

このせいなのかわからないが、
1号機が硬くて耳に痛い音に対して、
2号機は真空管らしい柔らかく温かい
歪みですごく好みの音になった。

これをMarshallのパワーアンプに直結する
と理想のサウンドの出来上がり。



使うのはep BoosterとAMT SS11aの2台に
エコーのBossRV-6の合計3台のみ。



僕は必要のないものを持ち歩くのは
好きではないので、この3台のみで
理想のサウンドが出せる今のセット
に満足しています。

ここにたどりつくまでに
34年かかりました。




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僕は中学生の頃ある病気で、入院していました。
そこは、養護学校併設で入院しながら学校に
通えることもあって同じ病気の子供が沢山
入院していました。

病気のため基本的に、スポーツは出来ないので、
その病棟ではギターが大流行でした。
Morris派とヤマハ派に分かれましたが、
その当時、チャンピオンなど次々とヒット曲を
出していたアリスが使っていた
Morris派が多かったと思います。

大抵は、定価2万円のW-20か
2万5千円のW-25を使っていた。

中学3年で1番ギターが上手いと
言われていた竹本君や、
僕にギターを教えてくれた
西川先生もW-25を使っていた。

僕も中学生になった時W-25を買ってもらった。、
病棟のお誕生日会などで弾いた。

MorrisW-25



W-20とW-25の違いは、W-20は Martin D28のように
飾りが何も無いのに対して、W-25は、
細いけどボディ周りとサウンドホール周りに
アバロン貝風のキラキラが入っているところ。

材木の違いなどは、中学生の小僧には、
全く分からなかった。

その病院の別の病棟に、
ただ1人高校生の野呂君がいた。
僕は野呂君には、会ったことがない。
僕と同じ中学1年で、野呂君と同じ病棟にいた
川原君が、僕のギターを見て、
「野呂さんのギターは、もっと貝が沢山入っていて、
とても良い音がする」と教えてくれた。

以前入院していて野呂君を知っている山口君から、
野呂君は、六万円のモーリスを持っていると
聞いたことがあった。

さすが高校生、六万円と言えば、
僕のW-25の2倍以上だ。

でも野呂君は、ギターの扱いが乱暴だったらしく、
川原君によるとボディに穴が開いていたそうだ。
それでもいい音がすると。

ある時ギターを弾く野呂君の写真を
見せて貰ったことがある。

そこには、縦にTF Morrisのロゴ、
フレットにはヘキサゴンインレイの入った
ギターが写っていた。

これが噂に聞く六万円のモーリス。
Morris W-60か。

どんな音がするんだろう。
想像は膨らみまくった。

野呂君は絵も上手くてその病棟の食堂には、
野呂君の描いた絵が飾られていた。

Fender STRATCASTERの文字の書かれた
ギターのヘッド部分を描いた絵だった。

その頃はまだコピーモデルばかりで
Fenderのロゴの入った本物のストラトは、
何十万円もして、町の楽器屋に行っても
見ることすら出来なかった。

今でもFender ロゴのギターに思い入れがあるのは、
野呂君の影響だ。

1度も会ったことも話したこともない
野呂君は、僕のヒーローだった。

高校生になり、散々弾き倒して、
ボロボロになった W-25に代わって新しいギターを
買ってもらえることになった。

予算は W-60を遥かに超えて15万円
ぐらいまで出してくれるという。

志望校に落ちてしょげている僕を見るに見かねた親父
が買ってくれると言ったのだ。

Morris W-100にしようかと思ったが、
その頃からうぬぼれていた僕は

「プロになるんだから、これからはエレアコが
必要になる。」

と考え買って貰ったのが、今も愛用のTornade SZだ。

その考えはあながち間違いでもなく、ピックアップ
は交換したものの、今のメインギターとして大活躍だ。

MorrisTornadoSZ


ところが、この大切な愛機トルネードの
ボディが割れる事故が今年発生した。

このトルネードは、Ovationタイプの裏が合成樹脂
表は木材で出来ているため温度変化による膨張率の
違いからボディが割れるということは、よくある
ことらしい。

そうでなくても、ライブにもっていくと、
会場によっては、置き場所がなかったり
異常に狭かったり薄暗くてぶつけたり、
満員電車に持って乗らなければいけなかったり、
で35年間大切にしてきたギターがみるみる
うちに傷だらけになってきた。

それとやはりトルネードはエレアコでアコギではない。

会場によっては、アンプが使えない場合がある。

もう1本スペアが必要だ。

トルネードの修理の間、実家からもってきた
これまた35年ぶりに出すW25を使おうと
思ったが、2万5千円のギターは、現在の自分
には、人前に出せるクオリティーの音ではなかった。

スペアのギターは何を買おうか?

そうだ、野呂君が使っていたW-60がいい。

いまこそ37年前のあこがれのギターを
手に入れる時がきた。

ヤフオクや、中古楽器店を探しまくること
4ヶ月。

ついに憧れのMorrisW-60が我が家に到着!



MorrisW-60

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前回、リアピックアップをSchecterF500から
DuncanSSL-7に交換したところで、おわりましたが、
確かにハウリングの問題は解決したし
交換前よりパワーも上がったのですが、
Ritchieサウンドをよく聞けば聞くほど、
ピックアップの出力の差では
到底解決出来ないほど、音が力強いのです。

以前、フロント、リア共にSSL-4だったときのリアの音は、
それは、それは、弱々しく情けない音でした。
色んなピックアップを経てSSL-7は
どれよりも力強く良くなったのですが、
それでも、Ritchieサウンドには程遠いのです。

ところが、ある日世の中沢山いる
Ritchieフォロワーのなかでも
最も本質的にそっくりな、
音を出している動画を見つけたのです。

</object>


https://youtu.be/ctDJB0mId_c

この映像スゴイよね?
紫の虹というバンドだそうですが、
イアンペイス役の人もちゃんと
左利きでよくこんな人見つけてきた
もんだ。
Ritchie役の方も音も見た目も動きも
これ以上ないぐらいソックリ!!

 僕が初めてShecterF500を使った時よりも
根本的なところが、そっくりでまるで、
本人の機材を借りて弾いているようです。

この人の機材紹介のなかに
その秘密のテープレコーダーが入っていました。

『これだ!』

そもそも今のRitchieのピックアップは
FenderのレースセンサーGoldでレースセンサーの中でも
最も出力が低いものであるにも関わらず、
あの太く強烈な歪みは、
あのエコーマシーン兼用ブースターの
AIWAテープレコーダーによる、
強烈なブースト効果だったのです。

そのAIWAテープレコーダーのブースト回路だけを
シュミレートしたブースターがBSMから発売されているが
定価約10万円也と恐ろしく高い。
しかも試奏している動画は、どれも今一つな音であんまり、
いい音ではない。
これでは、ちょっと手が出ない。

そこで、身近なストラト使いのことを
よく考えてみたら、みんなブースターを
使っているではないか。

早速、友人Dannieさんが使っているブースターを
教えてもらったのが、このepブースターだ。

価格は一万数千円で買えるし、物凄く小さい。

早速、購入。

使ってみると、これが、大正解。
リッチーの音ほど、エグい感じではないが、
太く輪郭がハッキリして長年問題だった弱々しさから、
ついに脱出した。

ああでもない、こうでもないと、
いろんなことを試すのも、音楽の楽しみの一つですが、
こうやって良い組合せが見つかったときは、
本当に最高だ。

しかも今使っている機材はギター本体以外は、
全て、現在、普通に発売されている、
それほど高価でもないものばかりで、
誰でもすぐマネできるものであるとこが、
なお、気に入っています。

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ご無沙汰しました。

今年に入ってから、毎月、風邪をひいたりで
なんにもしないうちに5月ももう後半です。
最近は7月のメイプルのための新曲も
なんとか作り終えたところです。

で、最近ギターの機材を一新しました。
きっかけは、以前、延々と書いたRainbowのBOXセットです。
Rainbowのライヴ音源を久々に沢山聴いて
自分のギターサウンドと比べてみて、
根本的に大きな違いに気づいてしまったのです。

SchecterF500を取り付けて一応落ち着いていたのですが、
実際使ってみると、確かにF500でないと出せない
微妙な音色は素晴らしいのですが、
本人Ritchieのサウンドと比べてみると、
僕の音は、明らかに細いのです。
これはフロントのSSL-4に切り替えると
急に音が太く大きくなるので、余計に目立ちます。
一般的にフロントとリアが同じピックアップだと、
フロントのほうが太く聞こえますが、
以前はフロントとリアに同じ
DuncanSSLー4を着けていたのですが、
やはり同じように、フロントからリアに切り替えると
音が弱々しくなってしまうので
いろいろなピックアップを試しましたが、
どれもフロントのSSLー4にパワー負けしていました。
で、最後の切り札F500をもってしても
この問題は解決できませんでした。

後に、解決法が見つかるのですが、
この時点では、やはりSSL4に負けない、
ハイパワーシングルコイルを探す必要性が出てきました。
それとF500にはもうひとつ弱点がありました。

それは、ハウリングと、物凄いノイズです。ノイズは、
いかにも昔っぽいノイズで、それなりに味がありますが、
問題はハウリングです。
左のYouTubeの下の動画を観ていただくとわかりますが
ブレイクごとにバウリングが起きています。

Ritchieのギターは、特にこのF500を使っていた時期は、
よくフィードバックしているのに、僕のギターは、
ほとんどフィードバックしないで即、ハウリングです。

この二点から、ピックアップの交換を考えたのですが、
そこで思いついたのが、DuncanSSLー7です。
このピックアップは、以前、島紀史氏が使っていて、
シングルコイルらしからぬ、太く、
パワフルな音を出していました。
カタログを見てもフロントのSSLー4より直流抵抗値が大きく、
何故以前にこれを試さなかったのか、不思議です。

それで、早速試してみました。

予想通りSSLー4よりパワーがあり、フロント、
リアのサウンドキャラクターの極端な違いも無く
なりましたが、同時にRitchieっぽさも無くなりました。
でも、ハウリングの問題は解決できました。
しかしシングルの弱々しさは、
完全には解決できませんでした。

何故、Ritchieのサウンドはあれほど、太くパワフルなのか?
その答えはピックアップだけではなかったのです。
次回へ続く。




ストラップもReunionBluesっぽいのを見つけました。

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僕は2年ほど前からプリアンプ
AMT ss-11を愛用しています。

 最初、買った時はイマイチだな
と思ったんだけど、真空管を12AX7に
交換したら自分の好みの音になり歪みも
HardRockをやるには、シングルコイルの
ピックアップでも充分歪むようになった。

 何よりも便利なのは、クリーンのチャンネル
と歪みのチャンネルが完全に独立していて、
それぞれ、ボリューム、バス、ミドル、トレブル
のトーンコントロール、ゲインの設定が出来る
ところと、真空管を2本使っていて、
ディストーションサウンドはもちろんのこと
クリーンも真空管でしか出せない独特の柔らかい
音が出る。

 小型プリアンプの中でもかなり小さい方で、
持ち運びにも便利で最近はライブもこれで
やるので昔のように大きなラックを持って行かず
に済むので重宝しています。

 で、なんでこんなことをわざわざ書くかと言うと
このAMT ssー11、楽器屋で売っているのを
一度も見たことがないし、僕以外に使っている
人にも会ったことがない。

 僕は当分の間これを、使うつもりなんだけど、
あまり売れないと今のが壊れた時に、次を買おう
と思ったら既に製造中止なんてことに、
なっていたら、とても困る!!!

 なんでここらでギタリストの皆さんに
是非この銘機 AMT ssー11を知ってもらいたく
しつこく書いてみました。

YouTubeにAMT ss-11の動画が
あるんだけどあれはパワーアンプに真空管
を使って音をだしていないのでイマイチ
の音なんだけど、MarshallのReturnにつないで
鳴らすともっと真空管らしい音がしますよ。
 

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