ソビエトカメラ日和

私のソビエトカメラライフや日頃思ったことについて・・・

Zorki-2c 落札。

2005-06-26 01:45:26 | ソビエトカメラ
最近、愛機Zorki-c のシャッターの調子が悪いです
予備にもう1機あるのですが、それでも心配なので
もう1台買うことにしました
それに自分への誕生日プレゼントとして

で、いつものようにeBay で探しました
たくさんあったのですが
たまには沈胴レンズでないものも欲しかったので
沈胴しないindustar-50 のついたZorki-2c にしました
(マウントは沈胴industar-22 と同じライカマウントなので、今使ってるindustar-22 を使うこともできるのです、でもレンズ交換でピントが合うかは心配です)

このカメラ、ロゴのおかしい不良品とのこと
Zorki-2C が本当なのですが、2の字がCの上に無理矢理書かれてるみたい
たぶんzorki-C と一度打ったものをzorki-2c に修正したのでしょう
(ソビエトの連中はこんなこと普通にやるらしいです)
前部右側にセルフタイマーのノブがあるのでzorki-2c だとはわかります
機能自体は全く問題なしなので入札しました

もう1つこのカメラにはおまけがあります
カメラの底蓋にメッセージが彫られているのです
ロシア語で、To Dear Husband for Burthday. 24th of April 1961 と
日本語では、 夫へ誕生日おめでとう 4月24日 1961 年 でしょうか
今から44年前に、愛する夫への誕生日プレゼントとして
ソビエトのある女性がこのカメラを贈ったんですね
そのことを考えるとロマンがありますね
いったいどんな夫婦で、どんな生活をしていたのでしょうか?
夫はこのカメラで幸せな家庭を撮ったのでしょうか?
いろいろと思いが馳せます。。。
そのカメラが巡り巡って私のところへ誕生日プレゼントとしてやって来るのです
このように前の所有者の思い出を背負っているのも
中古(ちゅうぶる と読む)カメラのいいところですね

問題なく落札できました
セラーは以前、二眼レフLubitel-2 を買ったときと同じウクライナの方です
送料込みでGBP 20.95 (英ポンド) でした。
届いたら大切に使ってあげようと思います
コメント (7)
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