はいくでハイク

個人的な俳句日記です。

奥の細道

2009-05-25 20:56:23 | Weblog


 名月や北国日和定めなき  松尾芭蕉

芭蕉が奥の細道の旅に出たのが元禄2年(1689)の
春、平泉、信濃、越後、から敦賀へ入ったのが旧暦
8月14日であった。

カメラ仲間と芭蕉の杖跡をたずねて敦賀の気比神宮
を参拝した。境内には芭蕉の銅像が建てられている
が、そのお顔はとても柔和であった。

出雲屋に泊った芭蕉は、あるじに「越路の習いなお
明夜の陰晴はかりがたし」云われその夜気比神宮で
待宵の名月を楽しんだといわれる。


09/05/25 Vol. 134