長岡育英センター・ブログ

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木登り

2007-03-28 23:55:01 | きょうの育英
育英センターから10分くらい歩いたところに、
公園があります。

その公園の小高い山には、みんなの先輩たちが、
やっぱりみんなと同じくらいの時に登った桜の木があります。


木を登る子ども達は変わっても、木はずっと変わらず
そこに凛として立っているんだなぁ。

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午前中は、朝からたっぷり1時間勉強をして、その後は
あさってに迫った育英センター「卒業式」の準備をしました。



プログラムを書く筆耕係は、字の上手な二人。

ここでは、子ども達が主役だから、プログラムを書くのも
子ども達の大事な仕事です。



あれ?「ゲーム大会」の文字が大きいですね。
二人の気持ちを表しているのかな。

他の人達は、“花ちり”で飾りの紅白の花を作ったり、
卒業生に送るメッセージの作文を書いたり、卒業式の
看板を作ったり。大忙しでした。

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お昼を食べて午後。
午前中の作業であまり遊べなかったから、外に散歩に
行くことにしました。



ジャンプで出発!! 

わいわい言いながら、10分ほど歩いていくと、
たどり着いた公園には、小高い山があり、そこには
コンクリートで出来たすべり台があるのでした。

「イェーイ!す、すべろうぜ!」と子ども達。

「ちょ、ちょっと待って。ズボンのまま行くと
 破けてしまうから。ちょっと待って。段ボールとか
 どこか落ちてないかな?」と、慌てる大人。


えぇ、慌てますとも。
育英センターでは春休みになると、毎度のように
石のすべり台で誰かしらズボン破いたり、太ももを
擦りむいたりしていますから。

でも、段ボールを忘れてしまったのです。
いや、段ボール敷いても破いちゃいますからね。
手も擦りむくし。

と、車で先遣隊として来てくれていた千春先生の車から
「こんなので良かったら」とスーパーに出そうとしていた
牛乳の紙パックやら、どこかのお店の紙手提げバッグなどが
出てきました。

それらを有り難く提供してもらい遊びスタート。



なんとこれが良く滑るのですよ。ヘンな話、段ボールよりも
滑るのです。いい具合に。そして破けないんです。



知ってましたか?牛乳パックは石のすべり台のお尻の下に
敷くのには適しているってこと。初めて学びました。

固さ、丈夫さがよほどしっかりしているんでしょうね。



ということで、ゲラゲラキャーキャー言いながらみんなで
滑ります。



ただ、牛乳パックは残念なことに大きさが決まっているので、
大人にはやや小さいです。



わたくし、川上には相当小さいですが。

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「おーい!撮ってー!!」



木の上から声がします。
小高い山の中腹から斜めに伸びる桜の木に登って
ポーズを決めています。



この木、斜面に生えているので登り口が登りやすく、
またすぐに二股に分かれるので、足もかけやすいので、
かなり手軽に登れます。



代わる代わる登っては「撮って!」

下を見るとちょっとした高さ。
斜面の上を見ると良いけど、下の方を見れば
そうですね、3m以上はあるんでしょうね。

「視点」は地面から4mくらいかもしれませんね。
うーん、かなり怖いかも。



いや、そういう高いところに自分の手と足だけを
頼りにしがみついてみるってのも、たまには経験が
必要かもしれませんね。



以外だと思ったのは、木登り初体験の子ども達が多いこと。
毎日学童に来ているんだから無理もないですね。
日々木登りをして過ごすこともほぼ無いわけです。

かつては行きつけの公園に一つくらいは自分が登りやすい
木ってのがあったのに、今の子ども達にはそれもなかなか
難しいのです。

いつだって機械が作り出した安定した人工空間にばかり
身を置いていると、自然の不親切さ、曖昧さ、不規則さには
付いていけなくなりますからね。自然のものに触れるってのは
大事ですね。

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そうそう、桜のつぼみはこのくらい。



まるまると太ってきて、あたたかい春の太陽の光を
待っているようでした。



帰りは貨物の線路跡を歩きながら「つくし」摘み。

みんなすごい勢いで引っこ抜いています。
でもって、じゃんじゃん帽子の中に貯めていきます。

「そんなに持って帰ってどうするの?」

「新保先生に料理してもらうんだ!」

「そ、そんなに…。
 先生は………、パス」

詳しくは去年のこのページ参照。

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Change!! IKUEI!!
 by 川上