1時間半、4曲の歌を歌い続けた音楽教室でした。
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みんなヘトヘトで帰ったと思いますが、きょうの音楽教室は、
予定変更で4曲の歌を中心に練習をしました。
わたし自身も以前から言ってますが、一見すると簡単そうな
作りの曲ほど、歌うのにはとても難しいというのが、きょうは
身にしみてよくわかりました。
なぜ「簡単」な曲なのに「難しい」のか?まるで古代のなぞなぞの
ようです。しかし、その答えは「簡単」です。
それは、シンプルな曲というのは、無駄がないからです。
歌の音にも、ピアノの伴奏の音にも、無駄な音がないのです。
無駄な音がないということは、楽譜にない音はひどく目立ちます。
つまり、音程が違えば目立つし、ブレスの雑な歌い方は目立つし、
伴奏のミスタッチも目立ちます。
だから、テンポの遅い、音符の数の少ない曲は一見簡単なのですが、
音楽として作り上げるには、とても難しいのです。
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子ども達に聞きました。「4曲のうちどれが難しい?」と里絵先生が
訊ねると、その答えは、ほぼ全員が「赤とんぼ」と。
どれだけシンプルな曲かというと、小節数は頭から終わりまででたった
12小節。うち前奏が4小節。歌の部分が8小節。1番の歌詞の音節数は
26音節。音符の数は31。それを4回繰り返すだけです。
歌の部分だけだと、1番から4番までだってたったの32小節。
31の音を歌えばいいだけです。簡単そうでしょう?たくさんのことは
一見必要なさそうに見えます。ところが、この歌ってのがことによると
百マス計算よりも難しいのです。いや、間違いなく難しい。
これが、誰がやってもどうやっても答えが一通りしかないという算数とは
はっきり違うところです。
このたった31音を完璧に歌うのが、百マスよりも難しいのは、
歌は頭で考えるだけでは出来ないからではないでしょうか。あたかも
スポーツをやるように、歌は全身のあらゆる部分を同時に使わないと
いけないのです。「体で覚える」ということが、歌には必要なのでは
はないでしょうか。
姿勢を保ち、息継ぎ、音程に気を付け、指揮者を目で追い、周りの歌を
聞いて、ピアノも聞いて、強弱を付けて、口も開いて…。
これ、全部を一人ひとりがやらなくてはいけないのです。
大人でもとっても体力を使いますから、子ども達が体力を使うのも
よくわかります。きょうの音楽教室のみんなも、本当によく頑張って
いました。
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きょうのお迎えの際にもお知らせしましたが、来週水曜日には、
合奏練習を集中的に行う臨時の音楽教室を開きます。会場は
希望が丘保育園です。極力全員の参加をお願いいたします。
また、お迎えも18時以降に保育園へおいでください。
御協力お願いします。
また月曜日には、育英センターで歌の練習をもう一回行います。
こちらは可能な方のみとします。チャレンジコースの方で参加
出来る方はよろしくお願いいたします。時間は18時までの
予定です。
発表会まであと9日。精一杯がんばりましょう。
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ガンバロウ長岡!!!
ガンバロウ育英!!!
by 川上
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みんなヘトヘトで帰ったと思いますが、きょうの音楽教室は、
予定変更で4曲の歌を中心に練習をしました。
わたし自身も以前から言ってますが、一見すると簡単そうな
作りの曲ほど、歌うのにはとても難しいというのが、きょうは
身にしみてよくわかりました。
なぜ「簡単」な曲なのに「難しい」のか?まるで古代のなぞなぞの
ようです。しかし、その答えは「簡単」です。
それは、シンプルな曲というのは、無駄がないからです。
歌の音にも、ピアノの伴奏の音にも、無駄な音がないのです。
無駄な音がないということは、楽譜にない音はひどく目立ちます。
つまり、音程が違えば目立つし、ブレスの雑な歌い方は目立つし、
伴奏のミスタッチも目立ちます。
だから、テンポの遅い、音符の数の少ない曲は一見簡単なのですが、
音楽として作り上げるには、とても難しいのです。
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子ども達に聞きました。「4曲のうちどれが難しい?」と里絵先生が
訊ねると、その答えは、ほぼ全員が「赤とんぼ」と。
どれだけシンプルな曲かというと、小節数は頭から終わりまででたった
12小節。うち前奏が4小節。歌の部分が8小節。1番の歌詞の音節数は
26音節。音符の数は31。それを4回繰り返すだけです。
歌の部分だけだと、1番から4番までだってたったの32小節。
31の音を歌えばいいだけです。簡単そうでしょう?たくさんのことは
一見必要なさそうに見えます。ところが、この歌ってのがことによると
百マス計算よりも難しいのです。いや、間違いなく難しい。
これが、誰がやってもどうやっても答えが一通りしかないという算数とは
はっきり違うところです。
このたった31音を完璧に歌うのが、百マスよりも難しいのは、
歌は頭で考えるだけでは出来ないからではないでしょうか。あたかも
スポーツをやるように、歌は全身のあらゆる部分を同時に使わないと
いけないのです。「体で覚える」ということが、歌には必要なのでは
はないでしょうか。
姿勢を保ち、息継ぎ、音程に気を付け、指揮者を目で追い、周りの歌を
聞いて、ピアノも聞いて、強弱を付けて、口も開いて…。
これ、全部を一人ひとりがやらなくてはいけないのです。
大人でもとっても体力を使いますから、子ども達が体力を使うのも
よくわかります。きょうの音楽教室のみんなも、本当によく頑張って
いました。
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きょうのお迎えの際にもお知らせしましたが、来週水曜日には、
合奏練習を集中的に行う臨時の音楽教室を開きます。会場は
希望が丘保育園です。極力全員の参加をお願いいたします。
また、お迎えも18時以降に保育園へおいでください。
御協力お願いします。
また月曜日には、育英センターで歌の練習をもう一回行います。
こちらは可能な方のみとします。チャレンジコースの方で参加
出来る方はよろしくお願いいたします。時間は18時までの
予定です。
発表会まであと9日。精一杯がんばりましょう。
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ガンバロウ長岡!!!
ガンバロウ育英!!!
by 川上