涙が出るのはなぜか

　卒園式が終わり、外に出ると、
　　頭の上には、青空が広がっていた。

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昨日２５日、大島保育園の卒園式が行われました。

長い人で６年間、短い人でも３年間、小学校の６年間とはまた違う、
幼児期の大切な時間を過ごした懐かしい保育園を、ばら組３３名が
卒園していきました。


いやぁ、涙が出ました。どうして、こんなに涙が出るんでしょう。
彼らと過ごした時間は、わたしはそんなに多くはなかったのに、
ひとつひとつの思い出が実に濃く思い出されます。

お泊まり会、サマーキャンプでの彼らの表情、暑い中でも
マーチングをがんばっていた姿、そして小さかった頃のみんなの
まだあどけなかった笑顔を思い出すからでしょうか。

大島保育園の園長先生が言いました。
「ハンカチにたくさん水をつけてぎゅっと絞ると、何が出る？」
（子ども達から「水！」の声）
「じゃぁ、たくさんの思い出をぎゅっと絞ると、何が出るかな？」
（子ども達、しばし考える…）
「たくさんの思い出をぎゅうっと絞ると、涙が出るんだよ」

そうなんですね、思い出がたくさんあればあるほど、そこには
涙が出るんですね。この言葉には川上もうなずきました。

その後、川上もみんなの前で話をさせてもらう機会があったので、
お話ししました。

涙が出るのは、なんでかな？
嬉しいからかな？悲しいからかな？
人は嬉しい時にもたくさん涙が出ます。
みんなは、これからずっと先、大人になっても涙が出ることがあるけど、
嬉しい涙の方が悲しい涙より多くなるといいね。

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昨日は、みんなが、保育園の職員も、保護者の皆さんも
嬉しい涙でいっぱいの一日でした。

大人になっても、素直に嬉しい時には涙を流せる大人ってすてきだと
思います。川上は、そういう優しい心が好きです。

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それから、夜回り先生＝水谷修先生の言葉を借りて話したのは、
「心の優秀な人を目指せ」という話。

みんなには優秀な人になってほしい。
先生が言う優秀は、勉強が出来る優秀さではなく、心が優秀ということ。
心の優秀さは日々の積み重ねでしか作れない。

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みんなには伝わるかなと少し心配もしましたが、保育園で
大切なことをたくさん学んだばら組さんには伝わると思います。


さぁ、今度は小学校に進むばら組さん。ドキドキですね。
育英センターもみんなの来るのをお待ちしています。

４月１日からは、胸を張って堂々と一年生の顔で、元気に
育英センターにおいで下さい。そしてまたみんなで思いっきり
遊びましょう。勉強しましょう。

楽しみに待っています。

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　卒園式でのばら組。
　　自信に満ちた笑顔で、将来の夢を語りました。


　４年間担任を務めた千絵先生ともお別れ。
　　みんなで囲んで記念撮影です。


　みんな、千絵先生が大好きでした。
　　千絵先生もみんなが大好きでした。


　保護者の皆さんも一緒に記念撮影の準備中です。
　　嬉しいやら、淋しいやら、ホッとするやら、悲しいやら、
　　　ワクワクするやら、ドキドキするやら…
　子ども達も一日いろんな気持ちで過ごした卒園式の日。
　　どんな表情で記念写真に写ろうかな。
　　　本当の集合写真はＯＢ会で渡す予定だそうです。お楽しみに。


　卒園式終了後、ばら組が去ったあと
　　体育館には３３の椅子と、涙の余韻だけが残った。

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２８日月曜日は希望が丘保育園の卒園式です。
また、涙がいっぱい出るかな。

川上はハンカチでこすりすぎて、もう目が痛いです。

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ガンバロウ長岡!!!
　ガンバロウ育英!!!
by 川上