楽と安定を求めないと決める 神と共に歩む

多くの自己啓発をたどって来ると、そこには人間の持つ基本的な欲求の『安全保障』『安定欲求』の充足の仕方が散りばめられています。
しかし、それを実行できているのは、その自己啓発を編み出した主催者だけなのですよね。
多くの艱難苦難に立ち向かうことが人生であり、良く生きようと考えれば考えるほど、横路に逸れるように仕組まれてしまいます。
私は転職ばかりしてきて思うのが、自分の才能を生かした業界で努力、苦労する事こそが真の安定を求めない生き方だと考えます。
その人の才能とは何か？と考えると、その人の価値観にあっているか？ということです。
私は決め事が嫌いな性格です。
しかし、組織を維持、運営していくためには、決まり事は必ず必要となってきます。
組織が大きくなればなるほど決まり事が必要になってきます。
昔、自己啓発でトマメチさんの本を読んでいましたが、ビジネスモデルを作った人が偉いとの内容が書かれていた記憶があります。
つまり、自分の価値観を磨ききれば、それは才能になり、ビジネスとして食べていけるのかも知れません。
サラリーマンというのも一種の才能でしょう。
命令を守り、完全遂行する能力、その組織のルールを厳守し、その組織に骨を埋めていく覚悟…。
就職とは、一種のカルト教団に入信することに近いかも知れません。
入信した教団に真理はないかも知れませんが、選んでしまった以上、抜けられない人がほとんど。
年収が500万円ないと生きられないと考えている人がほとんど。

いつから、何も考えず我慢だけし続けることが美徳となったのでしょうか？
それは、子供の頃から、決められた事を暗記して、そのまま解答すると満点が貰えるというシステムなのかも知れないと感じました。
本当に支配層側から都合の良い価値観を植え付けられて来たのだと。
自分の頭で考え、自分の足で立つ、そして茨の道を歩くという選択を与えられてこなかった、テストで高い点数をとり、皆と同じように、暗記力で進学できる学校が決まり、暗記力が低いものは、馬鹿にされ、酒、ギャンブル、風俗、車、音楽など世の中の快楽に安易に没頭し、日銭を稼いで、何も考えず浪費していく。
それが、子供、孫の代まで何の疑いもなく伝染していく。
暗記力のある者も、学力や国家資格に頼り、真実とはかけ離れた世の中の常識から外れないように生き、結果的に暗記力のない者達と同じ、欲に目がくらみ、金、名誉、権力のためには、平気で嘘をつく人生を歩む。
『真面目に生きてもバカをみるだけ』というシステムを作りあげ、既に産まれながらにしてそういうシステムの中で生きていかなけらばならない世の中になってます。
今を生きろ！と良く言われますが、これは難しい事です。
今を生きるということは、欲求に素直に生きなさいという話しにもなります。
易きに流れます、気持ち良い方に流れるのが人の世の常。
終わりから遡って生きなさいとは誰も教えません。
其の場凌ぎの人生ばかりです。

刹那的に生きるから、人間は嘘がつけるようになってしまったのだと思います。

旧約聖書のアダムとエバの話しをみると、善しかしらなかった人間が悪魔に唆されて、悪を知ってしまい、善悪というものができてしまったというものです。
そして、善のみの世界で生きる神から隠れる存在となってしまいました。

こそこそ隠れて悪事を働く、悪い考えを持つようになってしまったのですよね。

自分の思春期を振り返ると、虚勢を張り、自分を大きく見せることしか考えず悪を働くことが美徳であると生きてきました。
世の中上手く行かないと悪に走る典型的なパターンです。笑

この時代は、悪が堂々としてカッコいいといつ風潮があります。

人生に解答があるのでしょうか？
恐らく、人生には虚しさが残り、その虚しさを埋める為の真理があるとと思います。

それは、愛であり、完璧な愛を説いた教えがあり、そこまで辿り着くことではないでしょうか？

肉の世の中で生きると
悪魔に従って生きれば
異性、金、権力、名誉が得られますが、これは一瞬で塵芥のように消え去ります。

『何も持たなくても幸せでいられる』
このような状態こそが、理想であり、それを叶えるのが愛なのでしょうか？
不変のものを愛し続けること、愛し続けることを悪魔はあの手この手で、誘惑して目線、目標をそらすように仕向けて来ます。

私自身今まさに、その時代にあり、それを乗り越える時期なのだと悟っております。

俗的に生きて来ただけに、そのハードルは高い、全て捨てられるか？
常に神と共に歩めるか？
試されています。