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土日に人が足りない…都市圏でレジ打ち¥1300の時代

2017年07月28日 | マネジメント全般
さて、スーパーで働いていると、土日に働くパートがいません。
お店の場所によるのですが、土日バイトは学生がキモになってきます。
学生は能力が高いし、覚えが早い。
すごく使いがってが良さそうですが、テスト期間やら、帰省の時期はシフトに穴を空けてしまいがちです。
そして、大学生なら4年、専門なら2年と短命です。
しかしながら、流通小売業、いまどの業界でもパートやアルバイトはせいぜい二、三年が相場らしいです。
ですから、不足する前に雇って、トレーニングして働けるようにする、そのためパートアルバイトのトレーニングはかなり重要です。
基本的にパートは能力給なので、年数などで時給があがらないため、作業が熟練している人に働いてもらう方が店舗としては都合が良い。
本来、能力は循環させるのが良いため、能力の高い人は、能力給を与え、1つ上の職能を与えると人材として腐りにくいし、イジメや派閥作りが減ります。
人間暇を持て余したり、時間に余裕が出てくると、ろくなことをしない。
店舗運営において、問題は2つ、❶人不足❷人材不足です。
❷は特に問題で、パートがお店を私物化し不正やルール違反を平気でするようになるとお店の状態、売り場や在庫管理、クリンリネスはジワジワと低下していく。
そして、対外的にサービスレベルが低下してお客からのクレームが増えていく、新人バイトが定着しない、など問題が増えていきます。
店舗小売業の世界では、デフレ、ディスカウント対策として、固定経費である、社員人件費を削り、店舗を社員ゼロ、社会保険未加入の週19時間以内のアルバイトで回すことで、売り上げを上げる作戦と同時に経費を削減する対策をとります。
しかし、これは上手くいきませんね。
アルバイト、パートの職能給を上げるシステム、能力、スキルを評価して社員と同様の待遇にしないと、アルバイトは頑張ってれない。
手厚い研修や夏、冬の賞与、売り上げ達成に対しての特別給与など、社員並の待遇をしないと、平均的な能力のアルバイトではパフォーマンスを発揮しません。
ならば結果として、社員にやらせる方がクオリティは高いと言えます。
ですから、1店舗に対して店長は必要です。
そして、エリアに社長を数名配置し、ローテーションさせて、不足の作業や教育、研修を担当させる方が社員の目が効いているため、管理もしやすい。

現在、土日バイトがおらず、繁忙時間帯では、レジで時給¥1300でます。
賢い学生は土日にバイトしてガッツリ稼ぎます。
外国人も雇ってます。
バイトの時給は今後まだまだ上がると予想されます。
なぜなら、人がいないから。人はいるけど、働いて欲しい時間帯と働きたい時間帯がマッチしないため。その一言に尽きます。
そう考えると、小売業全体として、サービスカウンターと陳列補充者だけが必要で、核となる接客は機械によるセルフレジ導入が問題解決の近道かな?とも思いますね。

全ての小売業が働く人の時間帯に営業方法が変わっていく時代がすぐそこまで来ているかもしれませんね。
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