心のハンドル操作方法 幸せに生きるための教習所

旧精神科医療は思想警察なのか?

夢や希望がないのは職員も同じ。精神病院の闇は働く職員の闇でもある。

2020年03月07日 | 精神科看護

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(神出病院の看護師や元看護助手が虐待!)
 統合失調症や認知症がある入院患者3人に暴行するなどしたとして、兵庫県警は4日、神戸市西区にある「神出病院」の看護師5人と元看護助手の計6人の男(26~41歳)を準強制わいせつや監禁、暴力行為等処罰法違反の疑いで逮捕した。6人は容疑を認め、「患者の反応がおもしろかった」などと供述しているという。

逮捕されたのは、元看護助手の和田元規(27)(神戸市西区)と、看護師の高橋斉史(34)(兵庫県明石市)両容疑者ら。

発表では、和田容疑者は2018年10月~19年9月、看護師2人(逮捕)と共謀して、病室で男性患者同士(62、59歳)をキスさせたほか、高橋容疑者らと一緒に、床に寝かせた男性患者(62)に柵付きのベッドを逆さまに覆いかぶせて監禁し、トイレで別の患者(79)にホースで水をかけた疑い。

被害に遭った患者はいずれも、統合失調症や認知症を患い、抵抗できない状態だったという。

県警は昨年12月、和田容疑者を院外での別の強制わいせつ容疑で逮捕。和田容疑者のスマートフォンを調べたところ、患者への暴行などを映した動画が見つかったという。

神出病院のホームページによると、精神科、神経科、心療内科などがあり、465床。同病院は「担当者が不在でコメントできない」としている。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(転載ここまで)

なぜ、このタイミングで名前だし報道がされるのか不思議でたまりません。

実はこういった入院患者に対して職員が虐待している事例は精神科病院においては枚挙に暇がありません。

その理由についてお話したいと思います。

そして、今回患者虐待を起こした、日本屈指の医療法人グループ「錦秀会」のCEO、籔本雅巳氏は安倍晋三首相と昵懇の仲であることが分かっています。

 

まずは、精神科病院が、「心が病む人を治療する場、癒す場所」ではないということはこのブログの読者の皆様であれば周知の事実であると思います。

精神科病院は、単なる営利企業の一つでその内容は政府(厚労省)による「治安維持機関」に過ぎません。

このブログも「精神科医療は思想警察なのか?」という題名ですが、思想警察どころではなく、日本の精神科医療は牧畜業と同じで、

「家族や警察が連れてくる地域の厄介者を薬や電気ショックで大人しくして、死ぬまで面倒を見る場所」

となってしまっています。

それはなぜかというと、「精神病は存在しない病気だから」他にありません。

存在しないというと語弊がありますが、人間は極限状態に追い込まれれば、精神錯乱します。

しかし、それは病気でも何でもなく、「一時的な状態」であり、十分な休養と安静を与えれば、人間の脳機能は回復します。

実際、ASD(急性精神病、精神反応)といった診断名で入院してくる人は、1週間休息するとスッキリした表情で退院していきます。

では、どういう人が精神病にされてしまうのでしょうか?

それは、家族の同意で強制入院させられてきた「医療保護入院」の患者や、刑法を犯した「措置入院」患者、そして医療観察法にかかった、精神病院通院歴のある人たちなどが挙げられます。

このような人たちは、治療という流れのどこかで、向精神薬を処方され、内服しています。

向精神薬という呼び名ですが、ご存知の通り、麻薬、覚醒剤と遜色ありません。

精神科医師が治療のためと称して処方すれば「薬」となり、巷の売人が売れば「向精神薬」となって違法となる恐ろしい薬なのです。

この向精神薬の副作用には、幻覚、幻聴、妄想、自殺など様々あり、その全てが精神疾患に関わるものばかりです。

つまり、「麻薬を使って精神病になる」=「麻薬を投薬されて本物の精神異常者にする」のが精神病院の役割になっています。

実は、これと同じ構造の悪だくみを麻生太郎がアフリカのエボラ熱でやっています。

エボラ熱に感染する危険性があるといって、ワクチンを接種させられた人が、エボラ熱にかかってしまうという事件です。

詳しくは以下の動画をご覧ください。

RAPT×読者対談130 エボラ熱を広めた犯人は麻生太郎である。(現代日本を支配する藤原家=麻生家の闇)

(この世の中のカラクリが分かってしまうと、目の前で起きている事件や事故は偶然のものでなく、全て必然のものであると理解できると思います)

 

【夢や希望がないのは職員も同じ。精神病院の闇は働く職員の闇でもある。】

まずは、精神病院の闇である、職員もストレスフルであるという視点についてみていきます。

精神病院自体が、メンタルヘルスのため、心の癒しのための場所ではなく、単なる営利ビジネスであり病院経営する人たちのための施設であることは言うまでもありません。

詳しくは「精神病院はいらない!: イタリア・バザーリア改革を達成させた愛弟子3人の証言 (日本語) 単行本 – 2016/9/26」をご覧ください。

簡単に精神病院ビジネスについて話すと、日本医師会元会長の武見太郎が、開業医の団体、日本医師会という組織の勢力を拡大するために(医者が政治に口出しすべきだと考え)1950年以降頃から1960年頃にかけて、医療金融公庫を設立します。

そして、精神科特例という法が制定され、当時は誰でも精神病院ビジネスに参入することができました。

そして、何でもかんでも、精神病院に入院させて、病院経営できるようにしてしまいました。

それこそ、当時は入院措置といって、精神病院の入院費は国や自治体が負担してくれた時代もあったのです。

こうやって、公立病院でなく、民間病院の精神病院が増えていき、今では公立病院:民間精神病院の割合が1:9になってしまっています。

さらに問題なのは、こういった精神病院に入院させられる人たちの多くは、家族や社会から見捨てられた人たちであるということです。

刑務所以外に行き場がないという人が多く、「一緒に住む事ができない、生活できない」という理由で、精神病院に連れてこられ、終の棲家となってしまう人たちばかりです。

その終の棲家の役割を担う大部分の病院が民間精神病院なのです。

家族から捨てられ、社会から爪弾きされた人たちが集まる場所、それが精神病院だとしたら、、、

そこで働く看護スタッフはどれだけ疲弊するでしょうか?

社会の厄介者が集まる場所で、集団行動をしてもらうように指導することが看護だとしたら、どれだけ遣り甲斐がないでしょうか?

しかも、向精神薬という麻薬漬けになっていて、動作や思考も緩慢になっている人たちを管理することがどれだけ大変なことでしょうか?

60人のベッドで稼働率が95%は当たり前の世界ですから、55人以上の精神患者を夜は2人で、見ているのです。

精神病は病気ではなく、精神障害といって、原因不明(麻薬の副作用)の疾患として扱われるため、入院患者たちの未来は、病院の中で死んでいくだけの人たちです。

そういった、夢も希望もない人たち、家族から捨てられ、社会から見離された、人間としての尊厳や自主性もない人たちの管理を任されるスタッフの気持ちも相当大変なものだと思います。

これと同じように、刑務官と呼ばれる、刑務所で囚人の世話をする人たちもストレスが強い職業のようです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(刑務官って、ストレスがたまりやすい仕事ですか?正直離職率は高いでしょうか?)

離職率40%やヤクザよりも品行方正が疑われる場面もあるそうです。

それだけ受刑者の管理はストレスが強いのでしょう。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(転載ここまで)

「精神病院は楽だから」と医療業界ではささやかれています。

業務が少ないから楽なだけで、精神的にはかなりきついものがあると思います。

それは、良心に従って生きているひとであれば、「未来も希望もない人たちの世話をするから」以外にありません。

上記の囚人の世話に似たような部分もあるかもしれませんね。

そして、入院患者の顔ぶれも変わりない、単調な日々が繰り返される。

ある意味において、精神病院内の病棟ルールの方が、社会のルールよりも厳しいものがあります。

しかし、入院患者は破ることなく規律を守っている。当然、社会に出れそうなものです。

しかし、麻薬漬けにされ、働く能力や意欲を削がれてしまった人たちは廃人と化し、姿かたちは人間ですが、脳が機能していません。

食べて、寝て、排泄しているだけの状態なのです。

これだけの状況下で働く職員はどれだけ単調でつまらないでしょうか?

同じ仕事ばかりで飽きが来るに決まっています。

ですから、今回のような事件に至ってしまうのです。

今回の事件概要についてのまとめはこちらのツィートになります。

 

家族から捨てられ、社会から見放され、行き場のない人達。

そういう人たちが収容される施設が30万床以上も日本は持っています。

変化のない環境がいかに苦痛であるか物語っています。

虐待された方に対しては気の毒に思えます。

どうか、精神病院が解体されることを祈るばかりです。

そして、日本社会自体が良い方向に変わることを願います。

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