今日も『酒蔵みてある記』のイベントがあったのですが、昨年も行った酒蔵だったので今回はパスし、代わりに行ったのが近鉄大阪線「青山町」駅から徒歩5分のところにある「若戎酒造」を訪問。
「若戎酒造」は毎月20日を “ゑびすの日” としていて、その日だけ “隠し酒” を直売所でのみ限定販売するとのこと。
「青山町」駅デス。
東京の青山とは大違いののどかな風景(笑)。
駅から少し歩き、木津川の橋を渡ったところにこの建物が。この建物の前が「初瀬街道」。
地名の看板にはカワセミの絵が。この辺りにはカワセミが多いんですかね?
建物の左側には石碑が。どうやら本居宣長の碑のようです(画像クリックで拡大)。
さらに先へ歩くと「竹田百貨店」なるお店が。百貨店も色々ですねぇ(笑)。でもこの土地に馴染んでいます。
そして「若戎酒造」の直売所に到着。建物がデカイ! 儲かってるんでしょうねぇ(笑)。
脇道に入ると直売店の裏手に「若戎吟醸館」が。こちらは10名以上の団体を対象にビデオ上映や蔵見学を行なっているようですが、ワタシは一人で行ったので中には入りませんでした。
スタッフの方に許可を得て直売所「若戎酒遊館」店内を撮影。いろんな種類の日本酒が綺麗に並べられていました。
要冷蔵のものも。
「伊賀越漬」や酒器、ラッピング用の布なども販売していました。
日本酒は試飲用の酒と小さな杯が用意されており、お客さんが試飲することができます。スタッフの方といろいろ話しながら試飲させていただきました。
さて、そんなこんなで買ったのが次のお酒。
『義座衛門 花見酒』。同酒蔵のHPで見て、ぜひこれからの季節に飲んでみたいと思った酒。
なんといってもボトルが華やかで、ネーミングとともにそれだけでも飲みたくなるのですが、試飲させてもらったら、まさにワタシ好みのフルーティな旨みのあるお酒。
これは2本買いました。1本1,470円。
そして写真左が『ゑ』。これが今日の “隠し酒”。限定30本だそうで、ワタシが行ったときには残り3本になっていました。買えて良かったデス。1本1,575円。
写真中央は『義座衛門 中汲み WK68』。この酒造の有名な日本酒『義座衛門』はブレンド酒なのですが、使われている酵母は10数種類あるとのこと。これはブレンドする前の酒で、やはりこの店でしか買えない特別限定酒。これは父へのお土産として購入。1本1,575円。
写真右は『純米吟醸 若戎 三重山田錦 生 氷温熟成参年』名前のとおり、3年間寝かせたお酒ということで、1本2,000円。単価は高いですが、3年間冷蔵保管するコストを考えたら、むしろ安いのかもしれません。ワタシに3年間寝かせた味の違いがわかる舌は持ち合わせていませんが、せっかく遠くの直売所まで来たので買ってしまいました。
追記 飲んでみたら、これはメチャ私ごのみの味。ひょっとしたらこれまで飲んだ中で一番好きな味かもしれません。「フルーティ」とも「まろやか」と言えるかもしれません。お店のスタッフの方が言う「うまくち」を最も表現している味かも。
『花見酒』は常温保存ですが、その他の3本は要冷蔵。保冷剤を入れて包装してもらいました。
で、たくさん買ったのでオマケにもらったのが『酒粕 義座衛門』。嬉しいので、「糖質制限食」はひとまず置いておいて、石狩鍋でも作ろうかと思います。
それにしても、毎月20日を “ゑびすの日” として “隠し酒” を限定販売するというやりかたはなかなかですね。毎月 “隠し酒” を購入している酒好きの人もいるかもしれません。限定なので安売りする必要もありませんし(というか、この酒蔵のお酒はみんな他界ですけど。笑)。
また「若戎酒造」は近鉄の『酒蔵みてある記』には参加していませんが、来たる3月7日(日)には『若戎 酒蔵まつり』というイベントを開催。毎年3月の第1日曜日に開催しているようで、いろいろな催しを企画しているようです(詳細はリンクをクリック)。
酒粕をオマケしてもらったので、宣伝させていただきました(笑)。
ついでながら、『花見酒』も『義座衛門 中汲み』も同酒蔵のショッピングサイトで購入できるようです。