IKEDA HIROYAのとりあえずブログ

日々の食事や美術展巡り、スポーツ観戦記などもつれづれなるままに書いています。

8月19日 女子バレーWGP2009ファイナル 対ドイツ戦

2009年08月19日 21時20分40秒 | バレーボール
さて、いよいよ女子バレーボール ワールドグランプリ2009もファイナルラウンド(東京会場)の5連戦が始まります。

正直、日本は予想外の第5位と大健闘してのファイナルラウンド入りとなりましたが、今後の5連戦はどのような展開となるのでしょうか?

会場は何度も応援に行った千駄ヶ谷の東京体育館。現場で応援できないのが残念ですが、テレビを見ながら応援したいと思います。

今日の対戦は韓国ラウンドでフルセットの末、勝利したドイツ。注目はイタリア人ドイツ監督ジョバンニさんの喜怒哀楽表情かな(笑)!
日本が坂下、狩野選手を始め、選手をどう使うか、真鍋監督の采配に注目です。もちろん、個人的には栗原選手の活躍に期待しています。

今日の日本のユニフォームは黒。緒戦にして赤を着ないのは珍しいですね。ちなみにドイツは赤。
今日は解説に川合俊一さんと中田久美さんが入り、その隣にフジテレビの三宅アナ。応援席はNYC boysと平井理央アナ、さらにいいともから里田まい、アッキーナ。コートサイドには大林素子さんという強力布陣です。

さぁ、試合が始まります。日本のスタメンは栗原、竹下、井上、荒木、木村、狩野、リベロ佐野という布陣。今日は木村沙織選手の誕生日ということです。


第1セット
竹下のサーブで始まりましたが、ドイツの返したボールにワンタッチあり。
ラリー後、日本がコートに落とし、0-2。
さらにラリー後、ドイツのバックアタックを3枚ブロックで止めにかかりましたが、ワンタッチで0-3。
狩野選手のレフトからのアタックはワンタッチなしで0-4。
ここで日本のタイムアウト。

タイムアウト明け、佐野がナイスレシーブでドイツに返したもののそのあとドイツに入れられ0-5。
ドイツのオーバーネットでようやく日本に得点、1-5。
さらにドイツが1点追加。
レフトからドイツのグリンカ選手が2枚ブロックを破り、1-7。
荒木選手のBクイックが決まり、2-7。
荒木選手のサーブミスで2-8。ドイツがテクニカルタイムアウトを取りました。ちょっと日本の出足が悪いですね。

タイムアウト中、テロップが流れていましたが、今日、荒木選手から「3歳の誕生日おめでとう」を言われたとのこと。笑える。

タイムアウト明け、ラリーで佐野選手がいいレシーブをしましたが、栗原選手のフェイントが相手のブロックにひっかかり、2-9。
佐野選手のライトからのアタックが決まり、3-9。
グリンカ選手のレフトからのアタックは1枚半のブロックで3-10。
更にドイツのブロックに捕まり3-11。
ここで日本、2回目のタイムアウト。

栗原選手のレフトからのアタックが決まり、4-11。
ドイツのバックアタックが2枚ブロックを破り4-12。
木村選手のレフトからのアタックが決まり、5-12。井上選手のおとりも効いています。
井上選手のサーブポイントで6-12。
とおもえば井上選手のサーブがネットで6-13。
ドイツのアタックがネットを越えず7-13。
ドイツのブロックを吸い込んで7-14。
木村選手のアタックがコートを割って7-15。
ラリー後木村選手のライトからのアタックが決まり8-15。
ドイツのアタックがはずれ、9-15。
木村選手のサーブポイントで10-15。
ここでドイツがタイムアウト。

狩野選手のライトからのアタックが決まり11-15。
日本に入ったボールを狩野選手がたたき返し、12-15。
栗原選手のレフトからのアタックが決まり13-15。
狩野選手のレフトからのアタックはブロックに阻まれ13-16。ドイツが2回目のテクニカルタイムアウト。

タイムアウト明け、荒木選手の速攻が決まり14-16。
ドイツのアタックが決まり、14-17。
2枚ブロックで井上選手がシャットアウトし、15-17。
ドイツアタックを佐野選手が取り切れず、15-18。
栗原選手のライトからのアタックがコートを割り、15-19。それにしても栗原選手がマークされています。
ドイツコートに入った球をダイレクトに打ち返したところ、栗原選手は1枚ブロックでシャットアウト、16-19。
井上選手のCクイックで17-19。
ドイツのつなぎでタイミングが合わず、日本コートに返せず18-19。
ドイツのアタックが決まって18-20。
ドイツの返球が不在の日本コートに入って18-21。
栗原選手のバックアタックはネットにかかり、18-22。
井上選手のブロードが決まり、19-22。
岡野、坂下選手が入り、竹下、井上選手が下がります。
濱口選手がナイスレシーブし、木村選手のレフトからのアタックがきまり、20-22。
岡野選手のサーブがはずれ、20-23。
竹下、井上選手が戻り、岡野、坂下選手が下がります。
栗原選手のバックアタックがはずれ、セットポイント。
木村選手のレフトからのアタックが決まり、21-24。
濱口選手が下がり、狩野選手が戻ります。
ドイツのバックアタックが決まり、21-25でドイツが第1セットを取りました。


セット間、NYC boysやいいとも応援隊のコメントがありましたが、里田まいさんはバレーをやっていただけあって、そこそこのコメント。アッキーナはちょっとピント外れなコメントで笑えました。

第2セット
荒木選手の速攻が捕まり、0-1。
木村選手のバックアタックはタイミングがはずれ、ネット。
栗原選手のレフトからのストレートが決まり、1-2。
日本のブロックがきまらず1-3。
ドイツのタッチネットで2-3。
ドイツのアタックはタイミングがはずれていたもののフェイントのような形になり、2-4。
栗原選手のアタックがシャットアウトで2-5。
栗原選手のアタックが今度は決まり、3-5。
栗原選手のサーブがはずれ、3-6。
井上選手のブロックが決まり、4-6。
ドイツのアタックがはずれ、5-6。
ドイツのアタックが決まり、5-7。
ラリー後、ドイツのアタックがはずれ、6-7。
竹下選手のサーブポイントで7-7。
日本のタッチネットで7-8。ドイツのテクニカルタイムアウト。

タイムアウト明け、狩野選手のレフトからのクロスが決まり、8-8。
栗原選手のレフトからのクロスが決まり、日本逆転9-8。
ドイツもアタックを決めて9-9。
日本コートに入ったボールを荒木選手がたたき返して10-9。
栗原選手のフェイントが決まり、11-9。
荒木選手のサーブがはずれ、11-10。
ドイツのスパイクが決まり、11-11。
ラリー後、栗原選手のアタックがコートを割り、11-12。
ドイツのサーブポイントで11-13。
ここで日本のタイムアウト。

タイムアウト明け、狩野選手のライトからのアタックが決まり、12-13。
狩野選手のサーブがはずれ、12-14。
井上選手のワイド攻撃が決まり、13-14。
ドイツのアタックにワンタッチがあり、13-15。
栗原選手のセンターからのバックアタックが決まり、14-15。
ドイツのタッチネットで15-15。
荒木選手のクイックが決まり、16-15と逆転。テクニカルタイムアウト。

タイムアウト明け、ドイツのバックアタックがわずかに決まらず17-15。ジョバンニ監督あんぐり(笑)。
木村選手がブロックポイントで18-15。
ドイツの協力なアタックで18-16。
荒木選手のCワイドが決まり、19-16。
ここで解説の川合俊一さんが図示した通りに竹下選手がサーブをして、ちょっと笑えました。
狩野選手のスタンディングアタックが決まり、20-16。
ドイツのタイムアウト。
ドイツのアタックがブロックに入った木村選手の顔に当たったもののプレイは続行、木村選手が最後にアタックを決め21-16。
ドイツのアタックがはずれ、22-16。
狩野選手のブロックポイントで23-16。
ドイツのアタックがはずれ、24-16。
荒木選手のブロックポイントで25-16。第2セットは日本が取り、セットカウント1-1。


第3セット
木村選手の2連続サーブポイント。
ドイツのアタックが決まり、2-1。
ドイツのアタックにワンタッチがあり、2-2。
狩野選手のアタックはワンタッチが取れず、2-3。
栗原選手のレフトからのアタックは2枚ブロックの真ん中を通り、3-3。
ドイツのフェイントが決まり、3-4。
狩野選手のライトからのフェイントが決まり、4-4。
日本のダブルコンタクトで4-5。
栗原選手のアタックが決まり、5-5。
長いラリーが続いたものの、狩野選手のライトからのアタックは2枚ブロックにシャットアウトされ、5-6。
ドイツのアタックにワンタッチがあり、5-7。
井上選手のフェイントが決まり、6-7。
日本のブロックがわずかにドイツコートを割り、6-8。ドイツがテクニカルタイムアウトを取りました。

タイムアウト明け、栗原選手のバックアタックは荒木選手のおとりが上手く効いてだれもブロックに飛んでおらず、見事に決まりました。
ドイツの軽いアタックがコートを割り、8-8。
ドイツのアタックをブロックし切れず、8-9。
狩野選手がブロックアウトを決め、9-9。
木村選手のサーブがはずれ、9-10。
狩野選手のレシーブがドイツコートにはいり、すかさず返され9-11。
狩野選手のライトからのアタックはコートエンドぎりぎりに決まり、10-11。
ドイツのアタックが2本決まり、10-13。ここで日本がタイムアウト。

タイムアウト明け、栗原選手のレフトからのアタックはわずかにコートを割り、10-14。
ドイツのアタックはワンタッチなしで11-14。
ドイツのアタックが決まり、11-15。
濱口選手が入り、狩野選手が下がります。
井上選手のアタックはワンタッチなしで11-16。ここでテクニカルタイムアウト。

タイムアウト明け、井上選手のワイド攻撃が決まり、12-16。
栗原選手のサービスエースで13-16。
ドイツがタイムアウトを取りました。

栗原選手のサーブがはずれ、13-17。
栗原選手のセンターからのバックアタックはブロック1枚でコート角に決まり、14-17。
ドイツのアタックを濱口、岡野選手が取り切れず、14-18。
荒木選手のアタックはワンタッチなしで14-19。日本がタイムアウト。

木村選手のレフトからのアタックが決まり、15-19。
ドイツのバックアタックが決まり、15-20。
荒木選手のセンターからの攻撃がシャットアウトされ15-21。
日本コートに返ったボールを荒木選手が押し込んで16-21。
ラリーが続いた後、栗原選手のアタックがシャットアウトされ16-22。
ドイツのサーブポイントで16-23。
栗原選手のレフトからのストレートが決まり、17-23。
荒木選手のレシーブがつながらず17-24。
木村選手のバックアタックはワンタッチなしで17-25。第3セットはドイツが取り、セットカウント1-2。

第4セット
栗原選手のレフトからのアタックは2枚ブロックに阻まれ、0-1。
ドイツのアタックが決まり、0-2。
狩野選手のライトからのクロスが決まり、1-2。
栗原選手のレフトからのアタックで2-2。その前に荒木選手のナイスレシーブがありました。
栗原選手のアタックが今度ははじかれ、2-3。
ドイツの速攻が決まり、2-4。ジョバンニ監督、ガッツポーズ。
狩野選手のフェイントが決まり、3-4。
ドイツのアタックが決まり、3-5。
ドイツのサーブミスで4-5。
栗原選手もサーブミスで4-6。
ドイツのアタックが決まり、4-7。
木村選手のレフトからのアタックが決まり、5-7。
ドイツのアタックが決まって5-8。ドイツがテクニカルタイムアウトをとりました。

その後14-15まで省略。栗原選手に変わって坂下選手が入っています。栗原選手は首に痛みがあるようですが、大丈夫でしょうか?
荒木選手のワイドが決まり、15-15。
濱口選手に替わり狩野選手が入ります。
木村選手のアタックが決まり、16-15。日本がテクニカルタイムアウトをとりました。

ドイツのアタックが決まり、16-16。
荒木選手がネット際でボールを押し込み、17-16。
ドイツのアタックをブロックで返せず17-17。
坂下選手のアタックはワンタッチなしで17-18。ここで日本のタイムアウト。

タイムアウト明け、狩野選手がライトからアタックを決め、18-18。
ドイツのアタックは力強くなかったものの、コースがよく、18-19。
ドイツの速攻が決まり、18-20。
坂下選手に替わり、栗原選手が戻ります。
長いラリーの後、狩野選手のアタックがコートを割り、18-21。ファインプレーでボールをつないでいただけに残念。
ドイツのサーブはきわどくはずれて19-21。
ドイツのスパイクは佐野選手をはじき、それを狩野選手がダイビングで取りにいったものの取れず19-22。
井上選手のアタックしたボールがドイツ選手のブロックではじかれ、アンテナに当たりましたが、最初ドイツのポイントとされ、その後日本のポイントと判定が覆りました。これにジョバンニ監督が抗議したものの、イエローカード!!! これで日本に1ポイントはいりました。
ドイツのアタックが決まり、21-23。
木村選手のレフトからのアタックが決まり、22-23。
井上選手のサーブはわずかにはずれ、22-24。マッチポイント。
最後は木村選手のレフトからのアタックがシャットアウトされ、ドイツが勝利。セットカウント3-1。
木村選手、誕生日を勝利で飾れませんでした。

今日は日本のバレーができていなかったというのが川合俊一さんのコメント。
ドイツの攻撃に対しては結構拾えていたと思うのですが、上手く竹下選手に返せていなかったようで、結局攻撃が上手く機能しなかったように思えます。もう少しバリエーション多彩に攻撃ができれば良かったのですが、なかなか難しいようです。


明日はロシア戦。大阪ラウンドでは日本が勝っていますが、明日は簡単に勝たせてもらえるとは思えません。頑張ってほしいです。



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8月19日の夕食 うな玉丼!

2009年08月19日 18時56分25秒 | 料理

今日は珍しく父が食材を買ってきており、その中でも鰻が目についたのでうな玉丼を作りました。

まずは煮汁ですが、フライパンの底に広がるぐらいの料理酒を入れ、だしの素を小さじ2杯ほど入れて火にかけます。
そして一口大の鰻の切り身を投入。蓋をして蒸し煮にします。
玉子は4人分で5個を割り、白醤油大さじ2、みりん大さじ4を入れてかき混ぜます。
鰻に火が通ったところで溶き玉子を2/3ほど投入し、刻んだ三つ葉も入れます。
玉子がやや固まってきたところで残りのたまごも入れ、ちょっと火が通ったところで火を止めます。
ご飯を装った丼に具材を載せて完成!

写真は自分のイメージに比べてイマイチでしたが(笑)、食べてみたらほぼ理想どおり! イイ感じで美味しくいただきました。

右奥はキャベツの甘酢漬け。これも私の料理(?)の定番となりつつあります。何といっても調味料がシンプルで悩む必要のないのがイイ!(笑)。酢大さじ4、砂糖大さじ4、合わせダシ大さじ2という分量です。なお、ざく切りにしたキャベツは洗った後塩でもんでいます。

味噌汁は基本インスタントですが、キャベツの芯をみじん切りにして20分ほど茹でています。
ちなみに今日、夕方4時前にヤマナカに野菜を買いに行ったのですが、キャベツの半玉78円のものを選んでいたら、見知らぬオバチャンが「4時になったら1玉98円になるよ」と教えてくれました。当然、半玉ではなく1玉買いました(笑)。
こういう感覚が田舎っぽくていいですね。



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8月18日の遅い夕食 イカの煮物ほか

2009年08月19日 12時15分33秒 | 料理

名古屋に行って疲れたのもあったのですが、むしろ前日ほとんど寝ていなかったのが理由で、自宅に戻った後、爆睡してしまい、目が覚めたら夜12時。
そんなわけで母が作っておいてくれた料理を夜中にひとりテーブルでつつきました(笑)。

まずはイカの煮物。ただ醤油(と砂糖?)で煮ただけのもの。特別美味い!というほどのものではありませんが、飽きのこない普段のおかずという感じです。

チャーシューにタマネギのサラダ。こちらも特別おいしくはなかったです(笑)。

いただきもののスイカ。東京の一人暮らしではまず食べなかったですが、三重の実家では色々なものが食べられます。

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8月18日 松坂屋美術館『レオナール・フジタ展』★4

2009年08月19日 04時34分12秒 | イベント・アートなど

久しぶりの名古屋。目的は松坂屋本店南館7階で開催(8/1-9/13)されている『レオナール・フジタ展 よみがえる幻の壁画たち』を観るため。

同展オフィシャルサイトによると、「エコール・ド・パリの寵児として20世紀のフランスで才能を開花させた藤田嗣治(1886~1968)は、「素晴らしき乳白色の地」による裸婦像でその名声を確立しました。一時帰国した戦時中は日本洋画壇の中心的役割を果たしますが、戦後は再び日本を離れ、フランスに帰化。キリスト教の洗礼を受けてレオナールと名を改めたフジタは、故国日本に戻ることなくこの世を去りました。」とあります。

また、本展の見どころとしては、「初期からスタイルの確立まで、そして幻の群像大作の全容を紹介するとともに、晩年のアトリエ・フジタからランスの「平和の聖母礼拝堂」へとつながる一連の宗教画も紹介し、フランス人レオナール・フジタとしての実像を明らかにします。」とあります。

さらに3つの見どころとして
1.大画面と群像表現、「大作」への挑戦
2.今も当時のまま残るアトリエ・フジタを再現
3.フジタ、魂の昇華「平和の聖母礼拝堂」
を挙げています。

「大作」とは、「構図」の連作2点、そしてこの「構図」と対をなす「争闘」の連作2点(日本初公開)のこと。解説によると、アトリエに無造作にキャンバスの状態で丸めて(たたまれて、だったかな?)置かれており、発見した人がビックリしたとのこと。実際には保存状態が悪く、シミや絵の具のはがれがひどかったようで、フランスの国家プロジェクトとして最高の技術者たちが6年の歳月をかけて修復したとのこと。実際に見たところ、全く修復の後がわからず、つい先日描き終わったかのような仕上がりでした。合計4枚の大作はそれぞれが3x3m、見ていて圧倒されます。

アトリエ・フジタはフジタがたまたま見つけた田舎の廃屋を買ってリフォームした建物のなかのアトリエ。キリスト教に帰依したフジタらしく、壁にキリストの絵が描かれています。なお、フジタは絵画以外でも手先が器用で、家具類や焼き物も自分で作ったほか、アトリエの精密な模型も作っていて、私はそこが一番ビックリしてしまいました。

「平和の聖母礼拝堂」は建物内部を覆うフレスコ画、ステンドグラスはもとより、細部にいたるまでフジタ自ら装飾を手掛けています。さすがに礼拝堂そのものを持ってくることはできないので、ステンドグラス(のレプリカ)やフレスコ画の原寸下絵などが豊富に展示されていました。礼拝堂のビデオが放映されていましたが、一度見に行きたくなるような造りでした。

私が印象的に思ったのは、フジタが名声を確立した「素晴らしき乳白色の地」の頃の横たわる裸婦のデッサンと「二人の友達」というタイトルの2人の裸婦像。透明感のある描写が良いと思いました。

また、コックさんや外科医など職業ごとに描いている小さい絵の集合体は、人物が全て子どもなのですが、妙にませているような冷めているような表情が面白かったです。絵画というよりはイラストレーションといった方がいいような絵です。

フジタは焼き物も自分で作っていましたが、会場を出たところのミュージアムショップではフジタデザインの猫の絵の小皿5枚セットは同氏デザインの木箱入りで5,000円で売っていました。これは欲しかったのですが、自宅には使い切れないほどの食器(どれもガラクタですが)が山のようにあるので、購入は諦めましたが(笑)。


そんなわけで、まぁまぁ面白い展示会でした。
ご参考:同展スペシャルサイト(http://leonardfoujita.jp/)
なお、ネット上で200円の割引券がプリントできます。




藤田嗣治「異邦人」の生涯 (講談社文庫)
近藤 史人
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藤田嗣治 作品をひらく -旅・手仕事・日本-
林 洋子
名古屋大学出版会

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8月18日の昼食 『ナビィとかまど』のフーイリチー定食

2009年08月19日 02時20分42秒 | 料理

今日は名古屋に行ってきました。松坂屋美術館で開催されている『レオナール・フジタ展』を見るためですが、お昼にラシック4Fの沖縄料理店『ナビィとかまど』に入ってみました。このお店は沖縄に本店があり、他に東京・新宿ルミネエスト店、伊勢丹会館店があるようです。

注文したのは「フーイリチー定食」1,080円。フーイリチーは麩の炒め物。具材は他に豚バラ肉、玉子、ニラといったところ。麩の料理ということでそれほど期待していなかったのですが、味付けがなかなか良くてそこそこ美味しかったデス。

定食にはほかに沖縄そば、マカロニサラダ、たくあん、フルーツのデザートがついていました。

右上は島とうがらし(コーレーグス)。テーブルに置いてあったもの。島とうがらしを泡盛で熟成させたものとのことで、そば、ラーメン、鍋などに入れて使うものとのことだったので、沖縄そばに少し垂らしてみました。
食べてみると、島とうがらしはハラペーニョのような味で、正直、じゃま(笑)。ない方がよかったです。

マカロニサラダにはゴーヤーのスライスが入っていて沖縄らしさを感じますが、それほど美味しくなかったです。
たくあんも・・・。

ご飯は炊き込みご飯と白米ご飯が選べたので炊き込みご飯をチョイス。大豆とヒジキの煮物を混ぜたようですが、味はボチボチ。


全体としてはイマイチな感じでした(失礼!)。


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