IKEDA HIROYAのとりあえずブログ

日々の食事や美術展巡り、スポーツ観戦記などもつれづれなるままに書いています。

8月17日の夕食 豚リブ肉の角煮 中華味噌味

2009年08月17日 19時29分16秒 | 料理
 

今日は父のリクエストで豚リブ肉(骨付)を角煮にしました。ただし、醤油ベースではなく、豆豉醤と甜麺醤を使った中華味噌味仕立てににしてみました。

圧力鍋に水を張り、お湯を沸かします。
豚リブ肉を鍋に投入。
調味料を投入。調味料は豆豉醤(大さじ2)、甜麺醤(大さじ4)、砂糖(大さじ4)、酢(大さじ1)。
沸騰してから20分間中火で煮込みます。
圧力を抜いて肉を小鉢に取り分けます。
煮汁をフライパンに少し入れ、温めながら水溶き片栗粉を垂らしてとろみをつけます。
これを小鉢の肉にかけて完成。

食べてみると、肉はしっかり柔らかくなっており、ちょうどいい塩梅に味も染み込んでいました。豚肉の脂身の甘さがまたウマイ!

総料理時間は30分ですが、作業時間は15分程度でしょうか。なかなか簡単。
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8月17日の朝食 ひき肉カレー

2009年08月17日 19時23分13秒 | 料理

今日の朝食はひき肉カレー。

ハンバーグ用牛豚合い挽き肉を使いました。ルーは残り物。父が水を足してシャバシャバ状態にしてしまったので、煮詰めるのに苦労しました。最後に小麦粉を溶いたものを足して調整。

味はまぁ、ボチボチというところで。

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8月16日 『ジャンクSPORTS』「アスリート・料理の鉄人」

2009年08月17日 19時06分09秒 | 料理番組
『ジャンクSPORTS』はいつも見ている番組ですが、「アスリート・料理の鉄人」は一流アスリートが料理対決をするという企画。

過去3回対戦が繰り広げられており、今回は4回目。今回の選手は・・・氷上で戦う女子アスリート! 女子カーリング日本代表・本橋麻里選手と女子スピードスケート日本代表・大菅小百合選手。
今回のテーマは「北海道の幸」。北海道出身の両者の対決はそれぞれが達者な作業でびっくり!

本橋麻里選手は
●ホタテとトウモロコシの炊き込みご飯
●毛蟹とホタテのこってり甲羅焼き
●お吸い物

炊き込みご飯を作るときは甘みを出すためにトウモロコシの芯も入れていました。また、ホタテのキモを入れて苦みのアクセントにしていました。
甲羅焼きは毛ガニとホタテ、アスパラガスを特製味噌マヨソースで和えた後、オーブンで焼いています。

大菅小百合選手は高級鮭トキシラズづくしのスペシャルイタリアン!
●北海鮭ステーキイタリア風
●トキシラズのチーズリゾット

鮭ステーキはブラックオリーブと玉ねぎ、イクラがトッピングされていました。
リゾットではトキシラズの皮を揚げてから刻み、それを散らしているのがいいアクセントになっているようでした。

審査員は落合務さん、奥野史子さん、荻原次晴さんの3名。
結果は2対1で本橋麻里選手の勝利。テレビを見ていて私も本橋選手の勝ちかと思いましたが、大菅選手の料理も美味しそうでした!


詳細は『ジャンクSPORTS』公式サイトの「スポーツファンタスティック」をどうぞご覧下さい。料理番組ではないので、詳細なレシピは載っていませんが。


さらに同サイトバックナンバー。
第3回 エビ対決(2009年6月28日) 実家が定食屋、女子ラクロス日本代表・山田幸代選手とお料理教室に通う、フィギュアスケート・中野友加里選手との対戦

第2回 ライス対決(2009年2月15日) 女子プロゴルファー・諸見里しのぶと女子テニス界を代表する美人姉妹の妹、瀬間詠里花との対戦

第1回 ハンバーグ対決(2008年11月16日) 片岡安祐美選手と古閑美保選手の対戦







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8月16日 『サンデープロジェクト』「食料自給率40%」虚像と実像

2009年08月17日 02時39分57秒 | 料理番組
たまたま『サンデープロジェクト』というテレビ番組を見ていたら、「食料自給率40%」虚像と実像 という特集が放送されていました。興味深い内容だったので、以下に紹介したいと思います。

要約すると、農水省が日本の食料自給率が低いということを強調することで国民の不安を煽り、その対策予算を勝ち取りたいという省益がはたらいているのではないかということを検証する内容。


食料自給率の算定方法に金額ベースとカロリーベースがあることは知っていたのですが、かつては金額ベースを用いるのが主で、それが最近はカロリーベースに変更されているとのこと。理由は1973年の第一次オイルショック。物価の高騰で、例えば大豆関連商品は約2倍に。このような食料不安の中で作られたのがカロリーで計算する方法。
ただ、どちらにも一長一短があり、金額ベースの短所は為替変動の影響を受けやすいこと。
一方、カロリーベースの短所は畜産の生産活動がカウントされないことと、野菜・果物のウエートが小さくなるということ。

畜産物は肉は国産でもエサは輸入物に頼っています。このため、例えば豚肉の場合、52%が国産でもカロリーベース自給率では5%になってしまいます。
牛乳にしても、エサを輸入品に頼っているため、例えば全て輸入飼料で飼われた牛の牛乳では自給率が0%になってしまうとのこと(牛乳の自給率は金額ベースだと92%あるのにカロリーベースだと41%しかない)。これは農水省が定めたルールに於いて、「畜産物については、飼料自給率を考慮」する、つまり輸入飼料を使用した場合、自給率に参入しないことになっているためだそうです。

野菜はカロリーが低いため供給カロリーに占める割合が低いため、国内生産が上がってもカロリーベース自給率の向上にはあまり貢献しません。

ともあれ、1995年には農業白書から金額ベースの表記が消えています。

さらに、2009年度版白書では廃棄される食品は年間900万トンにも及ぶが、これは日本国内で消費される食料品の1/4に相当。この廃棄食料も分母にカウントされています。廃棄分を除いて計算すると、食料自給率は54%となるとのこと。
このことは元農水事務次官の方も疑問視していたとのこと。

そもそも、金額ベース自給率の場合、2007年のカロリーベース自給率40%に対し、金額ベース自給率は66%(ちなみにカロリーベース自給率は1965年には73%だったのが、2006年には39%にまで落ち込みました)。

番組では、農水省が金額ベース自給率を出さないのは、日本より金額ベース自給率の低い国があるためであるとしています。
また、自給率向上のための予算は、2006年度65億円に対し、2007年度は166億円にアップしている。2008年度に至っては、2,889億円にまでアップしています。
対策の内訳としては、7割以上がコメの転作関連と水田対策に偏っていて、これは自給率向上を名目にしたコメ農家の保護であるとしています。さらに、今年度予算の目玉として、エサ米等への転作補助金が404億円となっているが、番組では効果があるか疑問視。

一方で、番組では日本が必ずしも先進国の中で飛び抜けて食料輸入に頼っている国ではないことを示しています。
主要国の農産物輸入額は日本がトップと思われがちだが、日本423億ドルに対し、アメリカ676、ドイツ577、イギリス458、フランス372、カナダ155となっており、日本は第4位(FAOSTAT調べ)。国民1人あたりで計算してみても、日本330ドルに対し、イギリス756、ドイツ698、フランス607、カナダ592となり、日本は第5位となっています(FAOSTATをもとに番組試算)。



ただ、この特集の主張のために、都合のいい解釈や都合のいいデータを持ち出した部分があるようにも思え、まるごと信用することもできませんでした。
例えば、ウィキペディアで「食料自給率」を見たところ、上記問題点の指摘もあれば、それ以外の指摘もあり、この番組が総合的な観点から組まれていないことがわかります。

また、上記の先進国の農産物輸入額のデータにしても、どういった食料を輸入しているかということが大事な気がします。食料の中にはそれがないと生きていけないもの(米、大豆、小麦などの穀物)となくてもとりあえず生きていける食料があるでしょうし、後者の中でも希少価値があり高価なものが含まれていれば、金額としてアップします。いわゆる贅沢品ですね。そんなものは、イザというときなければないで済むわけで、それらが金額のどの割合なのかがわからないと、正確な判断はできないように思います。

そもそも「食料自給率」は、いざ、というときに日本は自前で喰っていけるかどうかの一つの指標であり、どこかの国との国交断絶などの危機があった場合、エネルギー自給率がそもそも低い日本が「食料自給率」にこだわるのは無意味との見解もあるようです。
でも、食料不足の折には自国の供給を優先するのはどこの国でも当然でしょうから、そうしたリスクを少しでも回避するためには食料自給率は高い方がいいと私は思います。
ただ、日本のこれまでの(今も?)コメ農政がおかしかったのではないかとも思います。



とはいえ、簡単に「食料自給率が40%で将来あぶない」といたずらに煽られることなく、冷静な判断が必要とは思いました。
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