遺伝屋ブログ

酒とカメラとアウトドアの好きな大学研究者です。遺伝学で飯食ってます(最近ちょっと生化学教えてます)。

人間ってそうですよねー

2017-07-19 23:56:34 | 
今日で前期課程で僕が受けもっている講義を全て終了できました。昨年、パラで落ちて入院してしまって周囲に迷惑をかけてしまいました。今年は無事に済ませられたので、けっこう充実感というか達成感があります。もちろん、学期末試験で学生さん達に頑張ってもらって良い結果になることを望んでいます。
晴天の県内、梅土用干し(北國新聞)
熱中症搬送者激増 梅雨明けで更に警戒
明日はかなり気温が上がりそうです。梅雨前線はなんと北朝鮮からシベリア辺りまで北上します。四国から関東甲信あたりはこれで梅雨明けのようですけど、北陸には来週月曜には前線さんが降りてくるもようです。

太平洋側はこれで雨降らなくなるかというと・・・・
九州付近で雲が急発達 台風? (tenki.jp)
九州で低気圧が絶賛発達中で、風速によっては「台風」を名乗るようになるかもです。台風にならなかったとしても、かなりの雨は降らせるでしょうから、南近畿の人は要注意。
〈以下引用〉
今後、この雲のあたりで低気圧が発生して、四国沖に進むでしょう。低気圧は動きが遅く、同じような所にしばらくとどまる見込みです。今のところ、広範囲でこの低気圧の影響を受けることはありませんが、低気圧の東側にあたる、紀伊半島付近を中心に太平洋側には南から湿った空気が流れ込みやすい状態が続くでしょう。四国沖の海水温は平年より高いため、とどまっている間に発達したり、熱帯低気圧に変わったりする可能性もあります。予想より雨の範囲が広がることも考えられますので、念のため最新の情報をご確認ください。


ちょっと気に入ったインタビュー記事をいくつか・・・・
インタビュー:初のモンゴル出身・友綱親方、名古屋場所に挑戦 (REUTERS)
名古屋場所、快進撃だった白鵬関に土がついちゃいましたね。でも、モンゴル力士勢が中心なのは現実。今場所、相撲史で初のモンゴル出身親方の率いる部屋がデビューしています。元旭天鵬の友綱親方が率いる友綱部屋です。
インタビューで気に入った部分は・・・
〈以下引用〉
──相撲というスポーツは、親方にとってどういうものか。
「非常に人間を成長させる。結果が全てで、その都度その都度わかるし、本人のがんばり次第で天井はない。チームスポーツは1人がうまくても成り立たない。相撲は、1人で成り立つ。どんどん出世していくし。昨日部屋に入った子と、10年20年やってる人が同じところで生活しているわけだから、学ぶことはたくさんある」

──日本についてどう思うか。最初に来た時と見方が変わったか。
「国民としては非常にやさしいし、頑張りやさん。相撲界で、これだけモンゴル人が来て上位を占めていても、みんな平等に応援する。これはたぶん日本人にしかできないことじゃないかと思う。他のスポーツでもそうだけど、外国から来て頑張っている人に、平等に応援する、というのは世界中探しても、だんとつに日本じゃないかな」
「批判しようと思えばいくらでもできるのに、ブーイングなど、品の悪いことは絶対にしない。素晴らしいことだと思う。(相撲界の)中にいながら、長年やっていて、それを一番思った」

日本人にもだめなとこはいっぱいあると思うんだけど、まあ「寛容なのかな」とは思う。大相撲って、力士の出身地を意識させる演出をわざわざするんですが、それを含めて他所の力士の活躍も楽しんでますよね。

それと、生物学者で宇宙船船長になったリャザンスキー氏に対するインタビュー。
「地球でやり忘れたことがあると最悪」(ロシアNOW)
彼はロシアの宇宙遊泳最長記録を持っています。彼の宇宙飛行士としての訓練は2005年に修了したそうですが、その2年前にスペースシャトル『コロンビア号』が地球の大気圏で空中分解し、乗員7人全員が死亡する事故が起きた。その後あろうことか、NASAは2017までの乗員の科学者枠をすべて買収。2005年から12年間も彼には科学者として宇宙に行くチャンスが奪われてしまった。そしてそれから彼は本当に宇宙に行きたいという気持ちになったそうです。人間の気持ちってそうですよねー。

もうひとつロシアNOWから宇宙飛行士のインタビュー。4月のだからちょっと古いですが。
宇宙でカンパイ!(ロシアNOW)
宇宙ではもちろんアルコール禁止なのだが、ロシア人飛行士達はあの手この手で酒を持ち込んで酒飲んでたそうです。ロシア人、さすがだ。笑
〈以下引用〉
宇宙にはじめて酒類が持ち込まれたのは1971年のこと。送り先は宇宙ステーション「サリュート7号」だ。ある飛行士が宇宙滞在中に誕生日を迎えることになっていたので、友人の技師らがスタート前にプレゼントを用意した。血圧計のベルト部にアルメニア・コニャックをひと瓶、忍ばせておいたのだ。
のち検査局が調べたところ、ほとんどどのステーションにも酒の隠し場所があった。その数、数十か所。当局高官もこの事実を認めている。宇宙飛行士選別総局共同代表のヴャチェスラフ・ロゴジニコフ氏によれば、宇宙飛行士のほぼ全員にこうした「裏ポケット」があった。「厳に禁じられていることではあるが、アルコールは出てくるのだ。どこから出てくるかなど、私は知らない」

んで、詳細は記事タイトルをクリックして、本文を読んでほしい。何はともあれ宇宙に最適なのはアルメニア・コニャックなんだそうだ。

「人間」が宇宙に行くんだから、アルコールもしょうがないといえばそうなんだけどね・・・
日本の球形ドローン、ISS内の宇宙飛行士の作業を撮影 (BBC)
AIが人間から職を奪うのなら、宇宙飛行士のポジションもそうなるかもしれませんな。記事中、日本製のドローンと表現されているけど、精巧なロボットがISSでの仕事をこなす時代がけっこうすぐに来るかもしれません。
無重力状態で、ドローンのInt-Ball(イントボール)君は小型ファンによって風を起こし移動することができ、地上の管制センターから遠隔操作されています。写真みると、さすがに日本製だけあってかわいいです。静止画や動画を撮るのが任務みたいですが、宇宙飛行士達のサポート業務くらいはすぐにやれるようになるんじゃないかな。SFアニメ宇宙戦艦ヤマトにアナライザーってロボットが乗っています。あれよりは優秀になるかもしれません。ま、ヤマトのアナライザーは佐渡さんにお酒をつぐ機能を備えていて、その点ではすぐれてますが。www

本日の酒:KIRIN 一番搾り 横浜づくり + 立山 特別本醸造
コメント
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