遺伝屋ブログ

酒とカメラとアウトドアの好きな大学研究者です。遺伝学で飯食ってます(最近ちょっと生化学教えてます)。

まだ飢えてるの?

2017-07-25 22:45:32 | たわごと
雨雨でした。今日は休日出勤分の代休を取りました。前期に予定していた講義はちょうど終了したし、試験はこれからだしで、エアポケッットのように空いた日だったのです。まあ、こんな天候で何ができるというわけでもないので、平和堂で買い物して内灘で温泉入ってきました。内灘の温泉は建て代わってすごくいい施設になりました。だというのに400円♪ 町営ってのはすばらすい。でも、建物が新しくなってアイス売ってる売店がなくなって、自販機になってきました。しかーも休憩所では飲食禁止という・・・以前の小さな施設の時は、お茶のサーバーがあって温かいお茶が自由にいただけたんだが・・・いろいろともったいないな。不幸にもそこが避難所になった時でもそこを飲食禁止にするつもりなんだろうか?
強い雨、金沢で土砂崩れ(北國新聞)
西〜東日本で局地的に激しい雨 土砂災害などに警戒を
今日の大雨で金沢市内でも土砂崩れがあって、避難勧告が出ました。場所は鈴見台。自分の生活圏内でこういうことが起こるとニュースが他人事に思えなくなります。ま、どんな災害も「明日は我が身」なんですが。

さて、当たらない中期予報でーす。
厳しい残暑 長引く  3か月予報 (tenki.jp)
秋雨前線は弱めで残暑厳しいらしいっすよ。10月になれば晴天が多いそうです。ま、残暑には備えておきましょー。

さてさて、本日は土用の丑。
台湾、ニホンウナギを「最も絶滅の危険度が高い種」に指定(財経新聞)
台湾政府は近年資源量が急減しているニホンウナギについて、同国の絶滅危惧種リスト(レッドリスト)で「最も絶滅の危険度が高い種」に指定することにしたそうです。
〈以下引用〉
ニホンウナギは近年乱獲等により急激に数を減らしており、既に日本や国際自然保護連合 (IUCN) でも「絶滅する危険性が高い絶滅危惧種」に指定されているが、今回の指定はより危険度が高いものとなる。台湾では稚魚(シラスウナギ)の輸出を禁止するなど対策を進めているが、日本に違法に輸出される例が後を絶たず、状況の深刻さが増しているようだ。

台湾ルートを完全に遮断されるとかなりきつくなるんじゃないかなー。正直、ワシントン条約の下でいっさいの国際取引を禁じたほうがいいと思う。魚に対しては日本人に自制するのは無理だと思う。完全に絶滅するまで食べつくすでしょう。外圧の方が日本には効果的です。

てなわけで、今日の夕食は『うな蒲ちゃん』を買って食べました。うなぎの蒲焼きにせまる出来でした。さすが、カニカマで世の中を変えた企業スギヨの製品です。でも、僕的にはうなぎの蒲焼きに近すぎて、蒲鉾っぽいところを残してくれてもよかったと思いました。どうせ嗜好品だしねー。スギヨに対するリスペクトもあります。蒲鉾って日本の誇るべき加工食品だと思う。
うなぎをどうしても食べなきゃいけないわけはないし、同じことがクロマグロにもいえます。主に昭和世代の我が儘でしかありません。僕が子供の時はすんごく高くておいそれと食べられなかったんですよ。それが安く大量に供給された。戦後に飢えを経験した世代には、美味いものを腹一杯食べることが幸せで、それがただただ惰性で続いています。だから絶滅するまで食べ尽くす。理性の入り込む余地がない。貧しさの裏返しだと思う。だからこそ改めることができない。きれいな服着てぷくぷくに太ったおじさんおばさんが、「土用の丑の日には食べなきゃいけない」ってインタビューに答えるのをテレビで見れば見るほど、豊かさを全く感じません。感じるのは、「まだ飢えてるのか?」という絶望感だけ。うなぎの旬は冬なんですよ。夏に売れないから江戸時代にこじつけで考えられたのが土用の丑キャンペーン。それを皆分かってて修正できない。ばかばかしく哀れささえ感じます。

本日のお酒:KIRIN 一番搾り STOUT + 立山 特別本醸造 + 十代目 純米大吟醸生原酒
コメント
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