遺伝屋ブログ

酒とカメラとアウトドアの好きな大学研究者です。遺伝学で飯食ってます(最近ちょっと生化学教えてます)。

勝負は一撃で決まる

2013-10-28 23:25:29 | たわごと
上原の“けん制ゲームセット”はWS初 2夜連続で史上初の珍事(サンケイスポーツ) - goo ニュース
Unlikely hero Jonny Gomes powers Red Sox to Game 4 win (SPORTS ILLUSTRATED)
やっとレッドソックス得意の勝ちパターンで勝利です。前のリーグチャンピオンシップで上原君は限界に達しているとみてましたが、それは残念ながら当たりみたいですね。パーフェクトに抑え込むことが出来ないどころか、かなり制球力が落ちています。一発くらう危険性大です。ただ、レッドソックスを率いる監督は短期決戦の勝ち方を知ってるようですね。今日のヒーローはゴームス(スペイン語発音だと「ゴメス」だよね)。カージナルズの先発投手は右のリンなのに、右投手相手に2割そこそこの打率のゴームスを中心打者オルティスの後の打順に配しました。監督はワールドシリーズの緊張感の中での能力を買ったそうな。彼は今回のワールドシリーズが彼のキャリアの中で始めてなんですがね・・・とにかく、まともに勝負してもらえないオルティスの後にバットをぶんぶん振り回す彼がいることが重要だった。それは3打席目に証明されました。6回2アウトで3番ペドロイアにヒットを打たれると4番オルティスが勝負されずに歩かされました。その結果、5番ゴームス(「ゴメスって発音しようよ。いじかしいよ)が、3ランホームランをかっ飛ばしました。勝負は一撃で決まるのです。野球はそういうスポーツです。
その後ピンチになって、カージナルズ3番ホリデーが出たところで田沢投手を投入。田沢投手はホリデーとの対決がこれで3回目・・・打線の中で中心選手の誰かを完全に抑え込む。相手打線の中にブレーキを作る。これも鉄則です。ここぞというところで相手中軸打線を途中で封じてしまうのです。田沢投手はこの役割を果たした。これに加えて、2戦目に先発したラッキー投手をリリーフで投入した。4戦目ですから、先発投手は後3人いればいいのです。今日、ショートリリーフをしたのなら、7戦目にはまたリリーフで投げれるでしょう。契約が厳しいMLBでもこれくらいの戦い方ができないとワールドシリーズは征することが出来ないんじゃないかな。これで最低でも後二試合、ボストンに帰って来れる権利を得ました。指名打者制が使える球場へ戻れます。
それにしても、エラーやミスジャッジが展開を左右するシリーズになってしまいました。伝統ある両球団なのにちょっと残念な展開です。今日の最後も上原投手による牽制球でした。9回2アウトで打席にいたカージナルズのスター選手3番ベルトランはバットを一度も振らず、2球見送って試合が終わっちまいました。これも野球です。勝負は一撃で決まるのです。上原、田沢、頑張れ!!

「くまモンはお一人なの?」 両陛下、熊本県庁で対面(朝日新聞) - goo ニュース
今日、ネット上で大きな話題だったのは、天皇皇后両陛下の熊本ご訪問。そこでの皇后陛下の一撃・・・「くまモンはお一人なの?」 (爆)

本日のお酒:SUNTORY EXTRA RICH + 天狗舞 吟醸 旨吟
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