午前の仕事を終えて、ちょい休憩にネットで試合経過をみたら・・・6対0でボストンがリード。
「上原の出番ないかも!」
セーブポイントが稼げなければ、ポストシーズンのメジャー新記録を達成できないんだよ。もちろん、パーシバル等のなみいる名クローザー投手とタイ記録を持ってるだけでもものすごく名誉なことなんだけど。どうせなら抜いてほしかったっす。ま、しょうがないね。結局、9回5点リードで上原投手はマウンドに立ちました。2つのアウトはレフトフライ。彼はフライで打ち取るタイプなのです。しかし、3人目、最後の打者からは空振り三振を奪いました。そんなわけで、こんな見出しの記事が! (画像クリックで大きくなるよ)
大リーグ:「世界の上原」大活躍 地元・大阪も歓喜(毎日新聞)
From security guard to security blanket, the journey of Koji Uehara (SPORTS ILLUSTRATED)
上原投手は大阪府寝屋川市出身です。僕とおんなじー♪ 香里園の明徳の団地ですから、母方の実家の近所です。あそこら辺の野原では僕もよく遊んだよ。高校は東海大学付属仰星。彼は外野手で後に控え投手になったらしい。大学受験には失敗。一浪した。彼の若かりし頃の恵まれない経歴をスポーツイラストレイテッドで詳しく書かれています。アメリカンドリームなんです。記事タイトルに"From security guard"とあるのは、彼が浪人時代にバイトで工事現場の警備員をやっていたことを指しています。そして、"to security blanket"ボストンレッドソックスの『安全毛布』になったと・・・安全毛布というのはピーナッツのライナス君が肌身離さず持っている毛布のことです。安心を与えてくれる、なくてはならない存在ってことなんですよ。今シーズンを最後に引退したヤンキースのクローザー、リベラ投手もパナマの漁師のせがれでした。アメリカ人ってこういう物語が大好きなんです。人種、国籍にこだわらず、アスリートに敬意を持ち大事にできるアメリカ社会のこういうとこは大好きです。
ワールドシリーズMVPはビッグパピーことデビッド・オルティス選手でした。シリーズ打率.688です。中心打者にこんだけ打たれれば、カージナルズは勝てません。今日の第6戦は彼から四球で逃げまくるしかありませんでした。カージナルズはローテーションピッチャーまで投入しての総力戦をやったのにオルティス選手とは勝負ができなかった。逆にレッドソックスはゲーム後半にランナー置いて相手の中軸打者に打順が来たら田沢投手を投入しました。彼の仕事は1試合1殺。今日も7回2アウト満塁で4番打者が出たところで登板し、1塁ゴロに打ち取りました。ひとつひとつのアウトは簡単でも、シリーズで毎試合やれといわれ、やり遂げることのすごさはハンパないです。
ファーレル監督の戦略は本当に素晴らしかった。しかも彼が監督だったからこそ、上原投手が重用されたと思います。上原投手がテキサス・レンジャーズに在籍していたとき、トロント・ブルージェイズにトレード話しがあったんですが、流れてしまいました。その時のブルージェイズの監督がファーレル氏。翌年、アメリカンリーグ東地区最下位レッドソックスがファーレル氏を監督として招き(解任されたのは、日本でもおなじみバレンタイン氏)、彼はリリーフ陣を整備するために上原を獲得しました。惚れ込んでたわけですな。そして、最下位チームをワールドシリーズ制覇に導きました。伝統あるフェンウエイパークでワールドシリーズを征したのは1918年以来。その時の中心選手はベーブ・ルース♪
リーグチャンピオンシップのMVPは上原投手38歳、ワールドシリーズMVPはオルティス選手37歳・・・。
ちなみに上原投手がボストンへの移籍を決意したのは、レッドソックスのクラブハウスには温水洗浄便座があったかららしい・・・。w
Rソックス・田沢、夢叶った! アマからメジャー頂点へ(夕刊フジ) - goo ニュース
彼もアメリカンドリームの体現者だと思います。日本プロ野球は彼の米国行きをきっかけに、日本のプロ野球のドラフト指名を拒否して海外のプロ球団と契約した選手は、当該球団を退団した後も一定期間(大卒・社会人は2年間、高卒選手は3年間)、日本プロ野球球団と契約できないとするルール(いわゆる田沢ルール)が設けられた。日本プロ野球はダメで古い日本社会を象徴していますね。こんだけメジャーで成功したら、これから衰退間違いない日本のプロ野球で投げなくてもいいでしょう。来シーズンは是非ローテーション投手やクローザー投手を目指してほしいです。なれます。彼なら!
金沢市民の応援に感謝 石川ミリオンスターズ、独立リーグ日本一を市長に報告(北國新聞)
石川ミリオンスターズが2年ぶり2回目のプロ野球独立リーグ日本一に輝きました。相手チームは徳島インディゴソックスでした。石川ミリオンスターズ、略してミリスタには、昔メジャーリーグでもプレーした木田優夫投手が所属しています。彼は日本プロ野球の球団4つ、米国メジャーリーグのチーム3つで投げた経歴を持っています。彼は世界中どこでも投げたいと言います。こういう野球人生も共感し尊敬できます。しょぼくてもチャンスがあっちこっちにある。そんな社会って、いいと思いませんか? だから『田沢ルール』などというモノを作った日本プロ野球界が情けなくてしょうがないのです。
本日のお酒:YEBISU PREMIUM BLACK + 宮崎芋焼酎 赤霧島
「上原の出番ないかも!」
セーブポイントが稼げなければ、ポストシーズンのメジャー新記録を達成できないんだよ。もちろん、パーシバル等のなみいる名クローザー投手とタイ記録を持ってるだけでもものすごく名誉なことなんだけど。どうせなら抜いてほしかったっす。ま、しょうがないね。結局、9回5点リードで上原投手はマウンドに立ちました。2つのアウトはレフトフライ。彼はフライで打ち取るタイプなのです。しかし、3人目、最後の打者からは空振り三振を奪いました。そんなわけで、こんな見出しの記事が! (画像クリックで大きくなるよ)
大リーグ:「世界の上原」大活躍 地元・大阪も歓喜(毎日新聞)
From security guard to security blanket, the journey of Koji Uehara (SPORTS ILLUSTRATED)
上原投手は大阪府寝屋川市出身です。僕とおんなじー♪ 香里園の明徳の団地ですから、母方の実家の近所です。あそこら辺の野原では僕もよく遊んだよ。高校は東海大学付属仰星。彼は外野手で後に控え投手になったらしい。大学受験には失敗。一浪した。彼の若かりし頃の恵まれない経歴をスポーツイラストレイテッドで詳しく書かれています。アメリカンドリームなんです。記事タイトルに"From security guard"とあるのは、彼が浪人時代にバイトで工事現場の警備員をやっていたことを指しています。そして、"to security blanket"ボストンレッドソックスの『安全毛布』になったと・・・安全毛布というのはピーナッツのライナス君が肌身離さず持っている毛布のことです。安心を与えてくれる、なくてはならない存在ってことなんですよ。今シーズンを最後に引退したヤンキースのクローザー、リベラ投手もパナマの漁師のせがれでした。アメリカ人ってこういう物語が大好きなんです。人種、国籍にこだわらず、アスリートに敬意を持ち大事にできるアメリカ社会のこういうとこは大好きです。
ワールドシリーズMVPはビッグパピーことデビッド・オルティス選手でした。シリーズ打率.688です。中心打者にこんだけ打たれれば、カージナルズは勝てません。今日の第6戦は彼から四球で逃げまくるしかありませんでした。カージナルズはローテーションピッチャーまで投入しての総力戦をやったのにオルティス選手とは勝負ができなかった。逆にレッドソックスはゲーム後半にランナー置いて相手の中軸打者に打順が来たら田沢投手を投入しました。彼の仕事は1試合1殺。今日も7回2アウト満塁で4番打者が出たところで登板し、1塁ゴロに打ち取りました。ひとつひとつのアウトは簡単でも、シリーズで毎試合やれといわれ、やり遂げることのすごさはハンパないです。
ファーレル監督の戦略は本当に素晴らしかった。しかも彼が監督だったからこそ、上原投手が重用されたと思います。上原投手がテキサス・レンジャーズに在籍していたとき、トロント・ブルージェイズにトレード話しがあったんですが、流れてしまいました。その時のブルージェイズの監督がファーレル氏。翌年、アメリカンリーグ東地区最下位レッドソックスがファーレル氏を監督として招き(解任されたのは、日本でもおなじみバレンタイン氏)、彼はリリーフ陣を整備するために上原を獲得しました。惚れ込んでたわけですな。そして、最下位チームをワールドシリーズ制覇に導きました。伝統あるフェンウエイパークでワールドシリーズを征したのは1918年以来。その時の中心選手はベーブ・ルース♪
リーグチャンピオンシップのMVPは上原投手38歳、ワールドシリーズMVPはオルティス選手37歳・・・。
ちなみに上原投手がボストンへの移籍を決意したのは、レッドソックスのクラブハウスには温水洗浄便座があったかららしい・・・。w
Rソックス・田沢、夢叶った! アマからメジャー頂点へ(夕刊フジ) - goo ニュース
彼もアメリカンドリームの体現者だと思います。日本プロ野球は彼の米国行きをきっかけに、日本のプロ野球のドラフト指名を拒否して海外のプロ球団と契約した選手は、当該球団を退団した後も一定期間(大卒・社会人は2年間、高卒選手は3年間)、日本プロ野球球団と契約できないとするルール(いわゆる田沢ルール)が設けられた。日本プロ野球はダメで古い日本社会を象徴していますね。こんだけメジャーで成功したら、これから衰退間違いない日本のプロ野球で投げなくてもいいでしょう。来シーズンは是非ローテーション投手やクローザー投手を目指してほしいです。なれます。彼なら!
金沢市民の応援に感謝 石川ミリオンスターズ、独立リーグ日本一を市長に報告(北國新聞)
石川ミリオンスターズが2年ぶり2回目のプロ野球独立リーグ日本一に輝きました。相手チームは徳島インディゴソックスでした。石川ミリオンスターズ、略してミリスタには、昔メジャーリーグでもプレーした木田優夫投手が所属しています。彼は日本プロ野球の球団4つ、米国メジャーリーグのチーム3つで投げた経歴を持っています。彼は世界中どこでも投げたいと言います。こういう野球人生も共感し尊敬できます。しょぼくてもチャンスがあっちこっちにある。そんな社会って、いいと思いませんか? だから『田沢ルール』などというモノを作った日本プロ野球界が情けなくてしょうがないのです。
本日のお酒:YEBISU PREMIUM BLACK + 宮崎芋焼酎 赤霧島