諦めなくていい・・・はず

昨日、準備してる論文を英文校正の業者さんにお願いしたので、この週末は比較的自由である。まあ、やるべきこと・・・特に新しく勉強すべきことが山積されているのでタラタラしていてはいかんのであります。学生なら「分かりません」「できません」が通用するのですが、米国で働いている時代にプロにはそれが基本アウトだと・・・まあ、１００％なんでもできるわけではないんですが、そこはそれ程度もんな訳です。がんばらないと

グローバル人材、もう無理…高校・大学の半数超(読売新聞) - goo ニュース

全国の高校２年生・大学３年生（当時）の男女４１２人と、小学校から高校までの児童・生徒の保護者６１８人が回答した。「今からグローバル化のための教育を受けても自分は間に合わない」と感じている割合は、高校生で５０％、大学生で５５％だった。保護者も２４％が「我が子は手遅れ」と諦めていた。

もう昭和の時代の教育観も変えていかないといけんと思う。教育を受ける生徒がみんな一応にグローバル人材にならなくていいんですよ。その中で優れた者がエリートとして育てば。みんな一緒にしようとするとレベルが低くて役に立たないのを量産することになります。なんか理想が高すぎるようにも感じます。あんまり高尚に考えなくてもええのにな。日本で教育受けてる限り絶対に『グローバル人材』になりえないっすよ。どうせ。
ユダヤ人ともイスラム教徒とも一緒に仕事ができて、ドイツ人の流儀を知ってて、英国人のシニカルなジョークにも反応できて、いかれたアメリカ人の若者を華麗にスルーできて、スペイン人とも喧嘩できて、中国人と巧いこと話しをつけて、フランス人といっしょにさぼれないといかん。それでいて、「この日本人はおもろいやつだ」と一目置かれないといけないです。

てなわけで、朝から獅子吼エリアでパラグライディング♪
北陸はいつまで経っても入梅しないんですが、おかげで獅子吼で飛べます。例年だと５月中旬過ぎると飛べない週末の方が多いんだけど、今日も飛べちまってる。(笑)　
１本目。Niviuk ARTIK林檎君を持ってテイクオフに上がりました。さて、ライズアップ・・・あがらん・・・特に左翼形成があかん。２回目のトライでも同じことが起こったが、かまわずリバースポジションのまま翼を引き上げ、自分は後ろを向いたまま翼を走らせた。翼が飛行を始め僕の体が地上を離れてくるんと前を向いた。ひどいテイクオフだ。w　危ないからマネしちゃダメだよ。www
飛んで分かったが、左翼が「いつでも失速しますよ」という、ひどいラインバランスだ。右にしか旋回できん。そもそもソアラブルな空域は適度に荒れている。そうなると思って、大きめの翼を使ったんだが、甘かったな。考えが・・・。
２本目。ハイエースにザックを積んだが、誰もすぐに上がろうとしない。業を煮やして、ナベさんに頼んでハイエースを運転してもらいました。今度はMacPara MAGUS XC2曲久郎君でのフライトです。今日はＫ谷さんの君臨する北の空域が戦場。とてもじゃないけど、荒れた空を中距離フライトなら、EN-B機のU-turn O2に勝てません。こっちの翼は、頭上でビョンビョンはしゃいじゃってるんで、抑えるのがたいへんなンスよ。彼と北高圧線のかかる稜線上空に出て遊んでると黄色いＭ４もやって来て余裕のフライト。この空域では最初西風が入ってたんで、そんなに高度をとれる上昇風が湧かなかったんですが、十分楽しめました。
北風がドーンと入ってくるまではね。僕は南側に流されてしまいました。少し帰路につこうかとも思ってたんで、流れに任せたっつーのもあります。そこへ黄色いＭ４も来たんだが、彼は機首を北に向けてデコ山を軽々と越えて北方向へ・・・・ついていこうとしたのが間違いだった。僕のグライダーはデコ山にぶつかった北風が起したローターに巻き込まれて、バサァァァという音をたてて全翼崩壊。ありえない角度までピッチアップして、軽くフラットに右スピン。幸い翼はシュートして目前に落ちてきた。もうこの翼でいろいろ経験したので、失速した翼にブレーキをかけるようなヤボはしない。下を向いててもだ。ブレークを引いて迎え角を上げたくなるのだが、スピードが出るまでブレークを引いてはならぬ。しかし、山が近かった。本気で山にささると思たよ。レスキューパラにも意識がいったが、主翼の回復に賭けた。
迎え角は戻り、再び滑空状態に戻ったが翼端はべろべろと潰れたまま。ロータの中なので回復のためにシェイクはせず。滑空しているとはいえ速度は十分じゃないし、スタビライザーをたぐる余裕はなかったんよ。荒れた空域からとにかく離脱。まあ、結局着陸場周辺空域も適度に荒れてたんで、上げ返す気力もなくなって、着陸に全力を使いましたでございまするよ。

本日のお酒：ASAHI ふんわり　＋　花垣　純米　米しずく