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遺伝屋ブログ

酒とカメラとアウトドアの好きな大学研究者です。遺伝学で飯食ってます(最近ちょっと生化学教えてます)。

議論できる時間は少ないっす・・・たぶん

2011-02-15 20:57:52 | たわごと
TPPで大騒ぎは日本だけ!アメリカの意向を気にせず 国益だけを考えて議論せよ【田村耕太郎コラム】(ダイヤモンド・オンライン) - goo ニュース
三橋貴明のTPP亡国論 暴走する「尊農開国」 報じられない米国の「輸出倍増計画」 「雇用!雇用!」と叫ぶオバマ大統領にとって日本は格好の標的(日経ビジネスオンライン) - goo ニュース
いろんな情報が飛び交ってますねー。僕としてはこのまま何もしなければどうなるのかの方をしっかり広めてほしいです。今までのシステムを変えてこれからどうなるかなんて分からないのが正解。しかし、このまま何もしないとグズグズの結果になるであろうことは分かります。我が国は『新興衰退国家』だそうですから。その頃に生きていないだろう人の意見が通るのが間違ってる。この国は逃げ切りを狙ってる人ほど声が大きい。
平均年齢が65.8歳で今の260万人の日本の農業人口は今後10年間で100万人減少するそうです。収入もピーク時の半分という日本の農業の将来は、このままでは暗いでしょう。一方でカロリーベースの自給率が40%とというのは嘘っぱちで、畑に出来ても収穫されず、調理されても消費期限を理由に廃棄されたりする食品をちゃんと計算に入れたら60%くらいあるんだそうだ。そもそも100%自給などありえないのだから、輸入先を確保し買えるだけの外貨を稼いでいられる状況を維持することが重要と僕には思えます。これから人口がやたらめったら多い中国やインド等の国々と食料争奪戦して勝たなあかんのですよ。今んとこ日本円は世界最強通貨なんですから強気で外へ攻めていこうよ。国債デフォルト+ハイパーインフレが来てからではなーんも出来ないんすよ。超円安になって輸出が伸びるかもしれませんが・・・そうなった時には、トヨタもキヤノンも外国企業になってるでしょうなぁ。
米国自体がTPPにすんなり入れるかさえ分からんので、米国陰謀論だけはありえないと思ってるんですけど甘いですかね。田村耕太郎さんの主張するように自国の国益だけを考えればいいんじゃないかなぁ。

本日のお酒:SELEZIONE PAOLO M. CHIANTI RUFINA 2007
コメント
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