遺伝屋ブログ

酒とカメラとアウトドアの好きな大学研究者です。遺伝学で飯食ってます(最近ちょっと生化学教えてます)。

空も地面も春らしく

2010-04-10 23:40:21 | PARAGLIDER
午前中は強風でノーフライト。風が生暖かくて飛べたとしても高度を得るのは難しそう。まあ、この暖かさのおかげで、金沢よりは少し遅めに春が来る獅子吼も花盛りでして、カメラを抱えてオオイヌノフグリやナズナ、スミレ、タンポポ、つくし達の写真を撮りました。それから桜も咲いていたのでついでに・・・・。ふれあい館前の出店で食べたいなり寿司とめった汁、美味しかったっすよ~♪
この時期、春の野の花の写真をたくさん撮れるのは、晴れてるのに飛べない日が結構あるからなんですよ。夏はほとんど獅子吼周辺の野の花を撮ることが出来ません。だって、ほとんどの場合、飛べますから。
昼すぎると、なんとか飛べそうな雰囲気になってきたんで、テイクオフに上がってみると意外なくらいに穏やかな風。これは出なきゃいかんでしょう。パイロット達は続々と準備をはじめます。でも、獅子吼のパイロットですから準備から離陸まではとーっても長い。やっと、自分も出れそうなスペースを見つけて少し遅れ気味にスタンバイ。ラインチェックを終えて振り返ると、ラインチェック前とは想像できない惨状に・・・。みんな高度を落として悪戦苦闘してる。

「しまったぁぁあぁぁ~・・・祭りが終わっとる!」

これを眺めながら待てば待つほどしょぼくなりそうなんで、さっさと離陸。やっぱりしょぼい。しょぼいながらも上昇風はあるんで、南風に任せて北に流して粘ってると、上級機の方々がやってくるので、これから逃れて流して流して、さらに流れてデコ山のおでこでグルグル粘る。粘るだけで高度は上がらない。黒毒さんが頭上に現れてするするっと高度を上げて行くのとは対照的だ。やっぱり腕が悪いんだなぁ。無線で南風が強くなってきたというので、北で頑張るのをあきらめて帰路についた。荒れた空域で翼をたたかれたり散々な目に遭ったけど、このまま着陸は悔しいので、粘れるところで粘りまくってからランディング。なんか疲れただけでスポーツを楽しんだって感じのしないフライトでありました。まあこの時期はこんなもんでしょう。
明日は午前中雨で、その後『飛べないフォロー』になると思ってるので、仕事を入れてしまいました。では!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする