滋賀県 建築家 / 建築設計事務所イデアルの小さな独り言

建築家・清水精二のブログ、何でもあり独り言集・・・。

シュウゾウ・アヅチ・ガリバー EX-SIGN展

2010年03月22日 | アート・文化
昨日は、風が強い事もあって黄砂がひどかったですね・・・。出かけようとしたら、車が砂まみれになって大変な事になっていました。給油をしようとガソリンスタンドに行ったワケですが、店員さんも昨日の車の窓は拭き応えがあったでしょうね・・。

Photo_3

という事で、昨日は滋賀県立近代美術館で開催されている「シュウゾウ・アヅチ・ガリバー EX-SIGN」展に行って来ました・・。
シュウゾウ・アヅチ・ガリバーは、滋賀県大津市の出身という事もあって、滋賀バージョン(今回の展覧会のために製作された)の作品もいくつか展示されています。

初期の頃の作品は、観る人によって少し抵抗がある(理解しにくい・・)かも知れませんが、「立つことができる」、「座ることができる」、「横たわることができる」という空間容積に応じた3つの直方体からなる構造体の内部で240時間を過ごすパフォーマンス”De-Story”やDNAを構成する4つの塩基(アデニン、チミン、シトシン、グアニン)の頭文字ATCGを用いて、DNAの組み合わせであらゆる生物を理解しようとする作品シリーズなどは、興味があって面白かったです。

一言で芸術といっても、多くの分野があります・・。私の最も興味のある芸術というのは、その作品に神秘性のあるもの(非日常性を感じさせてくれるもの・・)なのですが、シュウゾウ・アヅチ・ガリバーの作品は、数ある芸術の中でも独特の位置にあるものの一つのように思えました。

でも、こういう作品に触れて普段の思考回路をちがった方向に回すことで、物の捉え方や創造力を洗浄し直すいい機会となったのも事実です。
みなさんも、思考回路に刺激を与えてみてはいかがでしょうか・・、ちがった世界が見えてくるかも知れませんよ・・・。



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