
昨日は、友人のKさん(意匠設計が専門)が完成した膳所焼美術館-新世庵を見に来てくれました。[正確には建物をチェックするために・・]
部材の見付け寸法からチリの見せ方・寸法まで、色々と細かくチェックしてアドバイスしてくれました。
建物の悪いところを指摘され注意して貰う事は、気持ちいいものではありませんが、人の建物の事はよく目についても自分の事は見えにくい事がたくさんあるので、私は必ず建物が完成すると友人や先輩に建物をチェックして貰い、悪いところがあれば指摘して貰って、次の建物の設計に生かしていく様にしています。(建物をむやみに褒める人を私はあまり信用していまんせん・・、ダメなところをはっきりダメと言ってくれる人の言葉を信用します。)
友人のKさんも完成した建物に満足するのではなく、予習と復習をきちんと行い次の建物はさらにいい物ができる様にしなければいけないと言ってました。
そのあとは、いつもの様に場所を移して建築談議・・・。Kさんがエル・クロッキー(スペインの建築雑誌)の最新号を見せてほしいと言うので、わざわざ持って行き(これが結構分厚いので重い・・!)、それをネタに1時間ほど喋って帰ってきました・・・。
ちなみに、画像はエル・クロッキー最新号(136-137号、ワーク・システム2)で、現在スペインで最も活躍する8人の建築家による様々な試みが、美術館から個人住宅まで紹介されています・・・。