三重を中心に徹底訪城 検索「山城遺産」「セルフコラボレーション」 ペン画で歴史を伝承 時々徒然に

中世の城を主に訪城しています。三重県が多いです。百名城は96/100。総数で600城。新発見が4城です。

小浜城

2014-06-28 09:08:39 | 古城巡り

小浜城

おはまじょう

城主;小浜将監真宗(初代)、小浜民部景隆(五代)

築城時期;天文年間(1532-1555)

住所;三重県鳥羽市小浜町

標高;34m

遺構;曲輪

経緯;天文年間に小浜真宗が城砦を構え、戦国時代の志摩の先駆けとして重要な

  位置を占めていたと思われる。

   小浜民部景隆(5代)は志摩十三地頭の一人で北畠家に属し安宅船を持ち

  海賊衆を束ねる軍勢であったが、永禄年間(1558-1570)、九鬼嘉隆と鳥羽

  主水、安楽島左門などが相はかり浦城、小浜城を真っ先に攻略したと「志摩

  軍記」は記している。景隆は海上を敗走して三河国に逃れたという。

遺構;現地はホテルが建ち遺構としては認められないが、西端の神社の部分が

  一段と高く城の遺構を思わせる、と記す記述物が多い。

感想;神社の部分は規模は小さいが主郭、帯郭、搦め手など山城の体裁は整って

  いる。海に向かって標高が下がっていくとして現ホテルの位置が二の郭、三の郭

  と想定しても不自然ではない。やはり神社の部分は城の一部と考えてよいと思う。

地図;https://mapsengine.google.com/map/edit?mid=zMB0lt7eZPVw.kfXn7gkwAAkU

 

 

 



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