大人のチープシック

 

あなたは、「チープ・シック」という言葉を聞いたことがありますか？

チープシックが流行ったころ、私は二十歳くらいの学生で、あまりお小遣いもなく、これ幸いとチープシックを実践しておりました。

こんにちは！
常若美人道を提唱しているカラーコンサルタント、琴崎京子でございます。

 

チープシックとは、1975年にアメリカで刊行された『チープ・シック お金をかけないでシックに着こなす法』という本にあるおしゃれに関する考え方のことです。

これは、安ければ良いというのではなくて、ベーシックなものを大切にしようという、現代にも通じる普遍的な考え方です。

 

二十歳の頃の私は、友達とチープさを競うのが　楽しかったです。
わずか300円で手に入れたTシャツでも、あふれるほどの若さが、私を輝かせてくれました。

 

それから45年が過ぎました。

ファストファッション全盛の今、以前よりもさらに、チープシックをやりやすくなっているかと思います。

私もやってみましたが、大人が全部のアイテムをチープにまとめると　なぜか悲しい気持ちになります。

どんな洋服でも輝かせていた若さは既にありません。
そうなってくると、お値段以上ということはなくなって、お値段はお値段にしか見えなくなります。

大人のチープシックのコツは　チープよりもシックな方に比重をおいて、バッグや靴など、どこかに一点でもチープじゃない品を入れることです。

 

ではまたね
ごきげんよう

 

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