今朝6時半くらいに、夫が、虹だよー、と、起こしてくれました。
どうやら、朝早くに雨が降ったらしく、地面は濡れていて、虹が出ていました。
夫は、写真撮ろうとしたら電池切れだった!と言いながら、外で虹を見ていました。
私がのそのそ起きだした頃にはだいぶ薄くなっていましたが、こんな風に見えました。
朝から、とてもすてきな虹でした☆
夜は、レッスンの合間に教室のドアを開けたら、ドアの前にカエルがちょこんと座っていました。
教室のドアの前、と言っても、下にも建物のドアがあり、16段の階段を上ったところにあるので、…どうやって上がって来たんだろう?
カエルが王子様になる、というお話もありますから、粗末には扱えません。
と言っても跳ねるものは怖いので、大き目のちりとりを持ってきて、動かないでくれるようにお願いして、外まで静かに運びました。
小さいころ、捕まえたカブトムシやクワガタ、セミやカミキリ(今はどれも触れない)を逃がす時は、どういう訳か、
「達者でなー!」
と、言っていたのを思い出し、カエルにも、
「達者でなー」
と言って、ばいばいしました。
しかし、有名なカエルの王子さまのお話は、子供の頃から納得いきませんでした。
短くまとめると、大体こんな内容だったと思います。
お姫様がお気に入りの玉?毬?を池に落としてしまい、カエルに取って来てくれるよう頼みますが、カエルがその条件に、お城に招いてくれること、同じお皿から食事をし、同じベッドで眠ること、などを約束させます。お姫様は玉を手に入れると、約束を破って一人で急いでお城に帰ってしまいます。
お城まで追いかけて来たカエルの話を聞いた王様は、お姫様に、カエルとの約束をきちんと守るように諭します。いやいやカエルの言う通りにしたお姫様ですが、自分のベッドにカエルが飛び乗ったのを見ると、怒ってカエルを壁に叩きつけてしまいます。
すると、カエルは魔法がとけて人間の王子様になり、二人は結婚し、いつまでも幸せに暮らしました。
…なんなんだこの話。おかしい。と、小さい頃から思っていました。
しかし、最近読んだある本で、誰かが…誰の本だったかな…忘れましたが…この話についての見解を述べていました。
もともと、王子様は、性格に問題があって、魔女を怒らせて魔法をかけられた。そして、自分を壁に叩きつけるような女性と結婚しないといけなかったのは、その罰なのだ。
みたいな。
へええ。そんな考え方があったとは。
と、ちょっと、納得してしまったりもしたのでした。
ちゃんと、いろいろ大切に、生きていきましょう。