村の笛吹きの、日々のこと。

茨城県東海村のこうやフルート教室の講師、市村明日美の、ちょっと思ったことなどを、ひそかに書いています♪

たまげた!!

2016年01月02日 | 日々のこと

 明けましておめでとうございます☆

 2016年ですね!!今年はどんな年になるのでしょうか…??

 楽しみですね(^_^)v

 年末年始、いかがお過ごしでしょうか?

 私は、夫の実家に行ったり、私の実家や親戚の家に行ったり、初詣も行ったり、だいぶ、楽しく年末年始気分でした☆

 

 私の実家は、神道なのですが、かなり、古くからのお正月の儀式?しきたり、みたいなものが、とてもたくさんありまして…

 お正月には、床の間の掛け軸も変え、年神様をお祭りする場所を作ったり、お餅をお供えしたり松や榊を飾ったり、しめ縄も作ったり、蔵をきっちり施錠して戸閉めにしたり、若水取り、とか、三が日の朝は、焼いたお餅を松葉に載せ、鮭と食べるとか…いろいろあるのです。きっともっといろいろあるのでしょうが…

 で、父は三が日は毎朝着物を着ています。

 で、着物のまま、朝ごはんを食べたり、新年のご挨拶に行ったりするのですが、

 今年は、事件が起こったらしい!!

 私は夫の実家に行っていたので、後から聞いたのですが…

 父、母、妹、が、本家に新年のご挨拶に行くため、道を歩いていました。父が先頭、後ろを母と妹が歩いていたそうですが…アスファルトの道路から、舗装されていない砂利道に入ってすぐ、妹の目の前に、木片が落ちていました。

 

 ↑これ。

 よく見ると、父の、下駄の、歯。

 慌てて妹が、

 「下駄の歯が取れてるよー」

 と、言うと、

 「犬がくわえて行くと困るから拾っとけー」

 と言いつつ、ずんずん歩いて行く父。(…犬がくわえて行くか??)

 はいはい、と、取れた歯を回収して歩いていた妹、しばらく行くと、目の前に、同じような木片が落ちていました。

 更に行くと、同じような木片が、あと二つ、落ちていました。

 下駄の歯が全部取れちゃったではないか!!毎年お正月しか履かないし、だいぶ古くもなっていたのでしょう…

 

 ↑それでもがんばってずんずん歩く父!!!

 その状態ならば、ちょっと硬い草履、みたいで歩きやすいのかも、ですが、次に、下駄がパキッ!っと、縦に割れはじめました!!

 

 バキバキじゃあ!!!母も妹も大爆笑。お腹が痛くなるほど笑ったらしい。

 それでも、父は何とか、足の指にぎゅっと力を入れて、よろよろくるくるしながらも、何とか本家まで辿り着きました!!

 無事(?)本家にたどり着き、本家のおばあさんに、その下駄が壊れた一部始終の話をすると、

 「あれあれ、それでは帰りが大変だっぺ、おじいさんの履いてた下駄がどっかにあったはずだから出してきてやっぺ、履いて帰るといいでしょう」

 と、出してきてくれました。

 おじいさんの履いていた下駄…って、一体何十年前の物だ?!と、みんな、嫌な予感がしたようですが…

 ありがたく、その下駄を履いて歩き始めたら…

 何十メートルか歩いたところで、鼻緒が、ぶつっ!!と、切れたらしい!!

 

 ↑壊れた下駄を持ち、新たに壊れた下駄で、がんばって歩く父!!

 

 何とか、自宅までたどり着いたようです(笑)

 今日は、どちらの下駄も、父が、丁寧に直して、履いても大丈夫なようになっていました。

 しかし、今日は、足袋がぱっくりやぶれたらしい(笑)

 何なんだ一体(・o・)

 おかし過ぎる!!(≧▽≦)

 

 

 そんなこんなで、今年も、良い年になりますように!!

 今年もどうかよろしくお願いいたします♪