LINE 23

「宇田川らんちゅう愛好会」へのお問い合わせ 
urancyu ▲ gmail.com  (▲を@に変えてください)

まとめなければ

2020年02月29日 | 宇田川らんちゅう
連日のように続いていたイベントも昨日で終わり、やっと一段落つきました。新型コロナウィルスの拡大で3月中のイベントもどんどん取り止めになっていく状況にあって、来週からは久しぶりにゆったりした一月になるかもしれません

らん丸師匠から、宇田川先生に関する記事や手記・魚の捉え方を纏めなさい、と重い宿題を託されています。最初の依頼を受けてからもう4年ほど経ってしまいましたが、ここ数年は特に忙しかったこともあってなかなか手を付けられずにいました。コロナにあやかり、このつかの間の時間を何とか有効に使わねば

「纏め」の中で主な内容の一つが「魚筋」です。宇田川先生のグループ内で独自に扱われていた作法が魚の筋分けです。宇田川先生曰く、後に始める人の目安になるよう、あくまで魚のタイプ分けが目的だったとのこと。確かに違う、と誰が見たって納得できなければならないので、各筋の典型的な魚はその筋の明確な特徴を持っています。頭のタイプがそれぞれ違っていて、それに伴って体型も異なり、色柄にも違いが出てきます

5筋の頭はザブトン、4筋・2筋は獅子、3筋は龍。ただし、各パーツにメリハリがあって崩れてこないこと。中寸体型でサビが来る5筋から、きれいな色柄に改良された4筋は少し細身になったけれどホントに上品な獅子頭。僕個人的には4筋の獅子頭が一番好きな頭です。同じ5筋から派生した2筋はさらに細身に。だけれど、いつもブログに書いているように、こんな綺麗な肌を持ったらんちゅうは何処にもいません。4筋から派生した3筋はガラっと変わって中寸から丸手の厳つい龍。各筋の典型的な魚を並べてみると、まったく違います

以下は、僕が各筋の魚たちをイメージした動物です。雰囲気は合っていると思うんだけどなあ
(5筋:猪、4筋:狸、3筋:牡牛、2筋:白狐)



いずれにしても、宇田川先生は色々な良さを持ったらんちゅうをタイプ別にきちんと分けて、それぞれを楽しむスタイルを形作られました。各タイプの典型的な魚には歴然とした特徴差があって、飼育者に対して、あなたはどのタイプが好きですか?という簡単な質問です。もう一点、らんちゅうを飼っていない人も含めて、誰が見ても魅力を感じる綺麗な魚を作りましょう、という精神があります。当会・お披露目会で一般見学者の票を集める魚は、我々宇田川会のメンバーが投票する魚とほとんど変わりません。宇田川先生の魚は、長い飼育歴もウンチクも要らないんですよ。

さてさて、宿題に取り掛かるか。リュックが重い・・・

春が来た

2020年02月12日 | いろいろと
桜が舞ったのは一番下の息子。もちろんめでたい事ではあるのだけれど、この4月からの1年間は瞬間的に3人の大学生を抱えることになり、僕の気持ちはドシャ降りの雨

わかっちゃいたけど、さてこれからどうやって日々の生活を送ればよいのか。魚たちよ、1年を通して安いペレット一本やりで堪えてくれ。これまでと変わらないけれど



こちらは、宇田川会のお初魚をいただきに参った際に置かれていたドラフト会議枠の♂親洗面器。らん丸師匠のブログから拝借した画像ですが、洗面器のど真ん中に我が家の初代♂(跳馬くん)が写っています(2009年4月)

桜を散りばめたようなこの洗面器。今日は、迫り来るスーパー台風に怯える気持ちをひた隠して、ちゃんと祝ってやろう

ようやく冬らしくなり

2020年02月01日 | 宇田川らんちゅう
やっと平年並に近い気温になりました。昨日、岡山駅で新幹線を待っていると白いものがチラチラと。チラついた程度ですが、今年初めて見た雪です

とにかく暖かかったので、舟の水も減っているだろうと今朝は水量のチェック。案の定、それなりに水位が落ちていたので、しばらくぶりの差し水を。水温は5.1℃で、やっとこの時期らしい雰囲気になったかな

魚たちは皆、舟底でじっとしていましたが、フタを外されて差し水されて「何事?」っといった感じでした。水温が高くて、少々痩せ気味になっていないか心配していましたが、特に例年と変わった様子もなく一安心。これだけ暖かいと、冬眠期に入ってからでも水温が高い日は餌をパラっと付けるなど、ちょっと飼育のやり方を変えないといけないかな?とも考えていましたが、今の魚の状態を見る限りはこれまで通りで良いいかな、と思っています