秋の飼育に向けて

この数日でうだるような暑さだった陽気もやっと治まってきました。毎年、8月の最後の週末に弱選別をかけて池を整理、秋の飼い込みを意識しはじめます。所狭しと並んでいた舟も、南側一列（11面）に収まりました。仔引き・稚魚飼育が始まってからたくさんの舟を抱えて、何かと追われっぱなしの毎日でしたが、やれやれといったところです

まだしばらくは餌を控えた夏の飼育が続きますが、来月も中頃あたりになると本格的に飼い込む時期になるでしょうか。これからの2、3ヶ月は魚が一番化ける季節、いかにメリハリの効いた飼育が出来るかにかかってきます

一番変化が大きい3歳魚、どこまで化けてくれるか？


こちらは当歳魚（3筋）。相変わらず大きくなるごとに顔つきが変わってきます


昨年もそうでしたが、今年の夏もなかなか管理が難しかった。以前のように梅雨が明けたら、暑いけれどカラっと晴天が続く盛夏はどこへいったのやら？猛暑の上にぐずついた天候が続くので、梅雨時期よりもたちが悪くて水をもたすのがたいへんです

さてこれから当歳魚のオス・メスが決まります。水温を下げるための試行錯誤が続いています

お盆休み

今日はつかの間のお盆休み。四国犬舎さんが我が家の生育状況を偵察に

相変わらず変化の著しい3筋仔





早く涼しくなって飼い込みたいところですが、まだまだ酷暑が続くようで

当歳 → ３歳

暑いです、溶けそうに

知り合いから、3歳になると魚の雰囲気が変わってくるというけれど、本当にそうなの？と聞かれたので、当歳から写真を撮っている3歳の仔を貼り付けてみました

当歳、2歳は詰めて飼っているだけでサイズもそんなに変わりませんが、3歳になると大人の雰囲気が出てきます

当歳の11月時


2歳の9月時


3歳（今年の7月）


この仔は典型的な獅子で変わり方もそれほど劇的ではありませんが、こうやって並べてみると変貌がわかるでしょうか

舟に放り込む餌の量は当歳の時からまったく同じ。ただ魚の数を適正に減らしていくだけです