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回復中

2023年05月31日 | 宇田川らんちゅう
調子を崩した魚たちも回復してきています。大事に至らなくて良かった~

一番初めに固まった3歳魚。もうほぼ通常通りの餌を付けつつあります


エースの4歳魚たちも、もう大丈夫。今日はパラっとだけ餌を撒きました


歳のいった魚たちはもう少し様子見です。動きはかなり戻ってきました

以下は稚魚たち。1番腹は100尾ちょっとですが、尾開きの良し悪しも、もうハッキリしています


3舟に割った2番腹も今のところは順調か。しっかり尾が開いてくれるといいのですが



魚が止まった

2023年05月26日 | 宇田川らんちゅう
数日前から魚の動きが悪いと見ていましたが、昨日あたりから本格的に魚が止まりだしました。2014年以来、一度も調子を崩したことがなかったので、久しぶりに見る光景です

まず3歳の舟から始まって、今日は7歳と4歳の一舟に塩を入れたところ。もう一つの4歳舟と明け2歳の舟にもすでに兆候が出はじめていて、おそらく全舟に伝播するだろうと思っています。幸い、トップバッターの3歳舟は0.3%塩水浴で復活してきているので、それほど辛い症状にはならないだろうと思っているのですが



大方の原因は予想がついていて、やっぱりなあ、といったところ。今年は何とか乗り越えて、来シーズンも軽く症状が出て、次のシーズンからは出なくなるだろうと踏んでいます

今年の採卵はこれで打ち止めかも。幸い2腹目の数が非常に多いので、大事故にはならずに済んだと思っていますが、さてこの後どうなることやら

ハッチアウトはじまる

2023年05月22日 | 宇田川らんちゅう
昨日も夏日のような陽気で気温もグングン上昇。日曜日の朝は、金曜日の産卵から丸2日経過したことになりますが、ひょっとしたら夕方には出てくるやつもいるのでは?と心配になってきました。できれば3日間は卵の中に居てほしいので、まだ5月なのに、急遽、寒冷紗を張ることにしました。1番腹の時とはえらい違い



そのかいあってか、3日目の今朝の時点でポロリポロリとハッチアウトした仔が見えるものの、ほとんどの卵はハッチアウトの直前。今日の夕方までにはすべて出てくると思います





受精率は今一つでしたが、1番腹のように分化が進んでいない卵はほとんどなく、ハッチアウトまでの日数も理想的です。こんなに抱えてどうするんだ、というくらい上手く立ち上がってほしいなあ

こちらは100尾ちょっと残っている1番腹。上の2番腹がちゃんと立ち上がってくれたら、この1番腹を黒仔分配に出せるので楽ちんなのですが


2番腹

2023年05月19日 | 宇田川らんちゅう
1番腹からちょうど2週間で2腹目となりました。オスはよく追っていましたが、うまく受精していてくれるか





1腹目は100尾ちょっと残ったところでやっとシラス化が止まりました。2番腹の立ちあがり具合によりますが、6月上旬に予定している3番腹で今年は打ち止めのつもりです

バタバタとシラスに

2023年05月16日 | 宇田川らんちゅう
ハッチアウトして立ち上がったと思ったら、案の定、バタバタとシラスになって死んでいく仔が続出しています。前回書いた通り、白くならず飴色の卵のままだったり、目や身体は出来ているのに最後までハッチアウトしてこない卵がたくさんある時は、立ち上がったと思ってもその後にバタバタいくことが多いです

今回は水温が低かったですが、昨シーズンの経験からこの不具合が低水温や水質悪化などの外的要因によるものではないことがハッキリわかっています。この状況になると何をどう処置してもダメで、ちゃんと育つ仔(卵あるいは精子の質が正常なもの)の数は初めから決まっているのだと思います

死んでいく仔はあまりシュリンプを食べれていないようにも思えたので、ひょっとしたら口の奇形が原因か?と念のため顕微鏡写真を撮ってみましたが、どうやら口は問題なさそう






おそらく3000粒ほど産んで、まともにハッチアウトできたのは500尾ほど、どんどんシラスになっていって、現在100尾ちょっとといったところ。そろそろ止まる兆しが見え始めていますが、この後の数日間でどこまで減ってしまうかで、この腹を諦めてしまうか、何とか一舟として育てるかを見極めます