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まとめなければ

2020年02月29日 | 宇田川らんちゅう
連日のように続いていたイベントも昨日で終わり、やっと一段落つきました。新型コロナウィルスの拡大で3月中のイベントもどんどん取り止めになっていく状況にあって、来週からは久しぶりにゆったりした一月になるかもしれません

らん丸師匠から、宇田川先生に関する記事や手記・魚の捉え方を纏めなさい、と重い宿題を託されています。最初の依頼を受けてからもう4年ほど経ってしまいましたが、ここ数年は特に忙しかったこともあってなかなか手を付けられずにいました。コロナにあやかり、このつかの間の時間を何とか有効に使わねば

「纏め」の中で主な内容の一つが「魚筋」です。宇田川先生のグループ内で独自に扱われていた作法が魚の筋分けです。宇田川先生曰く、後に始める人の目安になるよう、あくまで魚のタイプ分けが目的だったとのこと。確かに違う、と誰が見たって納得できなければならないので、各筋の典型的な魚はその筋の明確な特徴を持っています。頭のタイプがそれぞれ違っていて、それに伴って体型も異なり、色柄にも違いが出てきます

5筋の頭はザブトン、4筋・2筋は獅子、3筋は龍。ただし、各パーツにメリハリがあって崩れてこないこと。中寸体型でサビが来る5筋から、きれいな色柄に改良された4筋は少し細身になったけれどホントに上品な獅子頭。僕個人的には4筋の獅子頭が一番好きな頭です。同じ5筋から派生した2筋はさらに細身に。だけれど、いつもブログに書いているように、こんな綺麗な肌を持ったらんちゅうは何処にもいません。4筋から派生した3筋はガラっと変わって中寸から丸手の厳つい龍。各筋の典型的な魚を並べてみると、まったく違います

以下は、僕が各筋の魚たちをイメージした動物です。雰囲気は合っていると思うんだけどなあ
(5筋:猪、4筋:狸、3筋:牡牛、2筋:白狐)



いずれにしても、宇田川先生は色々な良さを持ったらんちゅうをタイプ別にきちんと分けて、それぞれを楽しむスタイルを形作られました。各タイプの典型的な魚には歴然とした特徴差があって、飼育者に対して、あなたはどのタイプが好きですか?という簡単な質問です。もう一点、らんちゅうを飼っていない人も含めて、誰が見ても魅力を感じる綺麗な魚を作りましょう、という精神があります。当会・お披露目会で一般見学者の票を集める魚は、我々宇田川会のメンバーが投票する魚とほとんど変わりません。宇田川先生の魚は、長い飼育歴もウンチクも要らないんですよ。

さてさて、宿題に取り掛かるか。リュックが重い・・・

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
お神輿あがる! (らん丸)
2020-02-29 21:16:33
獅子頭も捨てたものでもないし、頭の特性を当てはめるのは難しいね!

纏め!よろしくお願いしますね!~~
歯食いしばって (Line 2)
2020-03-01 08:55:11
今年が20周年のデッドラインなので、何が何でも纏めます。

メンバーの皆さんに協力いただきながら。

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