前回、福岡伸一さんの書籍内容を引用させてもらったついで、もう一点だけ福岡さんの著書から。「生物と無生物のあいだ」(講談社現代新書)の中で、なぜ生物はこれほどきれいに左右対称なのか、について考察されている個所があります。そのからくりは、遺伝とはまったく別の次元で起こることで、ああ、ナルホドなあと腑に落ちた記憶があります
仲間内では、あるキズをもった親を致し方なく使う場合に、その親はあくまで仮腹で次の代ではそのキズをもった仔をハネる、もう少し甘くすれば3代続けて使わない、といったルール(?)のようなものがあります
「片腹」に代表される左右”非”対称(身体のゆがみ)は、何代続けたって遺伝するはずがありません。ほぼすべての生物に左右対称になる力が働いていますが、遺伝とは全然関係のないところでちょっとした不具合が生じて少しアンバランスになっているだけです
我が家でたくさんの仔を残してくれた最年長も左右”非”対称。品評会ではまかり通りませんけどね
仲間内では、あるキズをもった親を致し方なく使う場合に、その親はあくまで仮腹で次の代ではそのキズをもった仔をハネる、もう少し甘くすれば3代続けて使わない、といったルール(?)のようなものがあります
「片腹」に代表される左右”非”対称(身体のゆがみ)は、何代続けたって遺伝するはずがありません。ほぼすべての生物に左右対称になる力が働いていますが、遺伝とは全然関係のないところでちょっとした不具合が生じて少しアンバランスになっているだけです
我が家でたくさんの仔を残してくれた最年長も左右”非”対称。品評会ではまかり通りませんけどね