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NEVER TOO LATE

この年齢になって、チェロを始めた、、、、、

火天の城など

2010年05月27日 | 読書
 アンサンブルレッスンから3日しか経っていませんが、
行けるときに行かないと・・・・
水曜日、肌寒い変なお天気でしたが個人レッスンを受けてきました。
シュレーダ111,112。
ここで止まってしまっていましたがなんとかクリア。
「まあ、完全を求めたら進みませんからね~しゃにむに行きましょう」
そりゃそうだが、優しいのやらきついのやら、いつものパターンのコメント付き。

 久々に読書のこと。
この所、たまたま秀吉、信長あたりの本を読んでいます。
少し前の映画にもなった「火天の城」
その前のベストセラー「信長の棺」
そしてなぜが読んでいなかった司馬遼太郎の「播磨灘物語」
ほぼ同時に読んだのですが、意外な共通点。
この頃渡来したヴィオラダガンバを信長が聴いた可能性があるというのです。
火天の城のサウンドトラックでは、
~寂寥というか憂いの漂う壮大なオーケストラ・サウンドがゆったりと流れる。
当時、南蛮から渡来したというヴィオラ・ダ・ガンバの音色も聴こえてきたりする。~
とあります。
なんとか観なくては・・・・・・

写真は以下のサイトから

http://www4.kcn.ne.jp/~ortiz/instruments.html

ボーイングの続き

2009年12月03日 | 読書
 師走にはいりましたが個人レッスンの水曜日はなんだかゴルフ日和。
練習不足は明らかなので、うじうじしながらも思い切って
「練習に行きます」とメールして
「そうですね。お天気もいいですし、気分転換に」とお返事をいただき出かけました。

 で、やっぱり94,95はスタッカートが鍵のリズミックな曲。
ぴたっと現状で弓を止め、そこからそのまま返す動作で難渋しています。
急ブレーキをかけ止めようとすると、がくっとなってしまう、
その反動でさらに雑音がはいってしまう。
結局、急ブレーキではなく、ス~~っと止めるという感覚を教わり、
だいぶん改善しました。
「こんなんでOK出していいのかな~」とのたまいながらもなんとかパス。
実は96にも取り組んでいたのが少し加点材料にもなったようです。
「これ、わかりにくい曲だから、、、」とピアノで弾いてくださりそれに合わせていきました。
だんだん霧が晴れて来るみたいに
「この曲、なんかミステリアスでいいですね~」などと意気投合!

 写真は、ずっと前に笛子先生にお借りしていたもの。
読んでどうなるってもんではないが読んでみたくなりました。
感想は後日。



浅田次郎:見知らぬ妻へ

2009年07月08日 | 読書
 この所、本業以外の時間はチェロの練習と読書、
そして花を育てたり野菜を作ったり、、、、。
チェロはまとまった時間ができ、
やるぞという気合いが沸々と湧いてきたときに限られ、
その他は本業の合間の細切れ時間を有効活用しています。

 さて、表題の短編集にはいかにも作者らしい佳品が8編収められています。
で、ここで御紹介するのは、「スターダスト・レビュー」
かって将来を嘱望されたチェリストが
場末の酒場でピアノを弾いているといういかにもという設定。
今では世界的な指揮者となった親友。
その妻となっているチェリストが昔愛したこれまた世界的ヴァイオリニスト。
嘘みたいなできた話ですがご存じの通り浅田次郎にかかると、
なんだかほろりとしてしまうのです。
ま、結末はこれまたもう一ひねりも二ひねりもあるわけで、
読んでみてください。

うまくならない理由

2009年06月10日 | 読書
 梅雨入したらしい、のだそうです。
水曜日、笛子先生のご都合でレッスンは中止になり、
事実、終日雨が降ったためしっかり自習しました。
シュレーダー78~80
「完璧に弾けている人はいません」とのお言葉を受けて
やってやろうじゃないかという気分です。

 ただ、努力がたりないのもあるかもしれませんが、
努力の割にうまくならないのには理由があるはずです。
前々から思うのですが、記憶力+運動神経がどうもうまくいっていない。
年のせいと言うより、昔からこの辺の能力が劣っていると感じます。
まず、楽譜を早く暗譜できたら圧倒的に有利だと思うわけで、
なんとかならないかと思っていました。

 で、最近、やたら脳科学の話がマスコミをにぎわせているわけで、
基本的にそんなうまい話はないと思いつつ、
ちょっと気になってこの本(脳番地を鍛える~角川SSC新書)を購入しました。
本の説明によると
脳番地とは脳の「部位」と「機能」を同時に表わす概念で、
人間の脳は働きの異なる120の脳番地から構成されていて、
成長し育っている脳番地と未熟な脳番地があることで、
人には得意不得意が生じているのだそうです。
つまり、
苦手もやりように克服できるらしい、、、
ということで、読み始めましたが、
読んだ内容を記憶し実践できるか、、、、危惧しています。
やれやれ。

I am here 宮里藍(角川SSC新書)

2008年09月01日 | 読書
 ゴルフは一時期けっこう夢中になっていて、
チェロを本格的に習い始めてからずいぶんラウンド回数は減ったとはいえ 
気分転換、体力維持などといいながら今も楽しんでいます。
実はゴルフとチェロはけっこう共通点があると思っているのですがその事はまたいずれ。

 ゴルフをしているとなんとなく暇なヤクザみたいに思われるのがいやでしたが、
そうした視線がなくなったのは藍ちゃんが登場したおかげだと思っています。
で、ゴルフ自体も人気急上昇、流れに乗って若いきれいな女の子が
どんどん出てきてずいぶん華やかになりました。

 順風満帆だった藍ちゃんが、昨年ひどいスランプに陥ったときは、
ゴルフをしない方々でも少し心配してしまったようです。
本書では、彼女はその挫折について語っているのです。

 プロゴルファーはちょっといい成績を上げると、なぜかレッスン書やビデオに登場します。
たしかにゴルフは見ため以上に難しく、ゴルフをする人々は技術論が好きです。
そうした中で、彼女がこういう挫折体験を書いたことは貴重です。
技術もさることながら気持ち、メンタルの大切さ、
これを伝えたかったのでしょうね。

 いつも素直で前向きな宮里藍は、ゴルフを知らない人にも広く愛されています。
ゴルフはしばしば人生にたとえられますが、
ゴルフしない方々にもぜひ読んでいただきエールを送って欲しいですね。


早朝坐禅ー凛とした生活のすすめ(祥伝社新書) 山折哲雄

2008年08月14日 | 読書
 続けて読書。
その前に、ブログにはジャンルという項目がありますが、
驚いたことに宗教、教育という分野がありません。
この本はまさにそのあたりのことが書かれているのですが、
当てはまらないのです。仕方がないから最も近いと思われる言葉を探すと、
結果的にカタカナになってしまいました。
ジャンルの選択肢を見ると、韓流スターであったり、ゲームであったり、
むかつくとか、きいてきいてとか、ああ~とため息が出てしまいます。

 それはともかく、この本の冒頭は「自殺者三万人という異常事態」という
ショッキングな表題で、この本を手にした諸氏は何かしら「心」に関する
問題意識をお持ちなのだろうという書き出しで始まります。
ま、そのとおり。
で、坐禅でも組めばチェロが上達するのではという藁をもつかむ気持ちからではなく、
むやみに練習をするのではなく、集中力を養いたいことと、
ひたすら音をかき鳴らすのではなく「無音状態」というか、
「間」を意識したかったのと、もう一つはまぁ健康にもよかろうということです。
藤原真理さんがヨガをやっているということにも少し影響されているかもしれません。

 山折さんは禅僧でも導師でもないから、いってみれば勝手禅であると断り、
こちらが想像していた風景とはかなり異なった導入をされます。
具体的にはうまく足が組めなければそれでよし、雑念、妄想けっこう。
お茶を用意し、飲みながらでもいいとも。
まずは座って半分目を閉じゆっくり呼吸をすればそれでいいのだと。
後半以降は、今日の日本、日本人が抱える諸問題に言及されていますが、
それはまぁおおむねうなずける事ですからサラッと読み終え、
さっそく始めてみました。
いや、ただ見よう見まねですが、日頃そうした姿勢で座ることはほとんどないので、
実に落ち着きます。
 とにかく、やたら浅薄空疎な言葉が氾濫し、音の暴力にさらされているわれわれにとって、
朝のこの静けさは何にも換えがたい気分です。
まだ、うまく座れず、半跏趺坐もままなりませんが、続けてみたいと思っています。
 音楽に関していえば、短調の音楽が減ってきたことを嘆いておられます。
読んでみてください。

すべては音楽から生まれる(PHP新書)

2008年08月11日 | 読書
 気鋭の「脳科学者」の音楽論です。
脳科学という分野はよくわかりませんし、「脳を活かす勉強法」という題名の著者と聞くと、
なにやら眉唾っぽいものを感じるのは、僕だけかもしれませんが。
何しろ脳内には一千億個のニューロンが存在し、
つなぎ目にシナプスがあって、その間を数百の神経伝達物質が行き来している、
そしてこれらを研究しているといわれると、
僕の老化が進んだ脳内には一億個ぐらいはまだ残存しているのかしらと
不安になるわけで。
 それにしても、この方はすっかり音楽の魅力にとりつかれてしまったようです。
音楽はあらゆる芸術をつかさどり、
そればかりか生命原理と創造性の本質にも通じていると言い切ってしまうのですから。
「音楽なしで<生>をとらえることはできない」というニーチェの言葉まで引用して。
さらに、本当らしいのは、副題にー脳とシューベルトーとあることです。
難解な現代音楽でもなく、バッハやモーツアルトでもなく(もちろん言及されていますが)
シューベルトの「等身大」の「市井」の音楽に共感されています。
ちあきなおみにすら、、、、。
 
 ということで、決して難解な音楽論ではなく、
ぼけを防止するだとか、天才児を育てるクラシック云々という怪しげなものでもなく、
純粋にすっかり音楽ファンになってしまった脳科学者のエッセイと考えればいいかと思います。

巨匠達のラストコンサート

2008年08月05日 | 読書
 暑さを表現する言葉はたくさんあるようですが、やはり「猛暑」がぴったりのこの頃。
この季節、なぜか読書したくなります。
昔の夏休みの宿題の習性が残っているのか、あるいは、
緑陰で、とまではいかなくても涼しい部屋で過ごす時間が増えるからでしょうか?

 さて、この本、クラシック演奏家の最後のコンサートにまつわる(だけではない)
エピソードが丹念に書かれています。
最後のというのは本人も聴衆もそれを知ってのコンサートでありファイナルであろうけれど、
結果的に最後になった場合、ラストだろうという風に述べられています。
たしかに、指揮台で倒れたという話は少なくないですし(最近ではシノーポリ)、
クラシック演奏家は肉体的に驚くほど壮健で高齢にもかかわらず世界を飛び回って演奏を続け
あまり引退をほのめかしませんから結果的にそうなるのでしょう。
何度もやる「店じまい」じゃあるまいし、
さよならコンサートと称して、集客を狙うアイドル歌手などとは次元が違うのは当然として、
音楽にかける気迫は鬼気迫るものがあります。
カラヤン、バーンスタイン、リパッティから、昨年のロストロポーヴィッチまで、
同時代のまさに巨匠が取り上げられていますし、感慨もひとしお。

 この歳でチェロと格闘している身にとって、いつまで弾けるのかを思うことも少なくありませんから、
興味深く読ませていただきました。
書きたいこと、たくさんありますが、手に取っていただくのが一番でしょうね。


犬の老いじたく(角川SSC新書 33)

2008年04月01日 | 読書
 副題は愛犬の老化と向き合うために。

 ペットと過ごすことは、もはやブームとは言えない時代だけに、
ペットも確実に老いるという認識は強く持つ必要があります。
可愛い、癒されるといった程度の気持ちでペットを飼うのなら、
その前にこの本を読んでおくべきでしょう。

4月1日早朝、我が家のちび黒ワンコが亡くなりました。
私がチェロを弾き出すとそばへ来てじっと聴いてくれた(寝ていた)
唯一の理解者だったのですが、、、、。
大きな病気もせず、元気な甘えん坊でしたが
15歳を過ぎる頃から、白内障による視力低下、
さらに足腰が弱り、耳もほとんど聞こえなくなり、
最後は頬に腫瘍ができずいぶんつらい晩年だったと思います。
すでに二匹を看取っていますから、心構え、対応はできていますが、
この本は老化予防にも触れているところが凄い、
もう一匹でかい老犬がいますから、
少しでも健やかな老後を過ごさせてやろうと思います。
この本を紹介してくださった方に感謝。

楽団長は短気ですけど、何か

2008年02月19日 | 読書
 長谷川陽子さんのブログで紹介された本を読みました。
音楽評論家や指揮者、演奏家などが書いた評論や自伝、エッセイは数多く読みましたが、
楽団長という職業?そのものすら知りませんでした。
ご本人はオーケストラという組織の社長と説明されていますが、
オーケストラをそもそも採算のとれない中小企業と位置づけ、
何でも屋だという風にもおっしゃっています。
もともと、ヴァイオリン奏者として入団され演奏歴も長いようですから、
純粋な経営者ではなく、オーケストラやコンサートの裏表を知り尽くした方のようにお見受けしました。
当然のことながら、楽器のこと、演奏家の癖、様々なエピソードに事欠くことなく、
クラシック音楽への熱い想いも含め内容は豊富で、
かつ欄外には極めて親切な(過ぎる?)注釈が入り、
全く素人の方も読みながら音楽雑学が頭にはいるという心配りがなされています。
基本的には、表紙が全てを表している楽しい本でした。