皆さん、こんにちは。
今回は、ここのところの政治について、
自分なりに思うこと、考えることを少し。
今日の夜、新内閣が発足するようです。
結局今回も1年持たず、首相交代。
世論調査によると、民主党支持率が、V字回復し、
菅首相への期待が60%前後。
だから、「国会を延長せず選挙を早くやろう!」
という話が与党内では出てるとか。
選挙が大事なのはわかりますが、
これでは、選挙のために首相が交代し、
選挙のために政治があるようにしか私には映りません。
閣僚、党役員人事が多少若返ったからといって、
副首相だった人が首相になり、基本方針はほぼ継続で、
まだなにもしていないのに支持率がこれだけ上がる。
期待が表れている数字だとは理解しますが、
これでは、決めるだけ決めて、責任をとると言って、
あっさり辞任してしまうことが、肯定されてしまわないか。
継続する重みがないから、発言も政策も場当たり的になり、ぶれる。
そうなると、何かつまずくとすぐ首相が代わり、
結果、なにも変わらない、進まない。
欧米では、引責辞任の文化がないそうです。
「責任をとる」とは、その問題にしっかり対応し、
まず解決することをいうようです。
もちろん、解決できなければ、辞めるのでしょう。
私も、会社の経営者として、
いろいろと考えさせられます。
やはり大事なのは、しっかりした想いを持ち、
研鑽と検討を重ね、実行していくこと。
変わってもいいが、なぜ変わったかがわかること。
大きくなくてもいい、少しでもいいから、
前向きに進んでいくことではないでしょうか。
そうでありたいと今は思います。
政治というのは、選挙によって選ばれた人が行うもの。
期待してその人、その政党に投票するわけです。
“期待する”ということを、
期待する方も、期待される方も、もう一度考えるべきではないでしょうか。
今と未来を見据え、「想い」をもって。