想いをかたちに

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“期待する”ということ 新内閣

2010-06-08 | 日々雑感

皆さん、こんにちは。

今回は、ここのところの政治について、

自分なりに思うこと、考えることを少し。

 

今日の夜、新内閣が発足するようです。

結局今回も1年持たず、首相交代。

世論調査によると、民主党支持率が、V字回復し、

菅首相への期待が60%前後。

だから、「国会を延長せず選挙を早くやろう!」

という話が与党内では出てるとか。

 

選挙が大事なのはわかりますが、

これでは、選挙のために首相が交代し、

選挙のために政治があるようにしか私には映りません。

 

閣僚、党役員人事が多少若返ったからといって、

副首相だった人が首相になり、基本方針はほぼ継続で、

まだなにもしていないのに支持率がこれだけ上がる。

期待が表れている数字だとは理解しますが、

これでは、決めるだけ決めて、責任をとると言って、

あっさり辞任してしまうことが、肯定されてしまわないか。

継続する重みがないから、発言も政策も場当たり的になり、ぶれる。

そうなると、何かつまずくとすぐ首相が代わり、

結果、なにも変わらない、進まない。

 

欧米では、引責辞任の文化がないそうです。

「責任をとる」とは、その問題にしっかり対応し、

まず解決することをいうようです。

もちろん、解決できなければ、辞めるのでしょう。

 

私も、会社の経営者として、

いろいろと考えさせられます。

やはり大事なのは、しっかりした想いを持ち、

研鑽と検討を重ね、実行していくこと。

変わってもいいが、なぜ変わったかがわかること。

大きくなくてもいい、少しでもいいから、

前向きに進んでいくことではないでしょうか。

そうでありたいと今は思います。

 

政治というのは、選挙によって選ばれた人が行うもの。

期待してその人、その政党に投票するわけです。

“期待する”ということを、

期待する方も、期待される方も、もう一度考えるべきではないでしょうか。

今と未来を見据え、「想い」をもって。

コメント (2)
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