想いをかたちに

日々起こること、仕事のこと、気になること、
小さなことから気ままにつれづれに書いていきます。

4年。いい家、本物、とは。

2009-11-08 | 住まい・建築

皆さん、こんにちは。

昨日、4年間を振り返り、

私の想いについて少し書きましたが、

私がどう考えていたかというと、

社長になる数年前、松本に帰ってきたとき、

会社行事で、職人、社員の皆さんに挨拶でいったことは、

「とにかく、いい家、本物をつくりたい!」

でした。大上段で思い切って言いました。

この想いは、今も大切な一つの想いです。

しかし、この時非常に漠然としていました。

 

何が、いい家なのか。

何が、本物なのか。

 

見えてきたかなという部分もありますが、

今も常に自問自答、

そして、追い求めています。

 

住宅の長寿命化、ストック型社会

健康住宅

住宅の真のデザイン

地域性、社会性 などなど。

 

もう一つ最近感じていることは、

この時代だから、この一つの想いを

持ち続けられたのではないかということです。

 

よく、「今は大変だ。昔はよかった。」

と言うことを聞きます。

しかし、4年前は、建築偽装事件、BRICsの台頭等により、

建築、材木業界は大変に難航していました。

大変なときの私は船出をし、「よかった時」を知りません。

だからこそ、青二才ながら、

自分の想い・考えを信じ、皆さんに話しを聞いてもらい、

意見を頂き、いろいろと進めてきました。

もし、4年前が高度成長期・経済至上主義で、

それが続いていたとしたら、

おそらく私は、想いもこの立場も続けてこれなかったかも。

と考えてしまいます。

そういった意味では、この不景気も

私にとっては追い風になったのかもしれませんし、

そうしようと頑張っています。

 

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