皆さん、こんにちは。
昨日、4年間を振り返り、
私の想いについて少し書きましたが、
私がどう考えていたかというと、
社長になる数年前、松本に帰ってきたとき、
会社行事で、職人、社員の皆さんに挨拶でいったことは、
「とにかく、いい家、本物をつくりたい!」
でした。大上段で思い切って言いました。
この想いは、今も大切な一つの想いです。
しかし、この時非常に漠然としていました。
何が、いい家なのか。
何が、本物なのか。
見えてきたかなという部分もありますが、
今も常に自問自答、
そして、追い求めています。
住宅の長寿命化、ストック型社会
健康住宅
住宅の真のデザイン
地域性、社会性 などなど。
もう一つ最近感じていることは、
この時代だから、この一つの想いを
持ち続けられたのではないかということです。
よく、「今は大変だ。昔はよかった。」
と言うことを聞きます。
しかし、4年前は、建築偽装事件、BRICsの台頭等により、
建築、材木業界は大変に難航していました。
大変なときの私は船出をし、「よかった時」を知りません。
だからこそ、青二才ながら、
自分の想い・考えを信じ、皆さんに話しを聞いてもらい、
意見を頂き、いろいろと進めてきました。
もし、4年前が高度成長期・経済至上主義で、
それが続いていたとしたら、
おそらく私は、想いもこの立場も続けてこれなかったかも。
と考えてしまいます。
そういった意味では、この不景気も
私にとっては追い風になったのかもしれませんし、
そうしようと頑張っています。