想いをかたちに

日々起こること、仕事のこと、気になること、
小さなことから気ままにつれづれに書いていきます。

雪見障子の紅葉

2012-11-04 | 住まい・建築


今日は二人目の子供のお宮参りをしてきました。

食事は先代の社長の時に仕事をさせて頂いた日本料理のお店で。
今はご主人が時間が会う時に予約で開けていただくお店。

和室の雪見障子から見える自然は、季節を感じるいい紅葉の景色。
ここちいい空間。
「こういうのが、居心地がいいっていうんだね。」
と皆さんに言っていただけるいいお店でした。

季節を感じる料理も美味しく、
幸せな時間を過ごさせていただきました。






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汚水のにおい

2012-10-30 | 住まい・建築
リフォームを依頼されているお客様から、
「二階のトイレ周りがどうしても臭い。毎年臭うけど今年は特に臭い。」
とのこと。

設備屋さんと行ってみると、確かに芳香剤と汚水のにおいがします。

トイレは2、3年前にリフォームされたばかり。なのに臭い。
その横にほとんど使っていないシャワーブースがありました。
排水口を開けてみると、カラカラ。一年以上使っていなかったそうです。

排水口は水が溜まるようになっており、
封水と言って、ネズミや臭いを防ぐ役割があります。

その封水が完全に乾いてしまっていたわけです。
水を少しいれただけで、大分臭いが止まったように感じました。
特に今回の場合はシャワーブースをリフォームし設置した際、
どうやら汚水の系統の配管に、この配管をつないだようなで、
臭いがきついものでした。

みなさんの家にも使っていない排水口があったら、
いずれにしても、封水切れを起こさないよう、
月に一回は水を少し流すことをお勧めします。

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床塗装の実験

2012-10-20 | 住まい・建築


無垢の床材でカラマツやパイン、杉など針葉樹系が、
その肌触り、温かさで人気ですが、自然系の塗装をして仕上げます。
肌触りが柔らかい分、傷や汚れもつきやすいものです。
それも、自然素材の無垢の木であれば、味になると思いますが、
実際にどの位汚れるのか、液体の跡がつくのか気になります。

そこで実験をしてみました。
パインのサンプルにリボスの室内用塗料メルドスを塗装したものと、
それにつや出しのクノスを上塗りしたものと二つ用意し、
その上にクリープの液体を垂らしてみて、まずは直ぐ拭き取りました。
これは、両方とも跡は残りませんでした。
その後今度は垂らしたところにお皿を置き2時間以上おいておきました。
拭き取ると、クノスの方は全く問題なく、
メルドスのみのものも、斜めから反射させてみて、うっすら見える程度。
お客様は、「予想以上に塗装の効果がすごい。」とおっしゃつてましたが、
私も正直、ここまでの効果があるのかと思いました。
クノスを使えばキッチンなどの水まわりでも、
無垢の床でいけるかもしれません。

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一つ一つが、まちをつくる

2012-10-18 | 住まい・建築
近江八幡の街並み

先日、信州木造塾公開講座で、倉敷の古民家再生工房のメンバー、
倉敷建築工房、楢村徹先生の講演がありました。

倉敷は戦災の被害にあわなかったことから、
広範囲に伝統建築物が多く残っているそうです。
それを活かした街並みが有名です。

講演での話は、古いものをただ残すのでは意味がない。
よりいい建築いい空間を、新築で作るよりメリットがあるから再生する。
あくまで、建築家にこだわり、愛される使われるいい空間建築をつくる。

「まちづくり」は、大ナタを誰かがふるってやるのではなく、
家、建築一つ一つを街を意識してつくれば、それがいい街になる。

そうだ!そうだ!と思いながら聞いておりました。
一軒一軒、周囲を意識しながらつくる、いい建築をつくる。
それが基本だと思います。

以前に一回倉敷に行きましたが、また行きたくなりました。
そして、じっくり感じたいと思います。

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高気密住宅ならでは2

2012-09-27 | 住まい・建築


前回の続きです。
しばらく前の冬になりますが、弊社のオーナー様から、
「料理をしていると、お父さんが帰ってこれない。」
というお話がありました。
なぜかというと玄関ドアが開かないからとのことでした。
調べてみるとやはり、キッチンの換気扇を回している時でした。
弊社男性スタッフでも、換気扇が回っている時は、
ドアがビクともしないぐらい、負圧になっていたそうです。
気密性がすごくいいということですが、これでは困ります。

ですので換気扇を、同時給排気型に変えさせていただきましたら、
問題は解決しました。

空気を出すだけでなく、同時に外気を入れる機構の換気扇にしたのです。
写真は、外からみた時のものですが、二つ空気の出入り口があります。
これもできるだけ離した方がいいですので、下の写真のようにする場合もあります。



「ショートサーキット」と言って、
排気した空気をすぐ外気として吸い込むことを防ぎます。
近くなってしまう場合も様々な条件でなってしまうこともありますが、
その場合は風上、風下を判断して二つを設置します。

高気密つくるのは、ただ気密を高くすればいいだけでなく、
このようなした場合に起こることを予測したてなければなりません。

もう一つ、ペレットストーブや薪ストーブにおいて、
起こり得ることもあるのですが、
それはまた、その季節になったら、アップします。

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高気密住宅ならでは1

2012-09-26 | 住まい・建築


弊社のシステムで家を新築したスタッフから、
「玄関ドアが、急に開ける時重く感じたんです。」
という話がありました。

聞いてみると、窓など開口部を全て閉じ、
換気システムとお風呂の換気扇を回して出て来ているとのことでした。
これは恐らく、換気扇で空気が外に出され、
高気密で隙間風がほとんどなく空気が入ってこない為、
家全体で考えてみると内部は負圧になり、
ドアが重くなったと考えられます。

お風呂の湿気が気になりアパート時代のくせで換気扇を回しっぱなし、
とのことですが、外張り断熱で24時間換気をしていると、
壁体内の木が吸放湿することもあり、どちらかというと乾燥します。
それと私の体験から、お風呂のドアを開けっ放しにしておけば、
そこに湿気が溜まるということは考えにくいです。
解決策は、場合によっていくつか考えらますが、
今回の場合は、簡単なところから、まずお風呂の換気扇を止めてみて、
湿気がどうか様子を見るのがいいと思い伝えました。

まだこの辺の続きがあるのですが、また後日にアップさせていただきます。
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都会と地方

2012-09-20 | 住まい・建築


東京駅西側の風景。
皇居まで整然とした碁盤の目状の街区で、高層ビルが建ち並びます。
まさしく、見上げる街並みです。
あえて写真は横アングルで撮ってみました。

様々な歴史を積み上げ西洋の影響を色濃く反映し計画された、
まさに線引きの都市計画から作られた街と私は感じています。

まさに大都会を象徴する風景。

その高層建築、ビルはといえば、
IDカードを渡され、ゲートを抜けエレベーターで地上数十メーターへ行き、
仕事をしたり、打合せをしたり、セミナーを受けたり。
大都会の企業で働く憧れを満足してくれるものだと思います。
私も以前、六本木ヒルズの会社に打合せに行った時、
お上りさん丸出しで、感激したのを覚えています。

しかしながら、こことは違った憧れや感激や居心地も確かにあると思います。
私達、地方で建築、住宅に携わるものは、
その事をしっかり捉えておかなければいけないと、改めて思いました。
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敷地から見える山

2012-09-18 | 住まい・建築


お客様にお声をお掛けいただくと、まずお会いし、お話をお聞きします。
そして、大事なのが敷地を見てそこの場を読み取る事です。

今回はちょっとイレギュラーでしたが、いきなりお客様と敷地へ。
その場所は、八ヶ岳連峰が望める敷地。
敷地一番のこの景色をどう生かすか。
反対に、見たくない方向はどこか。
他の方角に、景色や風の抜けるところはあるか。
正確な方位はどうで、日射の方向はどうなっているか。
プランニングの糸口を色々と観察します。

もちろん、境界や上下水道の取り込み位置、
電柱電線なども合わせて確認します。

建築家吉村順三氏は、敷地に行くと、まずどこにソファをおくか。
を考えたそうです。
それだけ、敷地の観察は設計には大事になりますし、
そこからくるインスピレーションは、設計を導いてくれます。
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貴重な実体験

2012-09-14 | 住まい・建築


お手伝いさせて頂いた歯科医院さんに行きました。
今回は業者としてではなく患者として。
こういう機会はあまりないので、
患者の立場として自分の建築を体験し色々感じようと心がけます。

そして感じることは、建築はさることながら、
その建築を使うユーザーの方々が行う「しつらえ」そして、
使い方と言ってもいいかもしれませんが、
そこで行われるサービス、もてなしも大切だと思います。
まずそこで行われる生活や、仕事、行為があり、
そのことを考え設計、せこうしていくことが非常に大事だと感じます。




それと今日は予約に。
今のが調子悪いのもありますが、
やはりこれは気になります。
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地域型住宅ブランド化事業 の補助

2012-09-06 | 住まい・建築


地域型住宅ブランド化事業の補助金の申請について、
弊社が参加しているグループ「信州の森と家をつなぐ研究会」の、
説明会が長野市で行われました。

この事業は、長期優良住宅普及のための国交省所管補助金の第三弾。
今度は、長期優良住宅を建てたことない工務店が建てられるように、
工務店のグループ単位での申請、そして受理となり、
単独工務店では補助金が受けられない仕組みとなっています。

金額は、国産材50%使用以上で一軒あたり120万円。
グループ毎に補助の総額が決められ、再配分できるようになったので、
グループによっては、軒数を増やす為、
一軒あたりの金額を下げているところもあります。

参加しているグループでは、15棟分の補助が採択されましたが、
再配分はせず、満額を15棟にはいぶんするので、
工務店の数が30社以上で一社一棟になりません。
しかしながら、各々の施主さんの立場に立って考えれば、
当然補助金が少しでも多い方がよく、
ただでさえ、コストアップになる長期優良住宅に対しては、
再配分しない方がいいのかな、と私は思いました。

基本的に申し込みの先着順で優先度を決めるグループが多いようです。
まだまだ申請の詳細が国として決まっていない部分もあるようです。
手続きが煩雑で時間がかかります。
やる場合には、色々大変な部分もあるように思います。
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