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「会計参与」導入で融資優遇

2006-05-15 22:57:59 | Weblog
「会計参与」導入で融資優遇・中央三井や三菱東京UFJ 2006年5月15日 日経
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20060515AT2C0903T14052006.html
 中央三井信託銀行や三菱東京UFJ銀行が5月1日施行の会社法に盛り込まれた「会計参与」を導入した中小企業を対象に、融資条件を優遇するサービスを始めた。中央三井は倒産時などに代表者の個人財産も求める「代表者保証」を借入企業に免除する。
 三菱UFJは、通常よりも融資金利を年0.75%低くするか、代表者保証をなくすかなどの選択肢を設けた。税理士や会計士の全国組織「TKC全国会」の会員が会計参与に就いている企業を対象にする。


 先日、地方銀行に勤務する知人と会う機会があり、早速この話題(会計参与制度を導入したら融資金利が安くなるのか、費用をかけてまで会計参与制度を導入する以上、事業主に何らかのメリットがないと難しいのでは…等。)をしていたのですが、その期待に応えてくれる金融機関が現れました。
 この分野の専門家は会計参与制度の普及には懐疑的なようですが、融資金利もさながら、代表者保証を免除してくれることは、中小企業事業主にとっては大きな魅力。両行がどれだけの実績を積むことができるか要注目です。

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