1月19日
日経平均 2万3808.06円(+44.69円)
TOPIX 1889.74(+12.88)
出来高 13億9234万株
長期金利(新発10年国債) 0.080%(変わらず)
1ドル=110.69円(0.54円高)
1月15日 2万3714円 14億2170万株 2兆4901億円
1月16日 2万3951円 13億1817万株 2兆4307億円
1月17日 2万3868円 15億4140万株 2兆9364億円
1月18日 2万3763円 18億2075万株 3兆5901億円
1月19日 2万3808円 13億9234万株 2兆6798億円
朝日新聞 2018.1.19
東証は一時2万4000円超 26年ぶり
18日の東京市場では日経平均は一時、2万4084円42銭まで上昇し、1991年11月以来、約26年2カ月ぶりに2万4000円台をつけた。
利益確定の売りも出て、終値は前日より104円97銭(0.44%)安い2万3763円37銭。
SMBC日興証券の太田千尋氏は「市場環境はよく株高傾向は続く」と話す。 (大和田武士)
■株探ニュース
今週の株式市場は上値が重いながらも日経平均株価は反発、海外投資家の買いで26年ぶりに一時2万4000円を突破した。
日経平均株価は、前週比154円(0.65%)高の2万3808円と反発して取引を終えた。
週間の値幅は399円と、前週の364円から若干広がった。
ここ2週間は26年ぶりの高値圏でのもみ合いが続いているが、来週も25日から本格化する決算発表を控えて様子見ムードから一進一退の展開になりそうだ。
1月16日(火) 大幅続伸・26年ぶり高値、主力株に外国人買い
日経平均 23951.81(+236.93)
1月17日(水) 3日ぶり反落、米株安や円高で利益確定売り
日経平均 23868.34(-83.47)
1月18日(木) 続落、一時2万4000円突破も後場に値を崩す
日経平均 23763.37(-104.97)
1月19日(金) 3日ぶり反発、米株上昇一服も押し目買い優勢
日経平均 23808.06(+44.69)
■モーニングスター
26年超ぶりに2万4000円台を回復した日経平均株価だが、東京株式市場では主力銘柄を中心に買い疲れ感も漂っている。
企業の業績拡大期待を織り込む流れがひと段落し、再び手控えムードが広がりつつある。来週(22~26日)は、翌週の決算発表ピークを控え、いったん利益を確定する動きが相場の上値を重くする可能性がある。
東証が18日に公表した1月2週(9~12日)の投資部門別売買動向によれば、日本株取引のシェアの大半を占める外国人投資家は同週に現物と先物を合わせて約1兆円売り越した。
潜在的な売り圧力である裁定買い残は12日時点で2兆8670億円に上る。
3兆円を超えていた前週からは消化が進んだものの、水準は依然として高く前年同時期よりも1兆円近く多い。
このことからも、上値を追いにくい状況とみられる。
■来週の市場は/企業決算、金融政策に注目
来週の東京株式市場は企業決算や国内外の金融政策が注目される。
日経平均株価は終値で2万4000円台を回復できるかどうかが焦点。
上場企業の昨年4~12月期の決算発表が本格化。
24日に精密小型モーターの日本電産、26日に半導体基板材料製造の信越化学工業や、工作機械大手のファナックが予定する。
先端技術に強みを持つ銘柄が投資家の期待を上回る成長を示せば相場の追い風になる。
日銀が22、23日に金融政策決定会合、欧州中央銀行は25日に理事会を開く。
仮に金融緩和縮小の思惑が強まった場合、株式市場の上値を重くしそうだ。 (共同)
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朝日新聞 2018.1.17
ビール系市場/止まらぬ縮小
5社出荷、13年連続最低
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「ビール離れ」が止まらない。
ビール大手5社が16日発表した2017年のビール、発泡酒、第3のビールを合わせた「ビール系飲料」の総出荷量は、13年連続で最低を更新した。
3種類すべてが前年割れだった。
激戦が続く第3のビールでは、アサヒビールが初めてシェア首位になった。
ビール系飲料の総出荷量は前年比2.6%減の4億407万ケース(1ケースは大瓶20本換算)だった。
ビールが2.9%減、発泡酒が4.0%減、第3のビールが1.5%減で、3種類すべてが前年割れするのは2年連続だ。
酒の過度な安売りを規制する改正酒税法が17年6月に施行され、メーカーが販売店の安売り原資となる「販売奨励金(リベート)」の支払い基準を厳しくした。
小売価格が1割超上がり、「市場縮小に大きな影響を与えた」(キリンビール担当者)とみられている。
特にビールは影響が大きかった。
主要4社で出荷量が伸びたのは、「黒ラベル」の販路を関西に広げているサッポロビール(1.9%増)だけで、他の3社は3.3~6.8%減だった。
ビール市場の半分近くを占めるアサヒの「スーパードライ」も、29年ぶりに1億ケースを割り込んだ。
一方、安売り規制後でもまだ割安感のある第3のビールは減少幅が小さかった。
各社とも商品開発に力を入れており、アサヒ、キリン、サントリービールの3社がシェア3割前後で競っている。
17年は、アサヒが0.3ポイント差でキリンを上回り、初のトップに立った。
05年から首位を守り続けてきたキリンは2位となったが、3位のサントリーまで0.5ポイントの間に3社がひしめく。 (牛尾梓)
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朝日新聞 2018.1.19
チョコ 買い回りの誘惑
名古屋 バレンタイン商戦本格化
「売り上げ日本一」・「写真映え」・ブランド限定品
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2月14日のバレンタインデーに向けた商戦が、名古屋の百貨店でも本格化している。
「売り上げ日本一」のJR名古屋高島屋が地域で最も多い150店の催事場を構えたのに対し、松坂屋名古屋店は「写真映え」する商品で、名古屋三越は海外ブランドの限定品で買い回りを促す。
名駅前にあるJR名古屋高島屋のチョコレートを中心にした昨季商戦の売上高は約22億円。東京や大阪の百貨店を上回り日本一とされる。
18日の今季の開幕式には著名シェフらが登場。
ベルギーのブランド「ゴディバ」のヤニック・シュヴォロー氏は「日本で一番大きな催事」と話した。
特設売り場の店数は昨年と同じ約150。
うち初出店は約30にのぼる。
19日からの一般公開に先立って催した招待客向け販売会社は約5千人でにぎわった。
買い物袋を両手にさげた愛知県あま市の主婦、水野ゆき江さん(58)は「人気店の味は間違いない」と話した。
栄地区の松坂屋名古屋店の昨季売上高は5億円近く。
17日に設けた今季の売り場店数は昨季よりやや少ない延べ130だ。
SNSへの投稿を期待し、写真映えのするチョコ入りソフトクリームも用意した。
やはり栄地区にある名古屋三越栄店は31日から売り場を特設する。
店数は昨季より10店増やして114。
「ジャン=ポール・エヴァン」「ピエール・エルメ・パリ」など海外ブランドの限定商品を用意し、売上高を昨季より2割増やすことをめざす。 (高橋諒子)