孫の靴を買うのが役目になって ということ

上孫は１６．５ｃｍで
中孫は１４．５ｃｍで
下孫ははいはいで

中孫の靴が小さくて
イタイイタイと言い始めたら
１４ｃｍでお願いしますと母親が言うのです
１３．５ｃｍから０．５ｃｍ大きいのをというので
勝手に１４．５ｃｍを買ったら保育園で脱げて
１４ｃｍを買うことになりました

上孫も下孫も靴がきつく成ると
連絡が来ます
色指定です

あれが最後だった 放浪のことです

ちゃ太郎が居て
三人の孫が居て
ほぼ毎日が日曜日なのに
四国でうどんを食って
坂本龍馬の銅像に会ってきたのが最後の放浪でした

一人旅というのは
思えば遠くに来たものだと
つくづくと思うことが良いのです
計画はシンプルに
今日はあっち方面その程度でよいのです

今はいたってシンプルな生活です
朝五時にちゃ太郎と散歩に出て
平日であれば六時四十五分に
中孫が母親に連れられて来て
四人で朝食をして
母親は仕事に出かけて
中孫は保育園の用意と
ままごとと
これなんでしょうかいと
ピタゴラスイッチと
お母さんといっしょを見て
それから車で保育園に行くのです

車の中でデコマズの歌を二人で歌って
まともな歌を孫が歌うのを聞いて
独り言を聞いて
ときどき相槌をうつのです

そのあとで株の情報をみて
トランプ大統領と韓国のニュースに憤慨して
それを忘れて午後はちゃ太郎と散歩をするのです

土日は孫が来ない分暇なのですが
ちゃ太郎の散歩は欠かせません
一緒に放浪しようかとも思うのですが
土日だけでは思えば遠くにとはならないのです


もうああいう放浪はできないのでしょうか
頭と足と腰と目と歯がだめに成らない内は
飛び回りたいのです