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親父のグチ

ようやくピリオドか

2012-06-16 | アナログ親父の独り言
<お知らせ>「国際商科大学 タイニーラブ」の続編、「社会人コースケ」スタートしました。http://tinylovekosuke.blog.shinobi.jp/
最初、「サラリーマン コースケ」という題にしようかと思いましたが、ドラマ化したコミックと似ているので止めました。
気が向いたら、読んで下さい。

1980年代末期から始まった一連の事件に、ひとまずピリオドが打たれた。
最後の指名手配の犯人が、逮捕された。
15年以上の逃亡生活は、どんなものだったのだろうか。
己の名前も名乗れず、物音には敏感になり、心のどこかが休まらない。

人間として最低の事をしてしまった犯人。
いや、人間では出来ない筈の行為を犯した。
命は尊く、代替がきかない。
罪無き人達を、死に追いやってしまった憎き犯人。

しかし、彼らも何処かには人間としての自覚があったのだろう。
だから、逃亡生活を続けた。
自分を守る為に。
しかし、逮捕された。

彼は今、人間に戻っているはず。
彼は今、ようやく”呼吸”を始めたはず。
監獄と言う安住の地に、今彼は居る。
しかし、犯した罪は消えない。

「罪を憎んで、人を恨まず」は、犠牲者の親族には当てはまらない。
犯人は、自らの手で葬りたい。
それが、真実。

罪無き人達を死に追いやる。

原発も同じような物のような気がするのだが。
こちらの方は、いつ”人間”に戻るのだろうか。