散歩日記XX

主に趣味の話を書いているブログです。

酔った帰り道

2021-04-24 20:00:24 | いろいろ写真館
酔った勢いで、また西11丁目まで歩いて帰る。



なんか、狸小路の西のはずれの方っていいんだよね。



古めかしい感じのビルたち。







だんだん建物も低くなってくる。



ここは風情がある建物で焼鳥屋さんだったのが、無くなってしまったな。





この建物、いつも撮影している。



そして今日のひょうたん横丁。明かりがいくつか灯っている。



というところで、地下鉄西11丁目駅へ。
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20周年

2021-04-24 19:40:51 | 飲み歩き・すすきの周辺
今日、わざわざ出かけてきた理由が、私が良く行くバー「N」が開業20周年を迎えるからである(正確には4/25がそうらしいのだが、日曜日のため1日前倒しとなっている)。今、調べてみると私は2002年に初訪問しているので、19年も来ていることになる(但し、2003~4年は行ってない)。

1杯目はシャンパンをおごられる。



2杯目はお土産で持って行ったロジェグルーヴェネラブルというカルヴァドスを使った、官能的なカクテル。思ったよりカルヴァドスの味わいが弱い。



その後、ストレートで飲んでみると、香りはいいけど、味の広がりが弱めだな。綺麗な味という言い方もできるが、もう少し濃厚さが欲しい。



続いて、季の美勢(SEI)を飲む。これ、54度だったのか…。どうも激しく酔っぱらったと思ったよ。



残念ながら新入荷のアードベッグ25年は手が出ず、ボトルとケースだけ撮影させてもらう。



他のお客さんからシュークリームの差し入れ。もう、味が良く分かってないと思うが、ありがたく頂く。



というところで、一旦停滞していたお客さんが来始めたところで、席を空けて帰ることにした。昨年の19周年の時には「来年は景気よく」という話をした記憶があるが、状況は変わらないどころか、様々な面で悪化しているように思う。この先どうなるものか。私は私なりに考えて行動する。

※おめでたいはずなのに、最後が暗くなって申し訳ない。
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ここは安心して行けるところ

2021-04-24 18:15:48 | 飲み歩き・すすきの周辺
昨日行った居酒屋は客層が今一つで失敗だった。今日はその反省を踏まえて、まず騒ぐ人を見たことが無い蕎麦の「AH」へ。まだ時間が早いこともあり、先客はカウンター席に1名。私は一杯やるときには使わせてもらう座敷席へ。

燗酒を注文し、新漬(小)でスタート。



続いて、お手頃つまみ(200円しない)のさつま揚げ。生姜がすりたてで、刺激がある。



17時になり、そうでもないお姉さんから、とても感じのいいお姉さんに変わったところで(←重要)、ししゃもが到着。メニューに「ししゃも350円」とだけ書いてあるので、しみったれた小さいのが来るのかなと思ったら、サイズも割とある上に、ゴマの衣が付いていてびっくり!



ゴマの香ばしさに子持ちシシャモの身が意外とふっくらしていて、これはいいつまみだ。次は冷酒に切り替えて、牡蠣天。塩をふって食べると、結構牡蠣の味がしっかりしている。



そして締めはかけそば。今までのところ、ここのかけそばが私の理想形である。



私の後に来た客は1人、2人組で、安心感は保たれたが、お店の方が心配だったりするね。

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20210424ギャラリー巡り(2)

2021-04-24 15:44:38 | 美術・アート
■北海道立近代美術館「国貞 広重 国芳コレクション」。公共の美術館は臨時閉鎖になる可能性もあるかと思って、慌ててみておくことにした。
渓斎英泉「新吉原年中行事 五月端午軒の菖蒲 若那屋内花衣」:端午の節句など「紋日」は揚代が普段の倍になり、客が付かない場合は自分持ちになったのだそうだ。花魁が単なる娼婦ではなく、学識もあって高い地位にあったなんて話も見かけるが、そんなに容易い話じゃないよね。
勝川春亭「頼光四天王土蜘蛛退治」:ギョロ目に牙の生えた蜘蛛。とんだ化け物である。
歌川国芳「大江山酒呑童子」:酒呑童子の顔の半分が鬼に変化しかかっているという、マンガチックな演出。

歌川広重「江都名所 両国橋納涼」:両国橋の上は人人人。日本人ってパーソナルスペースが狭いよな。
歌川国芳「竹澤藤次 独楽の化物」:この人、独楽回し芸の名人として有名だったらしく、6作品にも登場していた。噴水の中で独楽を回したり、雲に乗せて独楽を回したり、ちょっとスピリチュアル入っていて危ないかも。別の作品では羽子板4本を足に台を置き、湯呑や卵をいくつも重ねてその上で独楽を回しているのだ。
歌川国芳「龍宮遊びさかなげいづくし」:タコがいろいろな道具を持つ八人芸、ウナギの木登り、フエフキダイの笛、蟹のはさみを使った紙細工、どぜう踊りなど。

歌川国芳「朝比奈小人嶋遊」:もともと大人形(頭が3mくらい)の見世物興行をやろうとしたら、ある武士が登城ルートを変えることになるので嫌だとケチをつけて中止にさせたのを皮肉って、さらに巨大な人形の前を大名行列が通るという図である。
歌川国芳「「浅草奥山生人形」異国人物と丸山遊女」:異国人物と言っても、足長人、手長人、胸に穴が開いていてそこに棒を指して運ばれる人など。
歌川国貞「浮世年中行事 皐月」:柏餅と酒樽が見える。この辺から「食べる楽しみ」というコーナーで見ていて楽しい。

歌川国貞「東都名所四季之内 両国夜陰光景」:こちらは白玉や角切りのスイカなどしゃれたものが登場。
歌川国貞「十二月の内小春初雪」:鉄鍋らしきもので、焼き芋を大量に焼いている。
歌川国貞「十二月の内卯月初時鳥」:ホトトギスとくれば、もちろんカツオである。

歌川国芳「「新良万造」鮨」:エビ、小肌の握り、玉子巻き、かんぴょう巻き。
歌川国貞「当世六玉顔 調布の玉川」:枝付きの枝豆をダイレクトに食べる女。
月岡芳年「風俗三十二相 むまさう 嘉永年間女郎之風俗」:魚の天ぷらが描かれているが、キス天かな。





■北海道立近代美術館「近美コレクション」。
田辺三重松「大沼公園の秋」:今年の一月、函館で作品を見てきたが、だんだん好きになるね。



山内壮夫「三人の娘たち」:後ろから見ると、仲間感があって、なんだかよかった。



菊池精二「輪転機」:迫力のある絵筆の跡である。



中江紀洋「私のBC330(Mater dolorosa)」:すごく肩が凝っていそうだ。



中谷有逸「碑・古事記(オオクニヌシとスセリヒメ)」:現役の作家でここで展示されるのはなかなかスゴイ。



杉山留美子「HERE-NOW あるいは無碍光」:写真じゃもう一つだが、画面から光があふれているように見える。



岩橋英遠「道産子追憶之巻」:久しぶりに完全横一列の展示である。四季、および24時間の経過を描いているのだが、あまり季節感に興味のない私でも「ああ、夏が来たなあ」というところと「夏が終わってしまうなあ」というところはしみじみするものがある。



さて、ここから2020年度の新収蔵品である。
横山大観「秋思」:日本美術院第1回展覧会出品作なのだそうだ。結構大きい。



棟方志功「海の魚貝」:かわいい感じが気に入った。



難波田龍起「生成の詩A」:何気なく上手い。



2階に上がり、現代ガラス展示へ。
松島巌「水玉文青雲虹彩器」:これは初めて見たかも。



岩田糸子「躍ぶ」:なんか3人って感じでいいよね。



山本正年「膚」:この1点を見て欲しい。で展示されていた。





近美の庭にある桜。



■三岸好太郎美術館「色彩と衝動-人物画を中心に」。
三岸好太郎「腕をくむ男」:三岸といえば、やはり赤のイメージか。



三岸好太郎「のんびり貝」:背景が青というのも多いらしい。



そして、今回気になっていたのは「描かれた南部忠平」のコーナー。
三岸好太郎「南部の跳躍」:本郷新に南部忠平の像を作る話が舞い込んだが、その時、三岸が偶然居合わせて画を描くことになったとか。これは後に150号の大作となったが、所在不明なのだそうだ。



展示室には南部忠平の幅跳びの記録が足跡として残されていた。何しろ当時の世界記録だから、信じられない距離である。



そして三段跳びの足跡もあった。展示室内の端から端まである。



今の商業オリンピックには興味がわかないけどね。

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静かな休息

2021-04-24 15:36:49 | 食べ歩き
北海道も公共施設が臨時閉鎖になるかもしれないと思い、慌てて三岸好太郎美術館へ(展示については別項で)。観覧者は私以外にはゼロ。カフェが開いているようだったので、珍しく入ってみた。



カウンターでコーヒーを注文し、外を眺めながら待つ。桑園地区の商店会・町内会で作ったマスクケースを出してくれた。美術館がこういうところと交流があるのはいいことだね。



そしてホットコーヒー。スプーンの上に乗っているのは、三岸の作品由来の小さな蝶型クッキー。ちょっとだけだが、これは嬉しい。そして、コーヒーも酸味が少なく、私好みだ。



美術館の前は知事公館の庭だが、4月28日までは冬季閉鎖である(こんなに雪が少なくても日程は変えないのだろうか)。が、さらに4月29日~5月11日も新型コロナ感染拡大防止のために閉鎖なんだそうだ。いや、公園で感染するのかね?



でも、結構な頻度でここに立ち寄る人がいて、私がコーヒーを飲んでいる間だけでも、10組近くの人が来ていたのではなかろうか。もちろん「立ち入り禁止」の立て札を見て、帰っていくわけだが。



初めて入ってみたが、なかなか感じの良いカフェであった。個人的な好みとしては、近美の新しいカフェのしゃれた感じよりも、こっちの方が落ち着くね。
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20210424ギャラリー巡り(1)

2021-04-24 12:50:17 | 美術・アート
本日は市民→富士フイルム→らいらっく→近美→三岸の5か所。近美で疲れてしまい、力尽きた。

西区民センター前の桜からスタート。特に今年はひっきりなしにこの桜を撮影しに来る人がいて、ちょっと遠く離れたところからの撮影となった。



■市民ギャラリー「第48回北海道抽象派作家協会展」。ついに最後の展覧会である。いろいろな事情で、協会が解散になるのだ。
田中季里「雪景」:12点の連作だが、季里ブルーは1点にしか使われず、雪景色とこんもり盛り上がった雪を描いたチャレンジ作品。
後藤和司「Town'20-IV」:都市の風景をモザイックな感じで表現した4連作。四角形が不ぞろいで、どこか可愛い感じがする。
田中郁子「No.56-窮屈な世界からの脱出」:色彩爆発という感じの3点だが、赤を主にした作品が一番迫力がある。
田中純也「kanto」:木と石をつなぎ合わせるように作った作品。ちょっとした違和感が興味を引く。

■市民ギャラリー「第4回バックボックス展」。
故郷II「ただ強くなりたい」:力なく倒れる少女、立ち上がり変身、ちょっと空山基を思わせるようなアンドロイドへ。なんか謎だ。
河口真由美「おどけてみせて」:E型や逆E型の変形キャンバスに明るい色彩がいい。
亀井由利「瓦解II-病める月」:白・黒・金の色彩をちらし、何かの細胞群のようでもあるし、星の光のようでもある。
楓月まなみ「流天」:氷か霜を思わせるような絵画6連作。

今日の市民ギャラリー、4つの展覧会が開催されているのだが、すべての箇所で手の消毒、検温、連絡先の記入をさせられる。ちょっとうんざりという気持ちになるし、かえって雑になるんじゃなかろうか。入口一か所に集約できないものだろうか(そうなると誰の責任かということになるが、札幌市が感染を本気で防止したいのなら、金と人を出せばいいじゃないかという気にもなる)。



■富士フイルムフォトサロン「川井靖元写真展「岳・信仰・民」」。初めて検温器がまともに作動した。6656mながら、人類未踏峰のカイラス山の写真が素晴らしい。この山は宗教的な聖地だけに、入山の許可が(表向き)出ないのだそうだ。



大通の西4丁目。どうせ中止になるオリンピック。札幌市は主催者側がやめるといわなければ、準備を止められないのだろう。



地下鉄で西18丁目へ移動。
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これは素晴らしい

2021-04-24 12:20:56 | 食べ歩き
今日はあまり胃の調子が良くないんだよなと思いつつ、ギャラリーに行くときに昭和ビルの地下を通ったら、寿司屋さんが目についた。もちろん昔から存在は知っていたのだが、かなりの人気店ですぐランチ終了になっているよなという印象が強い。

しかし、今日は入口が空いており、客が誰もいないようである。他の客がいないというのも気づまりなところがあるが、思い切って入ってみるか。ということで、入店し、カウンター席の真ん中あたりに座る。メニューは1人前と1.5人前しかないので、今日は控えめに1人前を注文。

大将と2番手の人で1人前を作るから、あっという間に到着。



一気に食べたから思い出せない魚も多いが、左から鯛?、サーモン、?、ウニ、?、?、ゲソ煮、マグロ、イカ、マグロの10貫である。椀物もついてきて、海苔の味噌汁であった。寿司の方はマグロがかなり上質、ウニもいいものを使っているように思える。昔は寿司なんてすぐ食べちゃうし、ボリューム感がないよなと思って、ちらし寿司を注文することが多かったが、ここはご飯の量もそれなりにあって満足した。私が小食になっていっているのもあると思うけど。

私の後から2名、1名と客が来たが、今日は空いているようだったなあ。他の人から離れて座ったが、カウンター席は2席ごとに仕切りができているので、その辺はきちんとしているように思う。次は1.5人前(量もあるが、魚の種類がまた変わるらしい)だな。

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