日本のウイスキーを味わう

焼肉を食べた後、琴似本通りをＪＲ琴似駅方面に進み、バー「Ｄ」へ。途中で霰が降ってきて、頭に当たる。


→寒いし、暗いしでブレてしまった。

おお、珍しく先客が２名いる。二人の間を取って、カウンター席の真ん中辺へ。今日飲むべきものは決まっており、サントリーリザーブ（１９７８～１９８７流通品）をストレートで。

　

おお、なんだこれ。味わいに重厚さはないが、非常に滑らかでアルコールのとがった感じがしない。これはおそらく保存状態も良かったことが想像される。味にはオレンジやチョコレートの風味がほんのり漂い、ストレートで飲んでも十分以上に素敵な味だ。こりゃすごいよ。

驚きを一旦抑えて、アクアビットギムレットを注文。酸味の効いた味でわれに返る。



３杯目はアラン18年。重厚さはないが、まさにオフィシャルの18年ボトルという感じ。上質である。



最後に「リザーブ良かったです。今はこんな味じゃないですよね」と聞いたら、マスターが「今はこんなに美味しくないと思いますね」と身もふたもないことを言っていた。でも現行ボトルでいいから、ちょっと買ってみたくなっている私である。

帰りがけに某店をのぞいてみたら、結構な客がいたので退散。まだ、私の理性が残っていたようだ。

閉店３００

「閉店」したお店シリーズ、記念すべき（いや、記念しちゃいかんか）300回はこの店である。隣のバーのマスターに伺ったところ、閉店してしまったそうで、次は韓国料理店が入ることが決まっているそうだ。

東京出張が続いて辛かった時に、この店に飛び込んでホッとした記憶がある。もう一度、来たかったです。

寒い春

本日は仕事を終えてから、訳あって琴似の街中へ。仕事を終えた時間帯でもまだかなり明るいのは嬉しいが、なかなか以上に寒い。さて、金曜日の夕方時間はどこで夕食をとるべきだろうか。



まずは、最近オープンした店に行ってみたところ、予約も含めて満席なのだとか。現在、オープニングフェア中とはいえ、繁盛で何よりである。その他、いくつかの候補も想定していたのだが、すぐ近くの焼肉店「Ｏ」の席が空いているようだったので、吸い込まれる。

二人掛けスペースをビニールシートで区切ってあるカウンター席に座り、ハイボールを注文。通しはキャベツゴマ塩タレである。



奥の方に４人くらいのグループ、他に２人組がいたと思うが、換気の良さからして、焼肉店は比較的安全と思われる。まずは塩ホルモンハーフ、豚サガリハーフ、焼野菜を注文。





かなりの火力を放つ炭火で焼いて行こう。



玉ねぎやピーマンは形状が焼きづらいのだが、火力が強いせいで、まあまあストレスなく焼けるね。肉は様子見でハーフで頼んだところ、やはり物足りなく、牛サガリ、味付けジンギスカンを追加。飲み物もなんこ（芋焼酎）をロックでもらう。



牛サガリは今日一番の高価格なので、立派な肉が来た。内臓肉だが、十分満足な味と質である。



味付けジンギスカンはかなり全体が絡まっており、ほぐれ難かったが、味はいい。



量的にもこれで十分だなということで、勘定をしてもらう。一時、外は吹雪になっていたようだが、やんだタイミングで次へ。