散歩日記XX

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20210424ギャラリー巡り(1)

2021-04-24 12:50:17 | 美術・アート
本日は市民→富士フイルム→らいらっく→近美→三岸の5か所。近美で疲れてしまい、力尽きた。

西区民センター前の桜からスタート。特に今年はひっきりなしにこの桜を撮影しに来る人がいて、ちょっと遠く離れたところからの撮影となった。



■市民ギャラリー「第48回北海道抽象派作家協会展」。ついに最後の展覧会である。いろいろな事情で、協会が解散になるのだ。
田中季里「雪景」:12点の連作だが、季里ブルーは1点にしか使われず、雪景色とこんもり盛り上がった雪を描いたチャレンジ作品。
後藤和司「Town'20-IV」:都市の風景をモザイックな感じで表現した4連作。四角形が不ぞろいで、どこか可愛い感じがする。
田中郁子「No.56-窮屈な世界からの脱出」:色彩爆発という感じの3点だが、赤を主にした作品が一番迫力がある。
田中純也「kanto」:木と石をつなぎ合わせるように作った作品。ちょっとした違和感が興味を引く。

■市民ギャラリー「第4回バックボックス展」。
故郷II「ただ強くなりたい」:力なく倒れる少女、立ち上がり変身、ちょっと空山基を思わせるようなアンドロイドへ。なんか謎だ。
河口真由美「おどけてみせて」:E型や逆E型の変形キャンバスに明るい色彩がいい。
亀井由利「瓦解II-病める月」:白・黒・金の色彩をちらし、何かの細胞群のようでもあるし、星の光のようでもある。
楓月まなみ「流天」:氷か霜を思わせるような絵画6連作。

今日の市民ギャラリー、4つの展覧会が開催されているのだが、すべての箇所で手の消毒、検温、連絡先の記入をさせられる。ちょっとうんざりという気持ちになるし、かえって雑になるんじゃなかろうか。入口一か所に集約できないものだろうか(そうなると誰の責任かということになるが、札幌市が感染を本気で防止したいのなら、金と人を出せばいいじゃないかという気にもなる)。



■富士フイルムフォトサロン「川井靖元写真展「岳・信仰・民」」。初めて検温器がまともに作動した。6656mながら、人類未踏峰のカイラス山の写真が素晴らしい。この山は宗教的な聖地だけに、入山の許可が(表向き)出ないのだそうだ。



大通の西4丁目。どうせ中止になるオリンピック。札幌市は主催者側がやめるといわなければ、準備を止められないのだろう。



地下鉄で西18丁目へ移動。

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