週末シフト（３）

何しろ一週間ぶりの外飲みである（普通の人はもっと少ないの？）。何となくもう一軒行きたいような気がしてさまよってみたものの、見るからに混雑している店もある。外から見てうっすら人影が見えるときもある居酒屋「Ｆ」の席が空いているようだったので、入ってみることにした。



幸い、テレビ側に数人の人がいたが、手前の席が空いている。酎ハイと春雨・竹の子の炒め物でスタート。



何か春めいてきたなあ。わさび菜のおひたしを注文。



酎ハイをお代わりして、オーソドックスに鳥串も食べておくか。ちょっと一軒目は食べ足りなかったからね。



最後に鶏軟骨を頼もうと思ったら、前の客の注文で品切れ。がらっと方向を変えて、久しぶりの納豆豆腐を注文。これ、わさび醤油と海苔・葱の薬味が絶妙なんだよね。



ということで今日はこれにて終了。野球ファンの悲痛な会話がこだまする店なのであった。

週末シフト（２）

２軒目は先日飲んだ酒の味が忘れがたく、バー「Ｄ」へ。そしてすかさず、そのサントリーリザーブ（１９７８～１９８７流通品）を注文。



やっぱり綺麗な味で素晴らしいウイスキーだ。

２杯目は紅櫻蒸溜所の9148 ＃0396SAKURAにしよう。桜の香りとほんのりした甘味（昆布が入っているのだそうだ）が感じられる。

３杯目は「なんかいいの無いですかね。スウェーデンのウイスキー（今月のメニュートップ）は今一つピンとこなくて」と勝手な相談をしてみたら、バランタイン21年が登場した。飲んでみるとマイルド＆上質という言葉が頭に浮かぶ。やはりさすがの実力を見せてくるね。

ちなみに響21年もあったが、そちらは4000円超ということで、手が出ない…

ということで、いい酒を楽しんで終了。先客２名がいたが、すぐに帰ってしまったので、落ち着いて飲むことができた。

週末シフト（１）

最近は息抜きに水曜日あたりに飲みに出ることが多かったが、今週は金曜日に出かけることになった。とはいっても、本来はカクテルの会が開催される予定だったのだが、１週間前に今日を予見した主催者の慧眼により、中止となったのである。

しかし、すっかり飲む気分になり、水曜日もおとなしくしていた私は仕事を終えると外に出た。歩くこと約20分、１軒目は久しぶりとなる居酒屋「Ｔ」だ。カウンター席に座り、燗酒を注文。通しはイカと海苔ときゅうりの酢の物、煮つぶだ。



刺身盛合せを頼んだところ、左から不明（鯛？）、マグロ、タコ？、シマアジ、桜マスルイベ、不明と今日は賑やかに６種がやってきた。鯛っぽい魚は薄切りで程よい歯ごたえ。タコのようなもの（白い身しかなくてホント分からない）は強い歯ごたえがある。マグロは少しの酸味で落ち着いた味わい。一番右の謎の魚はホッケのような脂にも感じるし、カレイの縁側のようでもある。…まったく無知蒙昧な感想で申し訳ない。



次は春のメニューの中から竹の子を天ぷらにしてもらった。ちょっと一人には量が多かったが、いい香りにするところを食べる。塩味が基本だが、ちょっとだけ醤油をつけるのもいけるんだよね。



というところで、実はそこそこ店が混みだしたので、慌てて勘定をしてもらう。やっぱり、団体客（４、５人だったが）のくる店は落ち着かないな。しばらくここは控えるようにしよう。感染対策はパネルや消毒液も大事だが、「客を選ぶ」「少人数限定」が非常に重要に思える一人飲みオジサンでした。